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人名見たいな花の名前

ツクシマツモト


梅雨明けを思わせる様な晴れ間が続いている。そして大変暑くて、今年は昨年に比較すると熱中症の症状を訴える人が3~5倍と増加している。水分補給と涼しい所で体を休める事が必要である。

山野で見かける花の中で鮮やかな朱色の花にフシグロセンノウが有る。また自生しているのは見た事も無いのだが、マツモトセンノウの花も同じ様に濃紅色の花を付ける。九州の阿蘇地方にしか自生していないツクシマツモトもセンノウの一種でマツモトセンノウの母種になった様だ。江戸時代の頃から花の栽培が行われているので古典園芸種とも言えるかも知れない。

しかしながら、この花の名前が筑紫に咲くマツモトセンノウと言う事で付けられたので有ろうか漢字で記載すると筑紫松本となりまるで、人の名前或いは地名の様な名称となっている。

阿蘇の山野には、ヤツシロソウ、ハナシノブ、ツクシマツモトの阿蘇固有の花が自生している。未だ自生種は見た事が無いのだが九重山麓のくじゅう野の花の郷等で一部植栽されているものを見た。

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全体の姿

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花の拡大

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ツクシマツモト
ナデシコ科センノウ属
Lychnis sieboldii

日本では九州の阿蘇地方の草原等に自生する多年草。花色は鮮やかな朱色やピンク、白等が有り6~8月頃に花を咲かせる。環境省レッドデータブック絶滅危惧ⅠB類、熊本県希少野生動植物に指定されている。

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ギョっとした。

ツクシカラマツ

天気が回復して梅雨明けを思わせる様な状況となって来た。しかし、からっとした暑さでは無く湿度が高い為か蒸し暑い。やっと、自宅の外壁の塗装工事も終了したので少し外回りの清掃と雨が降ったりした為工事が二週間以上かかったので庭の雑草やビョウヤナギ等の花も終わったので少し刈り込んでやろうと半日かけて実施した。

暑くて汗が滴り落ちる感じで有ったのだが、ビョウヤナギが繁りすぎていたので刈り込みをしていると、大きな蜂の巣が出来ていた。蜂は幸い居なかったので、草々に蜂避けスプレ-を噴射して蜂の巣を遠くから壊して暫く様子を見て見る事にした。形が逆さになった徳利状態で調べると作り始めたスズメバチの巣だとの事でちよっとギョっとした。残念ながら写真には納めなかったのだが、結構縞模様が入って美しい姿をしていた。こんなものは早く駆除して置かないととんでもない事になる。

先日の土曜日、広島市立植物公園へ出向いたが紫陽花展が開かれていた。色々な色合いのものが展示されていた、日本庭園の有る付近では、外国産のアナベルが満開で有った。花菖蒲が池の中に植えられていて、大勢の人が写真を撮っていた。私は人の少ないロックガ-デンを散策していると、イブキジャコウソウとツクシカラマツの花が満開だったので、そちらで写真を撮影した。

漢字で筑紫落葉松と書くのだが、九州の筑紫(現在の福岡県)等では自生地は無いので、園芸品種として作出されたのが九州の筑紫だったのでは?と言われている。匍匐枝を出して地を這うように広がり、種をつけず地下茎で増殖する。茎の上部で細かく枝分かれした繊細で弱々しい枝の頂部に唐松の葉のような形の淡い紫色の花をつける。

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全体の姿

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花の拡大

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ツクシカラマツ
キンポウゲ科カラマツソウ属
Thalictrum kiusianum

日本で古くから園芸品種として栽培されている宿根性の多年草。ムラサキカラマツとヤクシマカラマツの交配種だと考えられている。6~7月頃に草丈8~12cm程度になり円錐花序に淡紫色の花?を付ける。花径1cmに満たないほどの花は花弁がなく、細長い花弁のように見えるのは、長くやや太い紫色の花糸をもった多数の雄しべで、線香花火のように放射状に広がっている。

今頃名前が分かった花

マルバストラム

梅雨の晴れ間が数日続いているが、梅雨前線が北上した為、南から暖かな空気が流れ込み6月としては異常な気温を各地で記録している。私の住む広島県西部でも、一昨日は34℃を越える気温が記録され、昨日も33℃を越えた。こんな、気温が記録されると、今年の夏の気温がどうなるのだろうかと少し心配でも有る。節電が叫ばれているのだが、果たして実行可能なのだろうか都市部での大停電が少し心配で有る。

