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シクラメンの香りは

[シクラメン]

今日で、11月は終わり明日から師走で有る。今年も後、31日しか無い事となる、振り返れば長かった様な短かった様な一年で有る。

冬の季節、特に今頃の季節の定番の花と言えばシクラメンで有る。毎年、決まった如くシクラメンの花に付いてblogに記載している様だ。シクラメンは地中海沿岸やトルコ、イスラエル付近に原種の花が有り、ヨ-ロッパに持ち込まれて園芸用として改良された花で有る。日本には明治時代の頃に渡来したらしいのだが、当時は、日本の様な高温多湿の環境での栽培方法が分からなかったとの事で、岐阜県恵那市に住んでいた伊藤氏により種々栽培方法の研究が行われ確立された様で有る。

その後、太平洋戦争の終結の後、アメリカ的な文化等が入り、クリスマスが広まって来ると同時に、この花の需要も増して、現在の様な12~1月にかけて、一般家庭にも鉢植えの株が室内の飾り花として使われる様になり、各地の生産農家はクリスマス頃までは鉢植の出荷で忙しくなるとの事で有る。

シクラメンの花と言えば、『シクラメンのかほり』を思い出してしまうのだが、この歌は小椋佳氏の作詞作曲の歌で、布施明が歌って大ヒットして、小椋佳を一躍有名にした。当然、彼もシンガ-ソングライタ-だから歌っているのだが、詩と曲が物凄くマッチしていると思う。出だしの♪真綿色したシクラメンほど清しいものは無い....♪と有るのだが、最近のシクラメンは多くの品種が作り出されていて、真綿色とは程遠いものが多いのだが....原種のシクラメン ペルシカムは真綿色かも知れない。そして最近でこそ園芸種でも香りは有るものがあるのだが、以前のものは香りはあまり、しなかった様で、この歌を作詞した時は、彼は香りの有るものに出有ったので有ろうか?

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白いフリンヂの有る花

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ビクトリアと言う品種で八重咲き

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シクラメン
サクラソウ科シクラメン属
Cyclamen persicum

地中海沿岸原産のものを園芸改良した多年草。日本には明治時代に渡来したのだが、日本の風土に合わずに、岐阜県恵那市の伊藤氏により種々の栽培方法が確立され、品種改良も盛んに行われて現在は冬の鉢植え植物として確固たる地位を築いている。12月から1月にかけて生産農家は忙しくなる。日本での生産も、全国規模で行われているが、西日本での主な生産地は、九州では久留米市付近、中国地方では島根県斐川町、近畿地方では四日市市付近、岐阜県恵那市、中津川市付近、愛知県御津町付近等〃が挙げられる。和名はカガリビバナあるいはブタノマンジュウと呼ばれているのだが、あまりこれらは使われない。

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皮膚の敏感な人は注意

[プリムラ・マラコイデス]

これから咲く花で、プリムラは園芸種の花としては、もっともポピラ-な花だろうと思う。プリムラには、多くの種類が有るのだが、プリムラ・ジュリアン、プリムラ・マラコイデス、プリムラ・オブコニカ、プリムラ・ポリアンサの四っが最もポピラ-な品種で有ろう。サクラソウ科サクラソウ属に分類されているが、世界にはサクラソウの仲間は500種以上確認されていると言う。

春に咲く日本サクラソウもこの仲間で有るが、最近は自生しているものは少なくなって来ている。中国地方では点々と自生地が確認されていて、鳥取県西部、岡山県北部、広島県北東部、北西部等に見られる。

略して、マラコとかメラコと呼ばれることのあるプリムラ・マラコイデスはプリムラの中では豪華な感じのする花で有る。綺麗な花には棘が有ると言う話になるが、綺麗な花を咲かせるものには時々有毒物質が有るものが有るが、何かで読んだ気がするのだが、この花で、被れ易い人がいる?

しかしながら、マラコイデスで、よほど皮膚が敏感でない限り皮膚炎はおこさない様子で、最近は品種改良されたものも有るので、ほとんど皮膚炎を起す事は無い様だ。皮膚の被れは、茎葉の細かい毛に、「桜草皮膚炎」を起こさせる抗原物質「プリミン」を含むものがありこれが原因物質らしい。プリムラの品種の中では、オブコニカが最もプリミン含有量が多く、被害も多発しているとの由。

従って、オブコニカの場合は、肌の弱い人や過敏な人は、直接手で触れてはいけないそうだ。なお、オブコニカの園芸品種「タッチミー」「リブレ」などは、プリミンの含有量が少ない。オブコニカ以外のプリムラ類では、「桜草皮膚炎」の被害は聞かないようである。

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全体の姿

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花の拡大

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プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属
Primula malacoides

中国原産の多年草でヨ-ロッパで園芸用に品種改良された(耐暑性が低いので園芸種としては一年草扱い)。和名はケショウザクラ或いはオトメザクラと呼ぶ。草丈15cm程度で、花茎に多数の花を輪状に数段付けた房状の花序からなる。花色は白、ピンク、紅、紫色等が有る。

新規分類されると古い名前は消えない

[アイビ-ゼラニウム]

昨夕から今朝にかけて、雨が降ったのだが、この時期としては結構強い雨で有った。そして朝方、雨は止んだのだが、寒気が南下し始めている為か、昼間は少し強い南風から北風に変わって気温も下がって来た。この時期は一雨毎に冬へ向かう雨が降るので、丁度、三月頃とは逆の感じで有る。

フラワ-ランドの展示温室内に鉢に植えて有ったアイビ-ゼラニウムを本日は取り上げる。アイビ-は蔓性の花を付ける種類も有るが、一般的には常緑の観葉植物で、日本ではヘデラと言う名前で有るが、ウコギ科或いはブドウ科の蔓性常緑低木なのだが、葉がハ-ト形、星型等が有り可愛いので良く育てられている。自宅にも品種は分からないが家内が好きで二種鉢に植えて有る。このアイビ-の葉に良く似た葉を付けるのでアイビ-ゼラニウムと言っている様で有る。

ゼラニウムはフウロソウ科の花で少しややこしいがペルゴニウム(テンジクアオイ)属とするのが最近の説の様で、ゼラニウムはゲンノショウコやフウロソウ等と同じ属から分離された結果、本来は花名はベラルゴニウムとするべきなのだが、以前の名前でそのまま流通したらしい。

アイビ-ゼラニウムは英名はivy pelargoniumとなっている。調べて見ると、園芸分野でもペラルゴニウムと言う名前でも色々な品種が出ている様で、やはりややこしい名前の花だとも思う。流通名の場合の方が馴染み易いかも知れない。

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全体の姿

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花の拡大

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アイビ-ゼラニウム"カラ-ケ-ド パ-プル”
フウロソウ科ペラルゴニウム(ゼラニウム)属
Pelargonium peltatum

南アフリカ原産の多年草。比較的耐寒性も有り3~7月或いは9~11月頃に花を付ける。またアイビ-(ヘデラ)の葉に似た常緑の葉を付け、匍匐して広がる。花色は紫紅、青、白、ピンク等豊富で、一般的には鉢植えで栽培されている事が多い。

ちよっと気になった

[ビオラ "ペニ- オ-キッドフロスト"]

初冬から春にかけて良く育てられている花に、ビオラやパンジ-のスミレ科の園芸種が有る。最近は種類も多く育苗業者によって創られているので、花色や花姿も豊富で有り、ビオラやパンジ-に関しては品種を見極める事は、園芸業者でも不可能に近いで有ろう、当然、素人の自分は全く対応は出来ない。

先日、訪れたフラワ-ランドもこれから春迄に園内を彩る花と言う分けであろうか、沢山のビオラやパンジ-を植え付け始めていた。自宅のビオラとパンジ-は種から育ててやっと本葉が出始めたので地植えにしたのだが、未だ花の蕾も付いていないが、フラワ-ランド等の花の観覧施設では既に多くの花が咲いているものを植え付けている。

その中で、ふと気になった表示を見かけた。ビオラの学名がviola×wittrockianaでは無くて、Viola×cornutaと記載が有ったからで有る。従来までのパンジ-やビオラは一般的にはviola×wittrockianaを使う事が多い様な気がしていたからである。調べて見ると、最近はスペインのピレ-ネ山脈等に自生するスミレ種(ビオラ コルヌタ)をパンジ-の花と交配させて、多くの小輪の花を付けるビオラを創出している様で、多分、表示はそう言う品種のビオラだろうと言う事で納得した。

交配できるか否かは良く分からないが、自宅でも育てている外国産のスミレをパンジ-と交配させると、Viola×○○が世の中に沢山出来る事となるのかなぁと思ったが、そうは簡単に行かないのだろう?でも新品種創出の為に、大手の育苗業者は研究しているだろう?。

このビオラは表記の品種から、タキイで作られたもので有る事が分かるが、ビオラコルヌタは手元に無いので、比較する事が出来ないのだが、和名でツノスミレと呼ばれるコルヌタの特徴を残した少し角ばった顔をしているのかもと.....

