ペンキで書かれた標識??
[トリアシショウマ]
宮島の弥山の原始林に有る通称[四宮コ−ス]の登山道に赤ペンキで標識された樹木や岩が有るのを、環境省、県教委が調査を開始したと、報道された。
登山道の樹木等に、こうしたペンキ等を塗布したものは宮島に限らず、あちらこちらの山に見られる。目印を付けた人は悪意を持って付けたわけでは無いと思うが、むやみやたらとスプレ−で印を付ける人が居る事も確かで悪質なものでなければペンキで記載すると消えない等の事が有りコ−スを利用する登山者にとっては意味を持っているが、やたらとやられているとうんざりもする。宮島の場合は、国の特別史跡や特別名勝となっている地域内で有る事などから問題視された訳で有る。指定地域内で標識等を設置する場合は環境省の許可が必要とされるとの事で有る。
山道をこの時期歩いていると、風にユラユラと揺れる白い花序を持つショウマ等に会う事が多いのだが、○○・ショウマと名の付く植物が多くて、中々判断に苦しむ。ショウマと付くチダケサシ属に分類されるものには、アカショウマ、アワモリショウマ、ヤマブキショウマ、トリアシショウマ、ヒトツバショウマ、オオバショウマ等〃が有り分かり難い花で有る。
ショウマは漢字で升麻と書くのだが、漢方薬でキンポウゲ科のサラシナショウマの根から作られるものを升麻と呼んでいる様で、花の姿が似ているチダケサシ属の花にも使われた様で有る。
夏に最盛期を迎えるキレンゲショウマ、レンゲショウマと言うキンポウゲ科の花があるのだが、こちらは全く花の姿はサラシナショウマとは異なっているのだが葉の付き方が似ているとして付けられた。またキンポウゲ科の春に咲くルイヨウショウマはサラシナショウマに類似した葉を有する事から類葉升麻と名前を付けられたものが有る。和名の場合はややこしくなってしまう。
全体の姿
花は、7月〜8月にかけて白い小さなものが、茎の先端に垂れさがる様な感じで付く。花の一つ〃は五弁状で花序を形成して沢山付いているのだが、花茎も枝別れして垂れ下がる。アカショウマと言う良く似た花が有るが、こちらは花序があまり垂れさがらない。花の萼は小さくて、先端が細った感じで、花弁は小さなしゃもじ形に見える。
花の拡大
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トリアシショウマ
ユキノシタ科チダケサシ属
Astilbe thunbergii var.congesta
アカショウマと良く似ている。私の所有する図鑑には、北海道から中部地方までに分布すると記載が有るのだが、中国地方の大山等のやや日本海側の山地にも有る多年草。鳥足升麻と漢字で記載するのだが、葉の出方が茎から三分伎して葉柄に小葉が付く様子が似ているからだと言う。