最近、家の外壁の塗装をやって貰ったが、丁度、梅雨の期間と重なって工事が予定より大幅に遅れてしまい家の周りに塗装工事の為に足場を組んでいた為に、庭にも満足に二週間程出る事が出来なかった。やっと工事が終わり足場も撤去されたので、雨水のかかり難い所に植えてある植物に水やりをした。

本日取り上げた花は、以前から観賞用のイチゴだと花を植えてくれた業者の方に言われていたのだが、先日、植物公園に出向いた折に全く同じ花が有り、やっとマルバストラムと言う名前のアオイ科の花で有る事が分かった。

正式にはマルバストラム・ラテリティウムと言うらしいのだが、流通名としてはマルバストラムで通じるらしい。しかしながら、マルバストラムと言う名前は、エノキアオイと言う花にも付いているらしいので間違えるかも知れない。

この花は繁殖力が強くて結構、植えた場所から蔓を伸ばして、他の植物を駆逐している様にも見える。弱い植物はやられてしまい残念ながら一緒に植えてあったものが絶えてしまったものも有る。

蛇足で有るが、今回世界遺産として登録された小笠原諸島にエノキアオイが帰化植物として入っているらしい。テレビのニュ-スで報道されていたが、野生化した山羊等の問題が、世界遺産登録にも少し問題となった様だ。世界遺産は後世に残す人類共通の宝ものであるのだが、環境が俗化されてしまう事だけは避けなければならない。日本で世界遺産として登録されている屋久島の縄文杉が観光客の為にかなり痛んで来ていて、入場制限をするか否かの議題が地元の屋久島町で取り上げられ、今回は否決されたらしい。世界遺産登録で観光客の誘致が先決か、保護が優先かを良く考えていかないと何のための世界遺産なのかと言う事にもなろう。特に、自然遺産の場合は、外来生物の持ち込みに対して十分な配慮が必要となる。

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全体の姿

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花の拡大

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マルバストラム・ラテリティウム
アオイ科マルバストラム属
Malvastrum lateritium

南米のアルゼンチン、ウルグアイ原産の多年草。別名は枝垂れ芙蓉で比較的に耐寒が有り蔓性で繁殖力も旺盛。花期は6~7月頃にピンクの5cm程度の花が多数咲く。今回、世界遺産に登録された小笠原や沖縄等の暖かい地方に帰化して分布しているエノキアオイに良く似ているが、エノキアオイの花色は淡黄色で小さい。しかし、どちらもマルバストラムと名前が付いているので間違いやすいかも。

そろそろ夏の暑さが

エゾスカシユリ
      ヒメサユリ


夏至も過ぎてそろそろ本格的な夏に近づいて来た。昨日は気温が高くて各地で真夏日となった。梅雨前線が北上して、夏の暑い空気が日本列島に向かって流れ込んだ為なんだそうだが、特に日本海側等はフェ-ン現象により気温が上昇したらしい。中国地方でも、山陰の鳥取市、米子市等では、35℃を越える猛暑日となったとニュ-スで報道された。

気象庁が最近発表した向こう3ケ月の予報では、今年の夏も厳しい暑さとなるとの事で有るが、東京電力福島原発等の事故の影響或いは他の原発の稼働率低下により電力供給が不足する事が起きる可能性が高く、節電が呼び掛けられている。

東日本大震災の復興もボチボチと言った感じで始まって来ているが、政府の対応がかなり遅れている。復興を最優先にすべきで有るのに対して、与党の民主党を軸とする政権とその内部の不協和音、総理大臣の姿勢や野党の自民党、公明党、みんなの党等の政府への協力姿勢欠如等が絡んでなかなか進んでいない。国会も延長はされたが、総理の退陣論が絡んで複雑な様相を呈している。

政治家のやる事は、口先ばかりだとの印象が益々最近は強くなって来た。少なくとも早く震災の復興を前進させないと、被災された人達に取っては死活問題なのだが........