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全体の姿

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花の拡大

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ビオラ "ペニ- オ-キッドフロスト"
スミレ科スミレ属
Viola×cornuta "Peny Orchid Frost"

ビオラは普通学名では、viola×wittrockianaとか、viola tricolor hortensisと書かれる場合が多い。しかしながら近年はパンジ-とViola conutaと呼ばれるスペインのスミレの原種との交配が行われ花の病気等に強くて、花数も豊富なものが作りだされている様で、サカタの種、タキイ育苗等でも盛んに多くの品種が作られている。タキイはペニ-、サカタはフル-ナとして販売している。因みにViola cornutaの特徴は、外国産のスミレでスペインのピレ-ネ山脈が原産だそうで和名ではツノスミレと付けられている様に花弁がやや尖っている感じとの事で有る。アマゾンツノガエルも学名にcornutaの記載が見られる。

桜は春が似合うのだけれど

[フユザクラ]

先日、行った柳井フラワ-ランドに植えて有るフユザクラの花がちらほら咲いていた。春のソメイヨシノと比べると見劣りがするのだがこれでも、桜の一種で有る。花は10~11月下旬頃まで、少し咲かせて、春までお休みをしてまた咲かせるとの事で有る。

冬桜が一番似合うのは、カエデ等の紅葉している樹木の傍で咲いている時かも知れないのだが、この近くに、そんな都合の良い場所を私は知らない。数年前に出向いた、島根県出雲市別所町に有る紅葉の名所の鰐淵寺の境内に咲いていたのを思い出す。イロハモミジの深紅の色を背景にして、白に近い淡いピンク色の花が結構沢山付いていて綺麗で有った。鰐淵寺は、推古天皇の時代(594年)に天皇の眼病平癒に効果が有り、天皇の発願で建立された、山陰でもかなり古いお寺で、秋の紅葉の名所として、近隣に知られている。

フユザクラは、秋と春で二回花を開くのだが、春の花は花柄が比較的長いのに対して、秋に咲く場合は枝にくっ付いた感じで花を咲かせている。

秋に咲くサクラの花に、シキザクラ(四季桜)と言う花(マメザクラとエドヒガンの交配種)、フダンザクラ(不断桜)と言うものも有るらしい。フダンザクラは山桜と大島桜の交配種との事で、シキザクラは愛知県豊田市小原地区、フダンザクラは京都市左京区大原の実光院、三重県鈴鹿市の白子の子安観音寺等が有名だそうだ。フユザクラと思っていても、親株によって微妙に花が異なるので、この写真の樹木をフユザクラとした事に間違いがあるかも知れない。

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全体の姿

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花の拡大

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フユザクラ
バラ科サクラ属
Cerasus×parvifolia"Fuyu-Zakura"

別名はコバザクラ或いは十月桜と呼ばれマメザクラと山ザクラの交配種、花弁は5弁で、春のソメイヨシノに比べて、樹高も低く、花も小さくて地味な感じがする。ソメイヨシノの様に一斉に開花する事も無く、下の枝から順に上の枝に向かって咲く。

昼でも花を開いている。

[コマツヨイグサ]

一昨日、砂浜を歩いていると小さな黄色い花が目についた。なんだろうとしゃがみこんで花を見て見るとマツヨイグサと同じ形をした花が咲いていた。帰って図鑑で調べるとコマツヨイグサと言うマツヨイグサの仲間で、荒地等にも見られるのだが、特に海岸の砂浜に生育していると記載されていた。

マツヨイグサの仲間は、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、オニマツヨイグサ等が有りいずれも北アメリカ原産の帰化植物で、越年生の一年草或いは二年草の様で、花は黄色で良く似ている。オニマツヨイグサのみ花弁の間が開いている。花の大きさが、オオマツヨイグサやオニマツヨイグサは8cm前後で有るのに対してメマツヨイグサは3~4cm程度で、コマツヨイグサはメマツヨイグサよりも少し小さくて3cm前後で有る。

コマツヨイグサの葉は変化に富み、披針形から長楕円で、縁が深く切れ込んだものや、鋸歯状になったもの等と色々と有る。私が見た範囲では茎は砂浜を這って広がっていた感じであったのだが、時として立ち上がって数十cmの草丈となる事があると図鑑等に記載されていた。

宵待草はオオマツヨイグサの事で有るが、月見草と混同した名前で市民権を得ている気もする。この宵待草の名前の謂われは夕方から咲いて、日が昇ると萎む事から来ているのだが、コマツヨイグサは昼でも咲いている様で有る。

だから、オオマツヨイグサの様に、宵待草とは言われなかったのかも知れない。因みに、ヨイマチグサはマツヨイグサを事を竹久夢二が間違って詩にしたとか、浪漫多き彼が、マツヨイグサよりもヨイマチグサの方が詩のゴロとして都合がよかったからだとか諸説有る。またこの詞は多忠亮(おおのただすけ)と言う人が曲を付けて、大正から昭和初期に一世風靡したとの事で、学譜のタイトルは宵待草とか、待宵草とか二つの表記があったとされるらしい。

また詩集のタイトルは夢二は正式名称の待宵草と書いてあったとの事。夢二の生家は岡山県に有り、二度程出向いたのだが、少女趣味と言われるかも知れないが結構、彼の美人画は好きで有る。

『待てどくらせど、来ぬ人を ヨイマチグサのやるせなさ、今宵は月も出ぬそうな』

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全体の姿

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花の拡大

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コマツヨイグサ
アカバナ科マツヨイグサ属
Oenothera lociniata

北アメリカ原産の帰化植物で、日本全土に分布する一年草。荒地や特に海岸の砂浜等に生育しやすい。茎葉は、披針形から長楕円で縁は浅く裂け、鋸歯が有るものも有る。花は4~11月に黄色いものが葉脇に付きく。マツヨイグサの仲間では一番小さいのでコマツヨイグサと言う名前となった。

やはり難しい!

[ニジガハマギク?]

