皮膚の敏感な人は注意
[プリムラ・マラコイデス]
これから咲く花で、プリムラは園芸種の花としては、もっともポピラ−な花だろうと思う。プリムラには、多くの種類が有るのだが、プリムラ・ジュリアン、プリムラ・マラコイデス、プリムラ・オブコニカ、プリムラ・ポリアンサの四っが最もポピラ−な品種で有ろう。サクラソウ科サクラソウ属に分類されているが、世界にはサクラソウの仲間は500種以上確認されていると言う。
春に咲く日本サクラソウもこの仲間で有るが、最近は自生しているものは少なくなって来ている。中国地方では点々と自生地が確認されていて、鳥取県西部、岡山県北部、広島県北東部、北西部等に見られる。
略して、マラコとかメラコと呼ばれることのあるプリムラ・マラコイデスはプリムラの中では豪華な感じのする花で有る。綺麗な花には棘が有ると言う話になるが、綺麗な花を咲かせるものには時々有毒物質が有るものが有るが、何かで読んだ気がするのだが、この花で、被れ易い人がいる?
しかしながら、マラコイデスで、よほど皮膚が敏感でない限り皮膚炎はおこさない様子で、最近は品種改良されたものも有るので、ほとんど皮膚炎を起す事は無い様だ。皮膚の被れは、茎葉の細かい毛に、「桜草皮膚炎」を起こさせる抗原物質「プリミン」を含むものがありこれが原因物質らしい。プリムラの品種の中では、オブコニカが最もプリミン含有量が多く、被害も多発しているとの由。
従って、オブコニカの場合は、肌の弱い人や過敏な人は、直接手で触れてはいけないそうだ。なお、オブコニカの園芸品種「タッチミー」「リブレ」などは、プリミンの含有量が少ない。オブコニカ以外のプリムラ類では、「桜草皮膚炎」の被害は聞かないようである。
全体の姿
花の拡大
*******************************************************
プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属
Primula malacoides
中国原産の多年草でヨ−ロッパで園芸用に品種改良された(耐暑性が低いので園芸種としては一年草扱い)。和名はケショウザクラ或いはオトメザクラと呼ぶ。草丈15cm程度で、花茎に多数の花を輪状に数段付けた房状の花序からなる。花色は白、ピンク、紅、紫色等が有る。