新聞に広島県の世羅町に有る百合園のユリが見頃を迎えていると報道されていた。この時期の山野の百合にササユリが有るが、今月始めに出向いた六甲山高山植物園に、エゾスカシユリとヒメサユリが咲いていた。これらも北海道の原生花園や東北地方の山野に咲く百合で有る。

スカシユリは、本州の紀伊半島以北、日本海側では新潟県以北に分布するもので有るが、園芸種としてもスカシユリも有り、これらを改良したアジアンティックハイブリッドの百合もユリ園等では多く見られる。スカシユリは千葉県、新潟県等ではレッドデ-タ-ブックに絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されているらしくてあまり見られないのかも知れない。また、この変種のミヤマスカシユリ、ヤマスカシユリもやはり少なくなっている様だ。エゾスカシユリは日本国内では北海道のみに分布し、スカシユリと近い種類とされていて、スカシユリと比較すると花柄、蕾等に綿毛が多い。

一方、ヒメサユリは昨年は「くじゅう野の花の郷」の山野草園にヒメサユリが沢山咲いていたのを見たのだが、元来、新潟県、福島県、山形県の限られた山地に自生する百合で有る。新潟県、福島県、山形県の3県の県境地帯の丘陵地~山地帯に分布北限は山形県温海町付近から東、北村山地域、東限は福島県伊達郡桑折町付近、西限は新潟県長岡市東部の五百山、南限は福島県南会津群伊南村~福島県境の浅草岳で、垂直分布は、新潟、山形の海岸近辺の標高50メートル程度の丘陵から標高200-800メートルの山地帯に多くの自生が見られるが、吾妻山、飯豊山、朝日岳、守門岳などは標高1500-2000メートルの高山地帯でも自生するとの事だ。

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エゾスカシユリ

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ヒメサユリ

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エゾスカシユリ
ユリ科ユリ属
Lilium pensylvanicum

北海道からカラフト、シベリア等に部分するスカシユリの近縁種。日本ではワッカ原生花園が最大の群生地とされている。スカシユリはユリの改良の母種として使われる事が多いのだが、スカシユリの特徴である花びらの付け根付近が空いている。6月から7月ごろ、橙朱色にそばかすのような斑点がある花を咲かせる。花柄やつぼみには白い綿毛が有る。花弁のあいだに透き間があることから。アイヌ語では「マサロルンペ」と呼ばれ、鱗茎が食用にされて来たと言う事だ。

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ヒメサユリ
ユリ科ユリ属
Lilium rubellum

オトメユリの別称で、こちらの方が良く使われている。宮城県、新潟県、山形県、福島県の山域に分布し、吾妻山、飯豊連峰等に自生している。希少種で自生地の花は絶滅危惧種に指定されている。ササユリと良く似た形態をしているが、ヒメサユリはオシベの先が黄色
昨年の記事

動物園へ行って見ると

ヤマボウシ

先日、広島市立動物公園に出向いた。あまり動物園には行かないのだが、娘の子供がやっと1歳になったので、里帰りして来た娘と孫と出向いた。随分昔に、この娘が子供だった頃に、この動物園には行った事が有るが、その頃と様変わりした感じとなっていた。

多分、西園が無かった頃だと思うのだが、西園に入って見るとタンチョウヅル、カワウソ、レッサ-パンダ等やカモシカ等が飼育されていた。その先の方にピクニック広場の様な大きな草地が有り、その道路沿いにヤマミズキが満開で有った。

動物園なんてものは子供連れしか行かないものだと思っていたが、結構、若いカップルや中高年のカップル(夫婦)も来ていたので少しびっくり、自分の中では植物園なら、こう言った感じの人達が来ていてもおかしくは無いと言う気持ちが有ったからだが............

ヤマボウシは花の形を僧兵の感じに見立てて付けられたらしいのだが、中央に有る丸い花穂を坊主頭に、周りの白い総苞を頭巾に見立てて付けらた名前だそうで有る。僧兵が活躍した時代は平安中期から鎌倉時代で、戦国時代の末期には織田信長等の比叡山の焼き討ち等で徹底的に弾圧されたので姿を消した感も有る。

もともと、寺院が所有している荘園を貴族、武士の侵入から守る為に自衛の武装集団を作った事から起こり、比叡山の延暦寺や、奈良に有る興福寺の僧兵集団が力を持っていた。特に有名なのが、院政の行われた平安末期の白河上皇の頃には、延暦寺の僧兵が朝廷に押しかけては強訴し、寺院の要求を認めさせようとした。この為、時の権力者の白河上皇は、賀茂川の水、双六の賽、山法師の三つを自分の思うままにならないものだとして嘆いていたと言う話は有名で有る。

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緑地広場

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全体の姿

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花の拡大

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ヤマボウシ
ミズキ科ミズキ属
Benthamidia japonica