昨日出向いた、光市の虹ケ浜付近で見かけた黄色い野菊の花について本日は取り上げて見よう。

この前から植物公園に咲いていたノギクに付いて取り上げて来たのだが、中々、我々の様な素人には分かり難い。そして、地名を冠したものが多くて、例えばノジギクの仲間では、アシズリノジギク、セトノジギク、オオシマノジギク、サツマノギク、ナカガワノギク等〃が有り、白い花を大体が付ける。またシマカンギクの仲間では、オッタチカンギク、サンインギク、イヨアブラギク、オキノアブラギク、キクタニギク等々が有る。

キク科の花は世界中で数万種有ると言われて、日本でも自生している花は数百種有る。植物の分類においては昔は形態的な特徴から分類されていた様で有るが現在も分類学的には大きな位置を占めている。中身は多岐に亘り、葉の形態(単葉、複葉、葉序)、花の形態(花序、構造、子房、花被片...)、種子の形態と見て行く様で有る。しかし情報量も多くて中々分類をするには大変な様で人間の観察力や主観が入る事も否めない。

従来からこの分類を基本として分類されていたが、進化を考慮し系統的に分類されて来た体系が有りエングラ-体系、新エングラ-体系が提唱され現在の多くの植物図鑑等で使われている。しかしながら植物の進化の原点を原始的被子植物から進化したと言う観点に立った説かせクロンキスト体系と言う分類方法が提唱され、更に近年ではDNA解析による分子的な見方を入れた分類方法APG分類と言うものが出来少しずつ学問的には移行している様で有る。

なぜ、こんな事を長々と書いたかと言うと、本日取り上げた菊が本当にニジガハマギクなのか否かは、一般に売られている市販の本による記載では分からないからで有る。我々素人の単に花好きな人間が花の名前を知る場合に決め手となるのが、最近ではインタ-ネットによる情報が多いに役には立ち大いに活用させて貰っているのだが、私の記述も含めて怪しいものが多いとも思う。ここに、色々と記載するので有るが間違っているかも知れないので鵜呑みにはしないで頂きたい。

ニジガハマギクは、サンインギク(シマカンギクとイエギクの自然交配種)と(セト)ノジギクの交配種で、光市を流れる島田川より西にしか分布せず、それより東はノジギクの分布しかみられないらしいのだが、この二つの野菊(サンインギクとノジギク)の交点となっている虹ケ浜付近で発見された事による。しかし、素人はサンインギクなのかニジガハマギクなのかが形態的な特徴のみでは判断しずらいし、またサンインギクとシマカンギクの区別もしずらいので、一応、花を見つけた場所が海岸近くの岩場の上だった事と、シマカンギクより頭花が大きい事、葉が厚いこと、白花種が混ざって咲いていた事からニジガハマギクとした。間違っているかも知れないのだが、今回は総苞片も撮影しておいた。総苞片についてはシマカンギクは4列で、サンインギクは3列と言うことらしいが、剥がさないと良く分からないらしい。また、シマカンギクの分布は山に近いところで、サンインギクは日本海側から山を越えた光市の島田川流域にも分布するとの事で有る。ただ、このサンインギクの流れを汲んでニジガハマギクが3列しているのかは良く分からない。もう少し調べれば分かるかも知れない。

近くの浅江小学校では、6年の総合学習の時間に、潮音寺山山麓に挿し芽をして保全活動に一役かっているそうで有る。(光市広報 まちの風景より)

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虹ケ浜

砂浜が3Kmに渡って広がり、松林で市街と区切られている海水浴場として有名な場所、『日本の白砂青松100選』『快水浴場100選』『日本の渚100選』等にも選ばれている瀬戸内海屈指の広い遠浅ビ-チ。夏は海水浴客が多いのであまり近寄りたく無い場所?。

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花の全体

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花拡大

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花と総苞

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ニジガハマギク
キク科キク属
Dendranthema×shimotomaii(Makino)Kitam. or Chrysanthemum×shimotomaii

山口県光市虹ケ浜を中心とした海岸線の崖、丘陵に分布。サンインギクとノジギクの交配種と図鑑等に記載しているものが有るが、サンインギクはシマカンギクとイエギクの交配種で有りややこし過ぎる。ニジガハマギクはシマカンギクに似ているが花がやや大きく、葉も厚く、葉裏はやや毛深くて少し白っぽく見える。


寄せ植え花壇に似合う花

[スィ-トアリッサム]

本日はお天気もまあまあのドライブ日和で有った。昨日から嫁いだ娘が里帰り。それで折角だからとドライブする事となった。昨日、行かなかった光市方面へ行きたいとの話となり、それなら虹ケ浜辺りに私は行って見たいのでと言う事で出向く。お目当てのニジガハマギクを見付ける事が出来て満足。明日にでもupしておこう。帰りは室津半島を周遊して、セトノジギクもついでに見てきた。

そろ未だ完全な冬も来て居ないのに、春の花が園芸店やホ-ムセンタ-等で出回り始めている。例えばビオラやパンジ-或いはクリサンセマム・パルドサム(スノ-ランド)、ムルチコレや周年性のナデシコ(ダイアンサス)等が有る。その中でスィ-トアリッサムも売られ始めた。昨日出向いた柳井市のフラワ-ランドにも植えて有り花壇に彩りを添えていた。

一般的にはアリッサムと呼ばれて多くの家庭の花壇の縁に植えられている事が多い。アブラナ科の花で小さな花ながら、アブラナ科特有の四弁花からなっているのが分かる。種まきは、9月頃で苗の花壇への植え付けは11月頃か、春の花壇の縁取りをするならば3月頃が良さそうだ。

スィ-トと甘いと言う名前は、草丈が低いので香りを嗅いだ事はないのだが、甘い香りがするかららしい。今度香りを嗅いでみよう。またアリッサムと呼ばれる事が多いのだが、近縁種にアリッサム・サクサタイルと呼ばれる花が有るらしくて、これと区別する為に園芸上ではスィ-トと名前を付けて呼んでいる様で有る。

和名は庭ナズナと呼ばれるのだが、ナズナはペンペン草とも言われ、また春の七草でも有る雑草だが、花は良く似ている。ただ、スィ-トアリッサムに比べて匍匐性では無いのであまり綺麗な感じがしない。

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白花品種

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赤紫色の品種

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スィ-トアリッサム
アブラナ科ロブラリア属
Lobularia maritima

地中海沿岸の多年草。しかし日本では夏場に弱い等の理由から一年草扱い。学名の種名のmaritimaは海のと言う意味で海岸等に生えていたそうなので海辺に似た環境に適しているらしい。良く花壇の縁に植えられて匍匐して広がるので寄せ植え花壇のアクセントとなり白花、ピンク、薄紫等の花色が有り美しい。

有用なハ-ブ

[マンネンロウ(ロ-ズマリ-)]

本日は久しぶりに、山口フラワ-ランドへ出向いた。年間パスが12月で切れるので更新に行った為であるのだが、コダチダリアは既に、この前の寒波で萎れてしまっていた。現在は早春の花に入れ替え中の様で、ビオラ、パンジ-、クリサンセマム、冬桜、ウィンタ-コスモス、シクラメン、ダイアンサスが主力の花壇展示花の様で有った。ちよっと光市までニジガハマギクを見に行こうかと思ったのだが、花を散策している内に面倒臭くなって止めにした。

前から名前を間違えて覚えていたハ-ブにマンネンロウ(ロ-ズマリ-)が有る木立ち性と、匍匐性の二種に大別される様で有る。このハ-ブをどこでどう間違えたものか頭の中でヒソップだと覚え込んでしまっていた。山口FLのハ-ブ園にも植えてあるのだが、既に花は少ない。名札が有ればちゃんと修正できたのだが、無いので帰ってからハ-ブ図鑑で調べて見たら、何だロ-ズマリ-では無いかと言う訳で有る。

ロ-ズマリ-は、地中海沿岸地方原産で中国を経由して日本に伝わって来た。中国では、迷迭香と呼んでいたそうだが、日本へ渡来した時、どう間違えたのかマンネンロウと書き間違えてしまったそうで有る。漢字で万年郎或いは万年老と書く。

立性と匍匐性に分類されると記載したのだが、多分、写真のものは立ち性のもので、クリ-ピングかマジョルカピンクと言う品種だろうと思う。また、ポリフェノ-ルが沢山含まれているらしくて、活性酸素に対して抗酸化性を有しているので、医療等の分野にも使われたり、消臭効果が有ることから消臭剤等と応用範囲は広い。当然ながら、ハ-ブとして肉料理或いは魚料理に良く利用される。

この花とは関係ないのだが、昔、ロ-ズマリ-の赤ちゃんと言うホラ-映画が有ったのだけれど、登場人物の名前がロ-ズマリ-と言う女性の名前だったのだが、ロ-ズマリ-と言う名前はアメリカ等ではいっぱんてきなのだろうか?

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全体の姿

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花の拡大

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ロ-ズマリ-
シソ科マンネンロウ属
Rosmarinus officinalis L.

