歴史に縁の有る花?
[キキョウ]
梅雨開けまじかなので有ろうか、最近天気が続くのでそろそろ宣言が出されるかも知れない。四国は既に宣言されていて、昨日は九州と山口県が梅雨明けした。いずれも梅雨の期間が非常に短くて、今後、渇水も予想されるのだが?
キキョウの花は秋の七草の一つなのだが、実際は早くから咲いている。また、日本には古来から有った様で、万葉集に出てくる「アサガオ」はキキョウの事で有るとの説が有力で有る。キキョウの花は女性的な感じのする花でも有る、もしキキョウと言う名前の女性がいたとしたら、何か優しそうな人ではないかと想像すらする。
購読しているメルマガに山と自然の旅(全国開花・自然情報)と言うものがあるのだが、2008.7.5号に谷性寺・ききょうの里(京都府亀岡市)の事が出ていた。明智光秀ゆかりの谷性寺では、花数は多くないが明智家の家紋でもあるキキョウが、7/3現在、5分咲き一方、ききょうの里でも同程度で、見頃は来週になりそうだピンクや白のキキョウの花も咲き始めてきたとの記載が有った。
また、別に購読している花の名所案内マガジンには、京都市内の東福寺(天得院)、廬山寺、智積院、妙心寺退蔵院等もキキョウが見ごろを迎えているとの事が記載されていた。廬山寺は紫式部の住居跡に有り、源氏庭と言う庭園には源氏物語に登場する花、アサガオに関連させてキキョウが植えられている。また天得院は通常は非公開なまで有るがキキョウの花が庭園に咲く、6/13〜7/17までが特別公開される。これらの寺を調べて見ると家紋と言うか寺の紋が桔梗紋で有る。キキョウ寺でInNetで検索をして見ると静岡県の森町に香勝寺と言う所が日本三大桔梗寺の一つと言う事で有る。森町は森の石松の出身地として有名だが。
キキョウの花の別名はオカトトキと呼ばれるが、清和源氏の流れを汲む一族(土岐氏等)の家紋として選ばれた一つの一因となっている。戦国時代末期の武将の明智光秀が桔梗紋を使っていたから、特に桔梗紋は明智氏のものと思われがちで有るが、元々は土岐氏一族の家紋で有ったので、その支流の明智光秀が使ったとされる。他にも江戸城を作った太田道灌(清和源氏の流れ)も使ったとされるが、花弁が細いものだったそうだ。また、加藤清正も使ったとされるが、豊臣秀吉から讃岐の領主で改易された尾藤氏の使用していた桔梗紋を使う様にと言われそれを使ったとの事で有る。更に、幕末の頃に活躍した坂本竜馬も桔梗紋を使っていたと言うことであるが、坂本家は明智一族と関わりが有る為に使われたとの事で有る。
この様にキキョウの花は歴史に登場する人物が多いのだが、何故か紫式部、太田道灌を除いたら、明智光秀、加藤清正、森の石松、坂本竜馬等は無念の死を遂げている様な気もする。森の石松は別として、何か家紋と因縁めいたものを感じる。
全体の姿
花は五裂した星型で雄シベ・雌しべは五本あるのが分かる。また花びらには紫色の筋が入っているのも特徴で有る。蕾は色紙でおった風船の様にも見える。
花の拡大
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キキョウ
キキョウ科キキョウ属
Platycodon grandiflorus
日本全土の山野の日当たりの良い場所に分布する多年草。草丈は50〜100cm程度となり、古くから、知られていた植物で有る。また、生薬として咳止め、喉の薬等に使われたらしいのだが、根等に含まれる成分のサポニンが有効で有るとの事。このサポニンは昆虫にとっては有害で有る為にキキョウは昆虫からの食害を守っている。花は6〜9月頃まで星型の青紫色のものを咲かせる。また、花の咲く前の蕾は風船の様で、Balloon flowerと言う英名が有る。園芸種としては、白色、ピンク色等の花色も有る。トルコギキョウと言う花は別属で有る。