北海道を除く日本の山地に自生する樹高5~10m位となる落葉高木。葉は枝先に集まって付き先が尖った形の卵形。白く花弁に見えるのは、総苞片で花はその中心に黄緑から黄色の目立たないものを付ける。中心の丸く集合した花を坊主の頭に見立て、白い総苞片を白い頭巾に見立ててこの名前が付いたとの説が有る。

エ-デルワイスの仲間(Ⅲ)

チシマウスユキソウ

   オオヒラウスユキソウ]

エ-デルワイスの仲間として取り上げて来たウスユキソウは、エ-デルワイスがアルプス山脈に一種しかないのに対して、アジアのヒマラヤ或いは極東に数種分布しているのは面白い。その中でチシマウスユキソウと北海道に分布するオオヒラウスユキソウを本日は取り上げた。

東北地方の岩手県に有る山に早池峰山(1917m)が有るのだが、この山は高山植物の宝庫としても良く知られた山で、エ-デルワイスの花にもっとも近い花とされるハヤチネウスユキソウが咲いている山としても知られる。しかし、こちらから出向くのは遠くに有り、何らかの手段でこの花を見て見たいものだとも思っている。しかしながら植物園でも植えられているのを見た事は無い。京都府立植物園等で植栽されているらしいが、京都に行く用事が有ってもなかなか用事のみを済ませて帰ってしまう事が多いので、今度はこの花の咲く時期に出向いたらゆっくりと観賞して来たいとも思っている。

たまたま、六甲高山植物園で、オオヒラウスユキソウとチシマウスユキソウが植栽されていたので、母種のハヤチネウスユキソウは見れなかったものの変種とされるオオヒラウスユキソウが見れたから良しとしょう。

ウスユキソウを色々と記載して来たが、早池峰山も蛇紋岩地なのだろうか、ホソバヒナウスユキソウが尾瀬の至仏山、谷川岳の蛇紋岩地に生えると言う事等から考えると不思議では無い気もする。

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チシマウスユキソウ


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オオヒラウスユキソウ

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チシマウスユキソウ
キク科ウスユキソウ属
Leontopodium kurilense

ロシアの千島列島の南部からサハリンに分布。高さは10~30cmになり、全体が灰白色の綿毛に被われる。葉は長楕円形で互生する。5月から6月ごろ、茎頂に小さな黄色い頭花を咲かせる。白い花弁の星形の花のように見えるのは苞葉。

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オオヒラウスユキソウ
キク科ウスユキソウ属
Leontopodium hayachinense var. miyabeanum

北海道の大平山で初めて発見されたことに由来し、夕張山地にも生育している。ウスユキソウとは、全体に白い綿毛が密生していて薄く雪をかぶったように見えることから付いた名前。エ-デルワイスに最も近いとされるウスユキソウ、自生地では7~8月頃に花を咲かせる。早池峰山で発見されたハヤチネウスユキソウの変種だとされている。従って母種のハヤチネウスユキソウと共にエ-デルワイスに最も近いとされる。

エ-デルワイスの仲間(Ⅱ)

ホソバヒナウスユキソウ

一昨日はエ-デルワイスに付いてゴタゴタと書いてしまった。そしてウスユキソウの仲間の花に付いて取り上げて見ようと言う事になり本日は第2弾と言う事で、六甲山植物園に特に多く咲いていたホソバヒナウスユキソウを取り上げた。

NHKがBS放送で以前放映した「日本の名峰」シリ-ズの中で谷川岳の一の倉沢からのクライミングと稜線を歩いて山頂へ登る番組が有ったが、その中で、この花が紹介されていた。調べて見ると蛇紋岩の崩壊地帯等に生育しているとの事で有る。蛇紋岩はマグネシウムを多く含む超塩基性の岩石で、周囲の植生に比べて特異な植物群からなっていることが多く、北海道のアポイ岳の高山植物群落は特別天然記念物に指定されており、尾瀬の至仏山も同様に有名である。このような高山植物群落は、周囲の通常の岩石地域に発達しているものに比べ、低い海抜高度でも発達していたり、その地域特有の固有種が生育するなどの特徴がある。

広島県と鳥取県の県境付近の道後山の近くに猫山と言う山が有るが、ここの山頂も蛇紋岩が分布していて特異な花が咲く事でも知られている。

話が少しそれているが、ホソバヒナウスユキソウはヒナウスユキソウ(秋田駒ケ岳、鳥海山、月山、飯豊山等の東北地方に分布する)の変種で尾瀬の至仏山、谷川岳の蛇紋岩地帯にのみ分布する。名前はヒナウスユキソウよりも苞葉が細い事に関連している。