地中海沿岸のシソ科の常緑低木?江戸時代の頃日本に中国を経由して伝わった。その為に中国語でメイテツカ(迷迭香)がマンネンコウと呼ばれそれが誤ってマンネンロウと写し間違えで別名を呼ぶ。万年郎、万年老と書く。

雀斑?

[プレクトランツス]

本日は植物園の温室に植えられていたシソ科の小さな花を取り上げる。花色はこの写真はやや薄紫色で濃紫色の斑点(ソバカス)が入って居る筒状花で有るが、もう少しラベンタ-色をしたものが多く栽培されている様で有る。

外国産だからプレクトランツス属とされているのだが、和名での学名はヤマハッカ属で有る。だから花の大きさは違うがヤマハッカ等にも似ている。

蛇足ながら、ソバカスを漢字で書くと雀斑と書くそうだ。昔はソバカスの入った顔をもっ人をソバカス美人と言った様で有るが実は、太陽の強い紫外線で発生する事と、思春期の頃のホルモンのバランスとも関係が有る様で有る。ソバカスって蕎麦の滓と書くのかと思っていたのだが、雀斑が使われる事が多い様で有る。

この植物は草丈も大きくなる様な事が図鑑に書いて有った(70cm位)が、自分が今まで見かけた草丈はせいぜい30cm以内のもので有ったので、小さい植物だろうと思っていた。花は筒状で全体の大きさは1cm程度で小さい。ソバカスの有る可愛い女の子と言った感じがする花といったら言い過ぎか?。

この文章を書いている時にふと、鳥取県の大山の山麓に有る鳥取花回廊で大きな草丈のこの植物を見た様なと思いだした。その時は名札が無かったので、シソ科の植物だろうと言う程度で終わったのだが、植物公園の温室で何度も見る度に、覚えにくい名前の花だが、何とか名前を覚えてしまった花でも有る。

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全体の姿

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花の拡大

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プレクトランツス・モナラベンダ-
シソ科プレクトランツス(ヤマハッカ)属
Plectrantus cv.Mona Lavender

南アフリカに自生する常緑多年草。但し、非耐寒性なので、植物園等の温室に良く植えられている。花期間は通年で有るが秋から冬にかけて温室内では良く見られる気がする。この品種はモナラベンダ-で交配種の様で有る。プレクトランツスは他にもオ-ストラリア等に自生するアンボイニクス、アルゲンタツス、アウストラリス、南アフリカやマダカスカル島に自生するマダカスカリエンシス等の品種が有る。

ル-ツは同じ?

[ホソバワダン]

数日前に、大学生の大麻問題が由々しき社会情勢で有ると記載したのだが、高校生も栽培していたとか言うニュ-スが流れ、一体、この国の将来を託す若者はどうなっているのだと思っている。教育問題がどうのこうのと言うつもりは無いのだが、一部の若者の行動を捉えて過大に言ってしまうのは良く無いし、彼らに対して失礼な事では有るが、教育をする立場に有る人には、是非共、健全な考えを持った若者を世にだして貰いたい。

ダルマギクを大分前に取り上げたので有るが、角島の海岸の崖に、ヤクシソウに似た花が咲いていたので有るが、ちよっと写真が上手く撮れて居なかったので、花の紹介をするのを忘れていた。ホソバワダンと言う、私の住んでいる瀬戸内では見られなくて、日本海側の島根県から山口県の海岸線の崖の様になった所に咲く花で有る。

海菜と書いてワダンと読むのだそうだが、わだつみ(海神)は海の神意味でワタとは海と言う言葉の古語との事で、ワタ菜がワダンと変化したと言う説が有る。ワダンは房総半島、伊豆半島、神奈川県の沿岸部、伊豆諸島等に見られ、葉が大きくキャベツに似ているとの事らしいのだがヤクシソウが海岸の気候変化で文化して行ったと考えられている。ホソバワダンはワダンに比較して葉が細いと言うことから付けられた名前で有る。

アゼトウナも良く似た花を付けるし、このホソバワダンもニガナと言うよりもヤクシソウにも似ているなと感じたので、ワダンと同じ様な進化を遂げたのかも知れない。氷河期の終わりの頃、ヤクシソウのご先祖が海水の上昇によって、太平洋の関東付近取り残されたものがワダンとして、四国から九州の宮崎県等の太平洋側にアゼトウナとして、日本海側の西側から東シナ海の沿岸部、琉球諸島までがホソバワダンとしてそれぞれ文化して進化して行ったのかも知れないと私は思っている。

花の文化はノギクにも見られて色々と推測等をして来たのだが、ル-ツを探って行くと面白いものが有る様な気もしている。

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全体の姿

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花の拡大

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ホソバワダン
キク科アゼトウナ属
Crepidiastrum lonceolatum

本州の島根県辺りの日本海側から東シナ海の沿岸の岩場等に自生する多年草。葉はロゼット状に付くが、花茎の傍の葉はやや細長いおむすび形で茎を抱く、花は10月~11月にヤクシソウやニガナと言った感じの黄色い花を付ける。太平洋側には良く似たアゼトウナが分布する。

初雪が降った

[ヒメツルソバ]

本日は、天気予報通り急激に気温が下がって、早朝の雨が途中で霙の様な状態で、小さな雪が舞う様な状態となった。山の方は冠雪も少し見られた。昨年より数週間早い雪の様で有る。明日は更に寒気が南下する様で、この冬(立冬を過ぎているので暦の分類に従ったのだが、未だ晩秋の感覚なんだけれど)一番の寒さとなりそうだ。雪の気象情報を見たり聞いたりすると、冬が来たのかなと思ってしまうのだが、今冬は長いのだろうか等と考えたりもしてしまう。

先日、石垣の間にヒメツルソバが咲いているのを見かけた。元々は園芸用として明治中期に日本へ持ち込まれたらしいのだが、最近は野草化している感じで民家の石垣や道路端等でも良く見かける様になっている。秋の野原等に見られるツルソバに似ていて小さいからヒメツルソバと付けられた名前の様だが、タデ科の花特有の萼からなる小さな花を茎先に沢山付ける。花が開いているのを余りお目にかかった事は少ないのだが、萼が開いた感じはタデの花そっくりで有る。

ヒメツルソバは葉に逆V字形の斑が入って居る事が多いのが特徴で、ツルソバ等にはそれが見られない。この花(蕾?)を見ているとセンニチコウの花が連想される。センニチコウもタデ科の花なので似ていてもおかしくはないのだが、センニチコウの方が見栄えはする。しかし、ヒメツルソバも見ようによっては可愛い花なのだとも思う。

この花の分類に、タデ属としているものと、イヌタデ属に分類している場合が有る。そして学名が、Persicaria capitataと書いて有ったり、Polygonum capitatumと書いて有ったりしているイヌタデ属の場合は前者のPersicariaが使われるが、タデ属の場合はPolygonumが使われる。

従って、図鑑等によってまちまちなので、どちらかと言うとイヌタデ属の方が最近の分類かも知れないのだが、持っている図鑑に従った事を断って置く。

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全体の姿

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ヒメツルソバ
タデ科タデ属
Polygonum capitatum

中国南部からチベット等のヒマラヤ地方原産の多年草。明治時代の中頃に鑑賞用として渡来した。ツルソバに似ていて花が小さいので、この名前が付いた。現在は植栽されているのも見かけるのだが、多くは雑草化していて、一年中見かける様な気もする。

木枯らしとダリア

[コダチダリア]

テレビのニュ-スで、大阪管区気象台が、近畿地方に本日「木枯らし1号」が吹いたと言っていたので、木枯らし○号と言う定義を調べて見ると、東京と大阪しか無い様で有る。しかし、東京、大阪もそれ以降の2、3号は発表されないそうだ。どうりで、広島県のニュ-スでは言わなかった筈だと納得した。

そもそも、木枯らしと言う言葉の定義は、西高東低の気圧配置になる時に、北から西北西の風が、8m/s以上となった時を言うそうなので東京、大阪以外の地域ではもっと早く吹いていたかも知れない。ややこしいので止めにしたらどうかと思う。