私の住んでいる中国地方にはウスユキソウはないのだが、四国の赤石山脈にはコウスユキソウが有るとの事で登山された方等のHPを見ると大概載っている。

日本には、ウスユキソウの仲間として、ウスユキソウ、ミネウスユキソウ、ハヤチネウスユキソウ、オオヒラウスユキソウ、ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)、ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)、レブンウスユキソウの5種2変種の7つが自生している。この中でウスユキソウとミネウスユキソウは同種でウスユキソウの高山型がミネウスユキソウと言うことらしい。またハヤチネウスユキソウは岩手県早池峰岳に分布する固有種で、北海道の大平山に咲くオオヒラウスユキソウが近縁種で有る事から一応、オオヒラウスユキソウがハヤチネウスユキソウの変種扱いとなっている。

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全体の姿

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花の拡大

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ホソバヒナウスユキソウ
キク科ウスユキソウ属
Leontopodium fauriei

谷川岳や尾瀬の至仏山の蛇紋岩地帯の崩壊地や風衝草原に特産する。ミヤマウスユキソウが蛇紋岩の超塩基性の酸性土壌に適応したための変種といわれている。ミヤマウスユキソウよりも葉の幅は細く1~2mm。白い綿毛に包まれた苞葉も幅が狭く、中心に黄色の頭花が数個つく。

エ-デルワイスの仲間(Ⅰ)

エ-デルワイス

自宅の花が今年は少ないので、6月初旬に出向いた六甲山高山植物園で見た花のうち、エ-デルワイスとその日本の仲間で有るウスユキソウに付いて書いて見よう。

以前、広島市立植物公園でウスユキソウと記載されていたものを取り上げた事があるのだが、エ-デルワイスはヨ-ロッパに一種で、日本等の極東には、多分6種のウスユキソウが有る。

エ-デルワイスと言えば昔の映画の「The Sound of Music」に使われた曲と歌を思い出す。エ-デルワイスの花はヨ-ロッパアルプス等に咲く可憐な花であるのだが、映画の制作がアメリカであったから、劇中ではオーストリアの愛国歌または国民歌のように扱われているが実際は、この映画の為に作られた曲と歌なので有る。従って原歌は当然英語で有り以下の様な歌詞で有る。作詞者はアメリカのオスカ-・ハマ-シュタインⅡ世でリチャ-ド・ロジャ-スと言う人が曲を作ったそうだ。

Edelweiss, edelweiss,
every morning you greet me.
Small and white, clean and bright,
you look happy to meet me.
Blossom of snow, may you bloom and grow,
bloom and grow forever.
Edelweiss, edelweiss,
bless my homeland forever.

アルプス等の有るスロベニア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、オ-ストリア、ドイツ、フランス等にまたがる巨大な山脈で有り。山麓に暮らす人々も多様であるが、主としてドイツ語、フランス語、イタリア語、スロベニア語等が使われているが、やはりドイツ語がこの歌に合っているのかも知れない。この英詩をドイツ語で表すと以下の様になるらしいが、外国語音痴の私としては良く分からない。エ-デルワイスとは高貴な花とか花の女王と言う様な意味を持つらしい。しかしながら学名のレオントポディウムはライオンの足の事で小さな毛皮状の葉(包)にくるまった花がライオンの足に似ているためとか

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ライオン(広島市立動物公園にて)

ドイツ語の訳詞(訳者不詳)

Edelweiss, Edelweiss,  
Jeden Morgen mich gruessen 
klein und weiss, rein und weiss, 
Du siehst mir aus so froehlich. 
Blume von weiss wie du wachs und blum, 
wachs und blum fuer ewig
Edelweiss, Edelweiss, Meine Heimat gesegnet!
日本語訳は、色々と有る様だが坂田寛夫訳詞によると

エーデルワイス エーデルワイス
かわいい花よ
白いつゆにぬれて咲く花
高く青く光るあの空より
エーデルワイス エーデルワイス
あかるく匂え
吉田考古磨によるもの
エーデルワイス エーデルワイス
真白き花よ
清く光る 雪に咲く花
香れ朝の風に 永遠に咲けと
エーデルワイス エーデルワイス
祖国の花よ
徳山博良によるもの
エーデルワイス エーデルワイス
やさしい花よ
けがれ知らぬ 清らかな花
白い雪の中に 永久の命
エーデルワイス エーデルワイス
ふるさとの花
直訳して見ると、次の様な事を言っているのかな?
エーデルワイス エーデルワイス 
毎朝、私に挨拶をしてくれる
小さくて、白くて、清らかで、爽やかな花
あなたも私に会えるのが嬉しそう
ずっと永遠に咲き続ける様に
降り注ぐ雪があなたを咲かせ育ててくれる
エーデルワイス エーデルワイス 
我がふるさとに永遠の幸を授けてくれる。
プロ?の訳詞家達の感性で色々な訳があるものだが、あまり原詞から離れてしまうのもどうかなとも思う。
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全体の姿

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花の拡大

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エ-デルワイス
キク科ウスユキソウ属
Leontopodium alpinum

ハナウスユキソウと呼ばれる事も有る。エ-デルワイスはヨ-ロッパの特にアルプス山脈等の高山帯に自生し、この花しかないとされているが、スペインからトルコ等に分布するレオントポディウム・ニワレもその一種だとされ、更にアジアのヒマラヤ地帯にその変種が分布している。ウスユキソウの仲間は、日本では北海道から中部山岳、四国、九州にかけて分布する。ヨ-ロッパアルプスや南米アンデス山脈付近にも分布し、特にヨ-ロッパでは「エ-デルワイス」の名前で呼ばれている。薄雪草と和名が付いているのは花の様に見える苞葉の表面に白い綿毛が密生している所が、薄く雪を被った様に見えるからで有る。エ-デルワイスと呼ばれるヨ-ロッパのウスユキソウは一種であるのに対して日本では五種(六種)が生育している。

梅雨前線が活発化

ホタルブクロ

梅雨前線の活動が南九州付近で活発化している。沖縄地方は既に梅雨明け宣言しているので、今後は梅雨前線の北上に伴って活動が活発化して災害をもたらす事が多いので注意が必要だろう。例年なら梅雨に入ったばかりの頃で、梅雨の中休みと言った言葉も良く聞かれる頃だが、今年は意外は早く梅雨も明けてしまうのかも知れない。

ホタルブクロがやっと花を沢山付け始めた。昨年は咲かなかったのだが、今年は沢山芽が出て大きいものでは、約1m前後迄の草丈となり沢山の赤紫の釣鐘型の花が付いた。その代わりと言っては語弊があるのだが、同じキキョウ科のヤツシロソウが絶えてしまった。

ホタルブクロの名前の由来は花冠の中に蛍を入れて楽しんだからとされるのだが、蛍が飛ぶ季節にこの花が咲くので昔の人はこの花に蛍を入れたかも知れないが現代では、蛍自体も少なくなって来て、そんな余裕もないので確認する事も出来ない。

この植物は結構、繁殖力も旺盛の様だ、昨年、九州で購入したハナシノブの鉢の中に迄侵入してしまいハナシノブは結局絶えてしまった、置き場所の問題も有ったのだろう。

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全体の姿

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花の拡大

*******************************************************ホタルブクロ
キキョウ科ホタルブクロ属
Campanula punctata

日本の草原や山地に自生する野草で初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせます。草丈は大きくなると80cmほどになる
大型の山野草。学名のpunctataは「細い点が有る」との意味らしいが、花の内側に細かい斑点が有る。山野では白花が多く見られるが、関東地方などでは赤紫も良く見られるらしい。

代替エネルギ-

コマクサ

梅雨に入ったのだが、昨日は強い雨が午前中を中心として沢山降った。今年の始めころに近くのダム湖が昨年からの少雨でかなり貯水率が落ちていたのだが、雨が最近良く降るのでほぼ問題無い状況となって来ている。あまり多く雨が降ると今度は貯水率の制限をする為にダムから放流して貯水率の調整をしなくてはならないが、少しもったいない様な気もする。

一部は水力発電用として使われているのだが、今年の夏場に昨年と同じ様に少雨となると水力による発電量が低下する事になる。自然の持つエネルギ-を利用する限りではこの様な問題が有るのだが、さりとて原子力によるエネルギ-利用は今回の事故から多くの教訓を人間に与えたと思う。代替エネルギ-として太陽光、風力、潮力、地熱等〃が議論され始め、一部かなり普及はしているのだが、原子力依存率30%を代替出来る所まで到達出来るのは先の事になるだろう。昨日は新宿駅付近で脱原発の大集会が開かれた様子だが....................