この時期、花の施設では、コダチダリア(皇帝ダリア)が咲いたと良く宣伝をしている?。最近出向いてないのだが、山口フラワ-ランドでは30本のコダチダリアが満開となったとweb上のblogに掲載がされていた。良く出向く広島市立植物公園もベゴニア温室の前と、花の進化園の一番上の場所にコダチダリアが植えて有り、特に花の進化園のものは背丈が高くて、6mを越えているのでは無いかと思う。掲載写真のダリアはベゴニア温室前で撮影したもので有る。

ダリアは、今年、種から育てた、矮性ダリアの様に草丈が30cm以下のものから、このコダチダリアの様に数mにもなる様々な品種のものが作られているのだが、元々はメキシコからグアテラマにかけての高地に自生していたものを、スペインが中南アメリカに侵略した時に、スペインにもたらされて以降品種改良されて、多くの品種のものが作られ、現在では、数百種の品種が世界で作られている様だ。

コダチダリアは英名がTree Dhaliaと書くので日本へ渡来した時に、草丈も大きく木の様だから、そのまま直訳されたのだと思うのだが別名の皇帝ダリアはダリアの中では一番大きな草丈となり花も大きい事から、いかにも皇帝の様に威風堂々としている所から来ているので有ろう。

花は短日性で、一日の日照時間が短くならないと咲かない性質が有り、夜でも明かりが近くで灯されていると咲き難い花とも言われている。

また、草丈が非常に高いので、木枯らしの様な強い風が吹くと茎が折れやすいので、植物公園等では太い竹で補強をしている。また耐寒性も低くて霜が降りる様になると直ぐに枯れてしまう代物でも有る。花色はピンクが多いのだが、やや青みの強いピンクあるいは白花品種等も有る様で有る。

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全体の姿

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コダチダリア(皇帝ダリア)
キク科ダリア属
Dahlia imperialis

メキシコやグアテマラ等の高地原産の多年草。ダリアの中では一番草丈が高くなり3~6m位になる。花は11月頃から12月初位に背丈の高い茎の先端が枝別れしてピンク色の花を付ける。別に白花種もあるらしいのだが、栽培されているものはピンク色が多い。コダチとは木立と書くので有るが、木の様に草丈が伸びる事と英語名がTree Dhaliaから付けられた。皇帝ダリアの名前は、多分、多くの品種の有るダリアの中で一番大きいから付けられたので有ろう?。

今年の夏、さんざんな目に会ったスミレ

[ツタスミレ]

今自宅のスミレが返り咲きしているものが三種程有る。コタチツボスミレとスミレの変種で有る明神スミレ、それと、このツタスミレ(ツルスミレ)で有る。元々ツタスミレは周年性を有しているので、返り咲きと言うのは変かも知れない。

ツタスミレはツルスミレや流通的にはパンダスミレと呼ばれているスミレで有る。園芸上はビオラの仲間として扱っている場合もあるのだが、ビオラは元々スミレを園芸品種として改良されたものなので、園芸品種をビオラとし、原種のスミレはスミレとして取り扱った方が混同しなくて良いと思う。

学名はスミレもビオラも日本語でスミレ科で、スミレの場合は、学名はViola ○○と言う風に付けられ、ビオラやパンジ-の様な園芸種の場合はViola×wittrockianaとしている。

このツタスミレは最初に見たのがスミレ展に出向いたおりに、面白い花だと思っていたのだが、直ぐに家内が小さな株を知人から貰って来た。そしてプランタ-に植えたら見る間に蔓を伸ばして、現在は小さなプランタ-一杯に繁って居る。しかし、今年の夏は、毛虫に一晩で葉が食いつくされてしまった。その毛虫はどうもツマグロヒョウモンの幼虫で有った。小さな蝶からは想像出来にくいグロテスクな幼虫で有る。

ツマグロヒョウモンはスミレを食草にしているから酷い事になってしまったのだが、最近は葉も復活して、この様な花を付けている。

いつもこの時期、返り咲きのスミレを見ると気が早いのだが、春に野に咲くスミレを追っかけするのが待ち遠しくなって来る。

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ツタスミレ
スミレ科スミレ属
Viola hederacea

別名がアシナシスミレ、ツルスミレと呼ばれるのだが、パンダスミレと流通名の方が有名。オ-スチラリアからマレ-半島付近まで分布する多年草。本来の花期間は4~6月頃であるのだが、結構一年中咲いている気がする。花弁は白であるのだが、中央付近が紫色となっていてパンダを連想させるのでパンダスミレとして流通している。本来は蔓状に根や茎を伸ばして広がって行くので、グランドカバ-等として利用されて来た。

少し寒くなるのかも

[イソギク]

昨日から降って居た雨が上がった。少し夕方になって気温も下がって来た感じがする。blogで一週間位に亘って野菊を取り上げて来たのだが、そろそろ最後にしょうと思う。本日はイソギク(磯菊)に付いて取り上げて見よう。

この菊のみは、東日本の限られた地域でしか自生していないのだが、古くから栽培されているので、色々な場所で見る事が出来る。イソギクを最初に見たのが、ダルマギクを見に角島へ出向いた折に、角島燈台の下に有る夢崎波の公園内に植栽されていたので、てっきり西日本にも自生しているのかと思っていた。しかしながら最初に書いた様に東日本の千葉県の犬房埼から静岡県の御前崎、伊豆諸島の海岸線の崖にしか自生しているものは無いそうで、西日本では自生している花を見る事は出来ない。

花が小さくて筒状花のみで構成されているので、菊人形の着物等に使われる事が多く、古くから栽培されているらしくて、意外と身近で見ていたかも知れない。野菊は元々、交配しやすく、植栽されている家菊との交配種が出来て、舌状花を持つハナイソギクと言う種類の菊も有る。このハナイソギクも、角島の波の公園に植えられていた。

イソギクは磯に咲く菊と言う事で、名前が付けられた様で有るが、四国の徳島県から高知県にかけて、同じ様な筒状花からなるシオギク、紀伊半島に分布するキイシオギクと言う良く似た花が有るが、こちらは塩菊(潮菊)或いは潮風菊と呼ばれている。イソギクの場合は太平洋側に咲いている事を意味する学名pacificumが使われているが、シオギクの場合は和名がそのまま学名、shiwogikuとして使われているのも面白い。両者は一つ一つの花の直径が違い、イソギクが5mm程度で有るのに対して、シオギクは10mm程度と大きいらしい。キイシオギクはイソギクとシオギクの中間型との事だ。

結局、イソギクとシオギクは恐らく、太平洋側に分布していた同じ先祖の菊が分化してそれぞれ進化していったものでは無いかと推定する紀伊半島に咲くキイシオギクがその中間型と言うことからも推測できるのだが、愛知県の知多半島や渥美半島等の先端付近には、これらの花が無いのであろうかと少し分布状態も気になる所で有る。

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イソギク
キク科キク属
Chrysanthemum pacificum

千葉県の犬房埼から静岡県の御前崎、伊豆諸島等の太平洋岸の崖等に分布する多年草。栽培している場合も多い、花は筒状花のみからなり花径5mm程度のものが密集して、茎先に付く。葉は厚くて、表面には腺点が有り、緑色だが、縁が白くなっている。葉の裏は微毛が密集しているので銀色に見える。

シマカンギクの変種

[オッタチカンギク]

先ほどから、雨が降り始めた。暫く気持ちの良い天気が続いたのだが、この雨を境に寒気が入って来る様で有る。来週辺りは中国地方の日本海側でも雪の便りが聞こえて来そうで有る。

最近、ニュ-スで目立つものに、大麻取締法で現役の大学生が逮捕されている事で有る。大麻は麻の繊維を作るものと同じものなので有るが、葉や花にテトラヒドロカンナビノ-ルと言う人が吸うと、幻覚症状等を起こし精神衛生的には良くない為に、大麻取締法によって規制されている植物。繊維等を得るために栽培する場合は栽培許可が必要で有るが、最近はあまり栽培されている事は少ない。ただし、学生や芸能人の中には、それをマリファナとして使用する為に栽培している場合が有り、当然許可等を受けていないので法律に抵触し、逮捕される訳で有る。やや由々しき社会現象の一つで有る。