最近、自宅の庭の花も初夏の花に変わりつつ有る。アジサイが少し色を付け始め、ビョウヤナギも大分開花が進んで来た。昨年枯れたと思っていたランタナが芽吹き蕾を付けいるし、ホタルブクロが沢山花を開かせ始めた。また毎年咲くアルストロメリアやガザニアも開花進み庭も賑わって来ている。今年も山野草と言われるものの一部が枯れて無くなってしまったものが有るし、花を咲かせなかったものも有る。

花の栽培が難しいとされるものに特に高山植物が有る。その中で、砂礫の中に深く根をはる高山植物の女王と呼ばれるコマクサが有るコマクサは何といっても高山植物の中では人気の高い花で有り、殺風景な砂礫地にあの可憐なピンクの花を咲き乱れさせる様は、訪れる登山者の目を楽しませてくれるからと思う。高山植物の女王という表現がぴったりの花かも知れない。実際に自然界では私自身はお目にかかってはいない。燕岳、白馬、乗鞍、八ケ岳、草津白根山、秋田駒ケ岳等砂礫の多い稜線に群落を作っている様だ。

もっとも、これらの山の登山をしていないのだが、木曽駒ケ岳に登った時に再生しようとの話を聞いた事が有り、伊那方面の砂礫地に再生されつつあるコマクサが咲いているそうだ。

この花も、先日出向いた六甲山高山植物園のロックガ-デンで植栽されているものだが、以前広島県の神石町で山野草等を自宅で育てている方の家へ伺った時に庭の片隅に植えられていたのを思い出した。その時は未だ株も小さかったので有るが、最近はうかがっていないので上手く育ててらっしゃるのか不明で有る。

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全体の姿

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花の拡大

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コマクサ
ケシ科コマクサ属
Dicentra peregrina

高山性の植物で、砂礫に根を張って生育する。中部以北の高山等に生育し可憐な花を7~8月に咲かせる。花茎は10~ 15cmで淡紅色の花を咲かせる。花弁は4個で外側と内側に2個ずつつく。外側の花弁は下部が大きくふくらんで、先が反り返る。花の形が馬の顔に似ているから駒草と言う名前が付いた。

菅さん退陣は

ニッコウキスゲ

菅首相の退陣が何時になるのかニュ-ス等を賑わしている。菅首相も東日本大震災復興や原発事故対応責任を問われ、野党或いは民主党内の協力等も得られない情勢となり、内閣不信任案は否決されたものの退陣せざるを得ない状況になった。しかしながら、被災者にとっては一日も早い復興支援を政府がやってくれれば極端な言い方をすれば首相は誰でも良いかも知れない。政治のゴタゴタで復興等の目途が立たないでは済まされない問題で有る。

先日出向いた、六甲高山植物園の池の近くに、少し花は少なかったがニッコウキスゲの黄色い花が咲いていた。以前、夏に長野県へ出向いた折に、ビ-ナスラインで霧ケ峰、車山方面へ出向いたが、沢山咲いていたのを思い出した。

西日本では自生しているものは見られ無くて、仲間のキスゲ(ユウスゲ)の花やカンゾウの花等を見るのだが、群生している黄色は緑の中で良く目立つ。

花は一日花で、一日しか持たない様で有る。信州の霧ケ峰等の高原のニッコウキスゲは7月初旬頃から中旬位迄が見頃で有るが気温等に関係して、植栽されている六甲山では少し早い時期に咲くのであろう。

花壇等に良く植えられているヘメロカリスは、このニッコウキスゲ等を欧米で品種改良したものらしく、八重咲きが良く見られる。最近気温も低い日が多かったりするので未だ早いのだが夏の花と言うイメ-ジの強い花でも有る。

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全体の姿


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花の拡大

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ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
キスゲ(ユリ)科ワスレグサ属
Hemerocallis dumortieri var. esculenta

本州の中部地方以北の高原等に普通に見られる。キスゲ(ユウスゲ)の仲間であるが、ユウスゲは夕方から花を開かせるが、こちらは昼に咲く。ニッコウキスゲは日光の戦場ケ原に良く見られたのでこの名前が付いたが、ゼンテイカ(禅庭花)と言う別名も日光の中禅寺湖に由来する名前。花は黄色で10cm前後で、花色は異なるがカンゾウの花に良く似ている。