さて、本日も野菊の一つのオッタチカンギクについて記載する。オッタチカンギクは島根県出雲市乙立町に有る立久恵峡で発見されたシマカンギクの変種で有る。自分も以前、見に出向いたのだが、急な崖の斜面に咲いていて傍では見る事が出来ず。写真は望遠レンズを使って撮影した事が有る。
写真の花は植物公園で撮影したもので、立久恵峡は水害の被害が有り、観光施設も水没したり、橋が流されたりしたらしくて、現在も大きな駐車場が無くなっているらしくて、ここ数年出向いて居ない。

立久恵峡については、乙立通信と言うサイトに載っているので参照されたい。

ともかく変種と言う事になると、素人目にはシマカンギクとの違いが全く分からないので有るが、野草の本によれば、総苞外片がオッタチカンギクは線形で、シマカンギクの場合は長楕円から卵形と書いて有った。前に書いたのだが、シマカンギクの仲間(サンインギク、ニジガハマギク、イヨアブラギクetc.)は良く似ていて総苞片や葉等が少し違う様で有る。

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全体の姿

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オッタチカンギク
キク科キク属
Chrysanthemum indicum var. maruyamanum

漢字で乙立寒菊と書くが、島根県出雲市乙立町に分布するキク科の多年草。従って、名の由来は、島根県出雲市の乙立地区で発見されたことからきている。島寒菊(シマカンギク)の変種で、島寒菊(シマカンギク)に近いが葉が小さく3中裂する。開花時期は10~12月ころで、黄色い舌状花の頭花を咲かせる。

本日も暖かい一日

[ナカガワノギク]

本日も暖かな一日で有った。こんな日が続いて呉れると良いのだがそれは欲張りだろう。庭の花壇に朝、水やりをしていると返り咲きとは多分言わないと思うのだが、梅雨の時期に黄色い花を沢山付けるビョウヤナギが数輪花を付けていた。

本日も菊科の花で、またまた花だけ見ると全くお手上げ状態の野菊で、徳島県の那賀川流域にのみ分布するナカガワノギクで有る。当然、徳島県迄は出向いていないので、植物公園に植栽して有ったもので有る。徳島県は四国一の大河の吉野川と、やや県の南部に位置する那賀川が東に向かって流れており、河口は紀伊水道側に有る。その那賀川の中流域等の川の中の岩場に分布している様で有る。

この菊が面白いのは、渓流沿い植物と言われ、元々先祖が同じで有ったとされるリュウノウギクから分岐し、増水したら水の流れをまともに受ける様な場所に進出した事で、くさび形の葉が細くて、先が三裂しているのは水の抵抗が小さくなる様に進化した事に有る。この那賀側の中流域に那賀町鷲敷(ワジ)と言うところが有るのだが、この付近にワジギクと言われる野菊が咲いている様だ。このワジギクはナカガワギクとシマカンギクが自然交配したものらしいのだが、ナカガワノギクと違って渓流沿う植物では無いらしく、シマカンギクの遺伝子を使って川岸から陸への再進出を図っているものと推定されている。なかなか植物も、種属を残す為にしたたかな戦略を取っているものだとも思う。

今週に、このBlogで取り上げた、シマカンギクの中で、山口県光市のニジガハマギクについて触れたのだが、この菊もノジギク(セトノジギク?)とシマカンギクの自然交配によって生まれたものと言われていて、シマカンギクの花色を受け継いだ黄色やノジギクの白い花色を受け継いだもの等何色も変化に富んでいるらしいのだが、ワジギクの場合はナカガワギクの花色の遺伝子が強そうで白花にちかいものらしい。

結局、野菊と言われている花は、自然交配種を作り易くて、生えている場所の環境に適応する様に色々な形態を取って生き延びていく様で有る。昨日取り上げた不明花も、そう言った種類の花では無いだろうかと現在思っている所で有る。

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全体の姿

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ナカガワノギク
キク科キク属
Chrysanthemum yoshinaganthum

徳島県立博物館の那賀川の植物と言うWebに、徳島県阿南市持井より那賀町長安口ダム迄の範囲の限られた場所にのみに分布する多年草と記載が有る。葉は4~5cm、幅1.5~2cmの楔状で、葉先は三つに分かれている。なお、学名のyoshinaganthemは発見者の吉永氏の名前を記念して付けられた。

お手上げ

[不明(キク科)]

自宅に咲いているこの菊は一体何と言うのか結局、調べても良く分からない。似ている花にコンギクやオオユウガギク等が有るのだが、葉がどうもそれらとは違う様だ。またシオン(紫苑)とも花付きは似ているのだが、葉や全体の姿がかなり異なる。

全体的に見ると直立した感じで、草丈は60cm位で有ろう。そして、茎の先端に多数、舌状花が紫色から青、筒状花が黄色の、直径2~2.5cm程度の沢山の花を付ける。葉はキク属のものでは無くて、どちらかと言うと、シオン属或いはヨメナ属の葉で有る。但し、葉の大きさが、やや、ヨメナ、ノコンギク、オオユウガギク等と比較すると幅広くて粗い鋸歯が有る。

花を裂いて冠毛を見て見ると、毛が長い事から、ノコンギクの栽培種で有るコンギクかとも最初は思っていたのだが、ちよっと様子が異なる。一体何だろうか?

毎年、同じ所に咲くので多年草なので有るが、シランやホトトギス(タイワンホトトギスでは無いかとのコメントを頂いた)と混ぜこぜになって咲いている。

良く分からん花を取り上げるのは躊躇するのだが、誰かこのblogを見てお教え頂ければと思いupした。

この花も近くの山に咲いていたものを家内が取って帰って植えたもので、ヨメナやノコンギクと同じ様な野菊だろうと思っていたのだが、どうも良く分からない花で有る。また花はヨメナやノコンギクより遅く、それらり花が終わりかけた頃に沢山咲く。

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全体の姿

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不明(候補⇒コンギク、オオユウガギク辺りか?)
キク科ヨメナ?属
コメント無し

黄色い花の野菊

[シマカンギク]

本日は暖かくて、昨日迄の寒さが嘘の様な天気で有った。本日のニュ-スによればガソリン店頭価格が130円代となったとの事で有る。一時期は車に乗るのをかなり控えていたのだが、少しはこれで、行きたい所に行ける様になるかも知れない。

但し、既に晩秋となって来ており花等の数も少なくなって来ているので、出かけたいと思っていた所には花は無しの状態であるのだが、キク科の花は未だ山野に咲いているので、ブラブラして見るのも良いかも知れない。

最近、花ネタが途切れたので、また植物公園に咲いていた黄色い野菊で有るシマカンギクに付いて記載して見よう。シマカンギクは漢字で島寒菊と書くので、この花の名前を知った最初の頃は海岸線の島にでも咲くのだろうと思っていたのだが、結構、山地にも咲く菊で有る。角島に数年前に出向いた頃に、栽培していたのか自生していたのか分からないが、この花に良く似た菊が有り、その事も関係してそう思っていたのである。

しかし、この菊は栽培されている菊とそれほど違いも良く分からないが、シマカンギクと家菊が自然交配してサンインギクと言う新種が昔出来て、更にサンインギクが瀬戸内に有るノジギクと交配してニジガハマキクと言う光市にのみ見られる菊が有る。またシマカンギクの変種で有る花に島根県出雲市の立久恵峡付近に咲く、オッタチカンギクと言う固有種も有る。これらの花はサイインギクを除いて、全て黄色い野菊で有ると言える。

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全体の姿

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シマカンギク
キク科キク属
Chrysanthemum indicum