クリンソウが見頃と言う言葉に誘われて

クリンソウ

前々から行きたいと思っていた六甲山高山植物園へ出向いて見た。六甲山施設紹介のWebPageの六甲山高山植物園のスタッフからの一言に記載されていたクリンソウが見頃です!と言う言葉に誘われて出向いた。

自宅からだと日帰りはかなりハ-ドスケジュ-ルとなるのだが早朝に出発すれば何とかなるだろうと言う気持ちで出向く。高速道路の土日、休日の最大料金が1000円が20日過ぎると無くなり、遠くへドライブするのもあまり出来なくなると言う気持ちも有ったので、少々の無理を承知で行って見た。

山陽道、六甲北道路を乗り継いで10時過ぎに着いたのだが、未だ駐車場は空いていたが、帰りに見て見ると満車状態で有った。今はクリンソウが満開で有った。自生では無いが5000株程が湿性地に植栽されていてやや見応えが有った。

自生のものは見た事が無いのだが、植栽されているとは言え群生させているものが開花しているさまは壮観で有る。裏六甲山ドライブウェイから入ったので北入口から入園したので有るが直ぐに池が有り、そこにも少し植栽されていて、ややおかしいなと思いながら、ロックガ-デン、樹林地区等を散策しながら湿地ゾ-ンへ向かう。大勢の見物客が訪れ思い〃にカメラを構えて撮影をしていた。

クリンソウは図鑑の解説によれば、北海道、本州、四国の山地の湿地帯に生え、サクラソウと同じくハ-ト形の花びらが5枚有り、4~5段輪生して咲くと書かれている。クリンソウの名前の由来となった仏塔の九輪は九段であるから少し違うのかも知れないが、様子が似ているから付けられた名前なので有ろう。

一茶の句に「九輪草 四五輪草で しまいけり」と言うものが有るそうで、大げさな表現として九輪と名付けても当時の人達から異論が出無かったので有ろう。またこの花は日光の九輪沢で発見されたから、その名前が付いたと言う説もあるらしい。

kurinsou_001.jpg

湿性ゾ-ン

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全体の姿

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花の拡大

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クリンソウ
サクラソウ科サクラソウ属
Primula japonica

北海道、本州、四国等に分布する多年草で、湿地の周辺等に生育する。花期は、5~6月頃、赤色からピンク、白色の花を花茎に対して段々状に輪生して付ける。輪生する花の、幾段にもなった様子が、お寺の五重塔などの頂上にある柱の飾りの 「九輪」の様に見えるのでこの名になった。

高速無料化等が終了する。

カナメモチ


本日から6月で有る。国会では菅内閣の不信任案の提出を目論む自民、公明両党と、民主党内部対立による菅下ろし等が会期末を控えて慌ただしくなって来ている。

また、復興経費の捻出の為に以前から言われて来た高速道路の無料化等が6月20日から廃止される様で、国土交通省は31日、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方を中心とした高速道路の無料化を6月20日から始める方針を固めたとの事で有る。同時に高速道路料金の「休日上限1000円」を全国で廃止。各地域で行っている高速道路の無料化社会実験も一時凍結すると言う事だ。確かに、東日本大震災の復興費用は膨大であるので、捻出の為にはやもう得ないと言う気もするが、何か廃止となると、休日上限1000円は少なからず利用して来たので、少し寂しいと言った感じも残る。

公園を散策していたら、やや赤っぽい白い花を沢山付けた樹木が目に付いた。小さな花が集団で花序を作り一つの花の様に遠くから見ると見えるのだが、近寄って見ると五弁の花を付けたカナメモチの木で有った。

カナメモチはモチノキに似た感じで、昔扇子の要として用いたと言うことから付けられた名前だと言われる。常緑では有るが、葉の展開が終わる頃までは葉もやや赤い感じで有る。

kanamemochi_06001.jpg

全体の姿

kanamemochi_06002.jpg

花の拡大

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カナメモチ
バラ科カナメモチ属
Photinia glabra

常緑小高木で西日本の丘陵地帯等に自生するが、生垣等として利用されている場合も見られる。花期は5~6月頃で小さな5弁花が直径10cm位に集合した感じで多数付ける。沖縄以南に分布するオオカナメモチとカナメモチを交配させた園芸種としてレッドロビンと言うものが有り若葉の頃に鮮やかな赤色に成る事から生垣としてこちらの方が良く使われる。

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Author:KAN
KANの花日記へようこそ、毎日一つの花に限定して日記風に花の事、日常のちよっとした事等を書いています。

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