本州の近畿異西から四国、九州に分布する多年草。日当たりの良い山野に生える菊。島が付いているのだが、あまり島とは関係ない様で、冬でも咲いているので寒菊の名前が付いている。別名はアブラギクで、花を江戸時代に油に浸けて菊油と称して、傷薬にしたそうで有るので、この様に呼ばれた。

またまた野菊

[サツマノギク]

野菊の中の、ノジギクを昨日取り上げたのだが、本日も良く似た花で薩摩野菊を取り上げて見よう。

九州の鹿児島県は大隅半島と薩摩半島からなり両方が形成する湾が錦江(鹿児島)湾で、桜島は大隅半島側に位置している。この薩摩半島の枕崎市から南さつま市に沿った東シナ海側はやや入り組んだ海岸線を有し、野間半島と言われる小さな半島が飛びだしているのだが、ここにサツマノギクが沢山自生しているらしい。

当然、遠くなので見に行けないのだが、山旅倶楽部と言う会員制のWebに紹介されていたので、内容を一部引用すると、鹿児島県笠沙町(現在は南さつま市笠沙町)の野間半島では、白や薄いピンク色を中心とした素朴な野菊、サツマノギクが潮風を受けて咲き乱れている。青い海を背景に国道226号、海岸線沿いに見られる花は、笠沙町の花でもあり、これから12月のなかばまで楽しめそうだ。

政府が提案している、高速道路が1000円になれば出向いて行っても良いだろうが、当然日帰りは出来ない場所に有るから一泊二日の行程になるだろうが遠い所だ。九州新幹線が全線開通すれば日帰りも可能となるだろうか?

写真のサツマノギクの花は植物公園に植栽されていたもので有るが、昨年も別のblog(休止中)で取り上げていて、調べて見たら全く同じ様な事が書いて有った。

昨日記載したのだが、ノジギクの変種にアシズリノジギクと言う野菊が四国の足摺岬等の南部を中心とした海岸線の岩場等に生えているものと、これまた何処が違うのだろうか?と思った花でも有る。

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全体の姿


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サツマノギク
キク科キク属
Chrysunthemum ornatum

熊本県から鹿児島県にかけての海岸付近に自生する多年草。アシズリノジギクと同じ様に葉の縁が白く縁取られていて、葉の裏側は銀白色の微毛が密生しているので白く見える。鹿児島県の野間半島辺りで多く見られる様で有る。花色は白が多いが、紅花も有るとの事だ。

野菊の仲間

[ノジギク]

昨日迄の雨で、すっかり空気が冬と入れ替わった感じで、今朝も相当冷え込んだ。そんな中にポッリとスミレの花が返り咲きしていた。今年手に入れた明神スミレが一輪寒さに震えながら健気に咲いていた。

スミレは春の花で有り、やはり秋から晩秋を彩る花と言えば、キク科の花で有ろう。キク科の花の中で、海岸に近い崖等で見かける白い花にノジギクが有る。自分はノジギクの変種で有るセトノジギクとノジギクの違いが良く分からないのだが、葉が薄くて、花付きも疎らに付くものがセトノジギクとされているので、白い野菊は多分それだと思う。

リュウノウギクに良く似た感じの花で、リュウノウギクは香りが有るのだが、ノジギクは香りが弱いとの事、一説には、ノジギクはリュウノウギクとシマカンギクの交配種ではないかとする考え方も有り、山地から低地の海岸へ移動して来たので有ろうか?

このノジギクは植物公園で植栽されていたもので、名札にもノジギクと記載が有り、セトノジギクでは無い様だ。直ぐそばに四国の足摺岬付近で見られるアシズリノジギクも植えて有ったのだが、因みにアシズリノジギクはノジギクとの区別点が葉に有り、葉の縁が白く縁取られている。この様にはっきりとした区別出来るものは分かり易いのだが、白い縁取りの葉を持つキクにはイソギクが有り、こちらは黄色い花で花も舌状花は無くて筒状花から構成されているので簡単に判別出来るだろう。

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全体の姿

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ノジギク
キク科キク属
Chrysanthemum japonense

野菊の一つに数えられる日本固有種で、兵庫県から九州までの瀬戸内、太平洋岸等に分布する多年草。変種としてセトウチノジギク、アシズリノジギク等が有る。やや、リュウノウギクと似ている感じがするが、一説にリュウノウギクとシマカンギクの交配種では?との考え方も有る。兵庫県はこの花を県花と定めている様で有るが、命名者の植物学者の牧野富太郎博士が姫路市で群落を調査した事等に因んで指定されたものだと思う。

チラホラと咲き始めた

[ウィンタ-コスモス]

この時期から庭に咲く花と言えば、ウィンタ-コスモスと言う名前で流通しているビデンスの花で、おそらくイェロ-キュ-ピットと言う可愛い名前の品種のもので有る。結構、放置しているのだけれど蔓延った感じで庭の一角を占領している花なので有る。その為に、その一角を花壇や、畑等してもどうしても他の植物が負けてしまう感じで上手く行かない。

別名を菊咲きセンダングサと言う位だからセンダングサの仲間なので有り(センダングサ属;Bidens)、当然センダングサと同じ様に蔓延るのかも知れない?。確かに花後の種子は棒状で棘状に先端がなっているから、そっくりで有り、花も良く見ると筒状花部分がセンダングサ(良く見かけるのはコセンダングサで有るが)にも良く似ている。

植えて有る位置が繁殖に適しているのか、ヒガンバナ、ミヤコワスレ、ベゴニアを植えて有る一角を占領してしまっている。花が終わった後、相当抜くのだが、夏から秋にかけて葉がどんどん繁り、他の植物も分からなくなってしまう位となってしまう。花が可愛いので、そのまま放置している状態なのだが......

この花と関係無いのだが、その近くにアルストロメリアも植えて有るが、こちらもウィンタ-コスモスに負けじとばかり繁殖して、西洋実桜の下に植えて有るキバナセツブンソウ、カタクリ、スノ-ドロップ等が凌駕されてしまう勢いで、こちらも大分抜いてやらないと、とんでも無い事になってしまう。庭が広ければ、それぞれのゾ-ンと言う感じで区分けする事も可能なのだが狭い庭に色々な花を植えていると、ついつい邪魔もの扱いになってしまう花達でも有るのだが、花が可愛いし有る程度は妥協しなくては.......

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全体の姿

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ウィンタ-コスモス(流通名)
キク科ビデンス属
Bidens spp.

南アメリカ原産の半耐寒性の多年草(ビデンスが正式名称)。花期は11月頃から、翌年の春頃まで、矮性種とやや草丈が高くなるタイプが有り、別名に菊咲き栴檀草の名前が有る。花がコスモスに似ていて、冬の時期に咲くのでウィンタ-コスモスと言う流通名で通っている。

少し寒くなった。

[ペンタス(そのⅡ)]

昨晩から冷たい雨が降り、今日も小康状態は有ったのだが、一日グズついたお天気で、しかも曇っていたので気温も上がらず、立冬を昨日暦の上で迎えたら、晩秋から初冬の天気となってしまった。雨の中をフラフラと紅葉でも見に行こうと県北付近から島根県の三瓶山付近までドライブしてみたのだが、寒くてあまり車外へ出る事も無く車窓に写る紅葉を楽しんで来た。

花も少なくなって来て、またぞろ植物園や植物観覧施設の花を取り上げる事が多くなりそうなのだが、自宅に少しばかり咲いている花でお茶を濁す訳ではないが取り上げて見よう。8月27日に山口フラワ-ランドに咲いていたペンタスを取り上げたのだが、現在、自宅の庭に植えたものが咲いている。植物園や植物を鑑賞させる施設に咲いている花は少し一般家庭の花に比べて早くから、咲かせている事が多いのだが、この花も耐寒性が低いので、そろそろ終わりに近いのだが、未だ一週間以上は持ちそうな気がする。

8月27日の記事を再掲載すると、以下の事が書いて有った。『今年の春にペンタスの種を蒔いたのだが、非常に小さな芽が出て、その後暫くして全滅の状態となってしまった。何が悪かったのか検討がつかないのだがどうも水のやり過ぎかも?原因が分からない。しょうがないので、苗を4株程購入して植えて見たのだが、あまり大株とはなって居ない。先日出向いた、山口フラワ-ランドにはペンタスは花盛りで赤、白、ピンクの花が可愛いかった。』

しかしながら、まあまあの花姿になって来たので、一昨日のアゲラタムでは無いけれど、もう一度このblogへ掲載しておくこととした。ペンタスは名前の通り五角形の星形の花で、植物園等では温室内に植えられて年を越している様なのだが、一般家庭では温室を持っていない人が多いので、路地に植えたら一年で終わってしまうのだが、まだ寒さが本格化しないので、もう少し楽しませてくれるだろうと思う。

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全体の姿

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ペンタス
アカネ科ペンタス属
pentas lanceolata

熱帯アフリカ、マダカスカル原産の多年草。しかし、日本では一年草扱い。茎の先に星型の花を沢山付ける。日本へは明治末期頃に渡来した。耐暑性には優れているが、耐寒性は低い。和名はクササンタンカ(草山丹花)でサンタンカに似ている所から付けられた。

もう直ぐ冬かな?

[サザンカ]

自宅の庭に有るサザンカ(山茶花)の木が花を付け始めた。ピンクの八重咲きの花で、当然と言っては変なのだが、園芸種で有る。一般的に園芸種のサザンカは同属のツバキ(椿)との交配によって園芸改良されている。

この事は、椿との違いが明瞭になり難いのだが、葉が一般的に小さく縁に鋸歯が有り、花弁やオシベの根本が離れているものをサザンカとして区別すると良いとの事だ。

最近、萩の方には行って居ないのだが、山口県萩市の萩城(指月城)の有る場所に、本州で唯一自生地(自生北限地)が有り白い花を咲かせる。サザンカの咲いている場所に立札が有り、自生北限地とされている様な事が書いて有った。

園芸種のサザンカは三つに分類されていて、サザンカ群(原種に近い品種)、カンツバキ群(獅子頭(カンツバキの品種)から派生した品種)、ハルサザンカ群(サザンカとツバキの種間交配した品種)に分けられる様で有る。学名から判明する様にサザンカ(sasanqua)は日本固有種で有る事を示している。一般的にサザンカの花が一番早く咲き、次いでカンツバキ、ハルサザンカの順に花が咲く。

茶花として、昔、武士が椿よりも山茶花を好んだと言う変な流言が有るのだが、確かに山茶花は茶花として使う様だか、椿も結構、武士の家に植えられていたし、茶等で言われる侘びとか言う品種「侘び助」等も有り、ちよっと不思議な流言で有る。また花の時期も違うし、椿はどちらかと言うと春に近い冬で、山茶花は冬に近い秋の花でも有り、季節の変化を両方とも感じさせてくれる花で有る。

サザンカが咲くと、童謡の『たきび』の歌詞を思い起こしてしまう。♪かきねのかきねの曲がりかど、...で始まる歌詞なんだけれど、二番が♪さざんか、さざんか咲いた道、たきびだ、たきびだ、落ち葉焚き、あたろうか、あたろうよ、しもやけ、お手てがもうかゆい♪と歌われている様に冬近しと言う感じの花なんだなぁ~と思う。

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全体の姿

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花の拡大(Ⅰ)

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花の拡大(Ⅱ)

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サザンカ
ツバキ科ツバキ属
Camellia sasanqua

多くの園芸品種が有る常緑小高木。山口県、四国の太平洋側、南九州より西南諸島に自生する。別名はヒメツバキ等と呼ばれる事が有るが、椿と葉が違い、鋸歯が有り、花後の散り方が、花弁がバラバラに散り落ちる。花色は白、ピンク、赤等が有り、5~8cm程度の大きさで有る。

零れ種から

[アゲラタム]

昨年の春に、種をタキイから購入したアゲラタムの花が、零れ種で咲いている。色はあまり良く無いのだが、健気に咲いているのを見たら、blogに取り上げない訳にも行くまいと言う事で、アゲラタムに付いて記載する。

昨年沢山咲いたので、今年は種の購入はしなかったので有るが、昨年も遅くまで咲いていた花で、白色とピンク、青(藍)の三種で有ったのだが、今年は零れ種で白とピンクの混合色の花が一株、藍
色の花が二株程咲いている。ただ藍色の花は昨年はもっと濃い色合いだったものが有ったのだが、今年は色が悪い。何もしなかったし、芽が出ている事も気が付かなかったので花を付けて初めて植えた覚えがないから昨年の零れ種から芽吹いて花を付けたのだろう。

零れ種で成長したらしいものは他にも、秋口に咲いたダンギクが有る、こちらも昨年植えていた場所とは違った位置で花を咲かせた。しかし、この様にして花を付けたものはあまり成長も良く無くて、やや貧弱な感じがする。こうやって思ってもみなかった所に健気に咲いて呉れると何だか得をした様な気にもなるから不思議で有る。

この花を最初に見たのが、広島県の神石高原町に有る『山野草の里』で有ったので、最初はてっきり山野草かと思っていたのだが、園芸種で有る事が分かり育てて見る事にして昨年挑戦したものだった。

アゲラタムの和名は混乱している様に感じる。カッコウアザミと言う名前で用いられている事が多く、カッコウアザミはカワミドリ(霍香)に似た葉を持ち花が薊に似ているから付けられた名前なのだが、花はアゲラタムよりやや小さい。しかしアゲラタムと同じ種類なので、アゲラタムもカッコウアザミと呼んでも間違いではないのかも知れないのだが、そうするとカッコウアザミと言われるものと同じものとなってしまうので、やはりオオカッコウアザミと分類しておいた方が無難で有ろう。

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花の拡大

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アゲラタム
キク科アゲラタム属
Ageratum houslonianum

メキシコからペル-原産の多年草(日本では春蒔き一年草として園芸上は扱う)、和名はオオカッコウアザミ(大霍香薊)と言うメキシコ辺りから渡来した植物と良く似ているから、園芸店等では大を付けなくて、カッコウアザミとアゲラタムの事を言っている場合が有るが正確には違う。ふにゃふにゃした針状の花を夏から晩秋まで咲かせる。白花、ピンク、薄藍色、青等の花色が有る。

毒草だけれど近代医学の発展を促した植物

[チョウセンアサガオ]

今日、アメリカの次期大統領にオバマ氏が当選したとテレビで報道していた。大統領としては、初めての黒人系の人になる。とは言っても、彼は黒人の父と白人の母を持つハ-フなので有るのだが。アメリカは多くの人種で構成された国で有るから、黒人系の人が大統領になってもおかしくは無いのであるが、自由の国と言いながら人種差別が歴然と存在し、有色人種と言われる、東洋系、アフリカ系、ヒスパニア系等〃の住民は貧困に喘いで来た。

彼が大統領になったからと言って、今すぐに、人種差別が無くなるとは思えないのだが、アメリカに取っては大きな改革の第一歩を踏み出した訳で有る。彼が掲げる政策に人種、党派を超えた「統合」が有るのだが、これが若い有権者層に浸透した結果と、経済の閉塞からの打破を全面に出した金融市場の規制強化等が多くの支持に至った原因で有る。

しかし、彼は、白人系の一部の人間から常に暗殺の危機にも晒されているのも現状で有り、事情は違うが、大昔の若きアメリカ大統領のケネディ氏の二の舞になる事が無い様に厳重な警戒体制を取って貰いたいもので有る。

先日、植物園で、チョウセンアサガオと名札の付いた花を見た。茎や葉はナスに良く似ていて、花がやや漏斗状に咲いている位がナスとは違う感じだが、花の付け根を見て見ると、まさにナスで有った。チョウセンアサガオは毒性の強い植物で有る事も知られていて、江戸時代の外科医で有った花岡青洲が、初めて乳がん手術に、全身麻酔薬として、通仙散と言う麻酔薬を使い成功を収めた。この事は、日本に近代医学の発展を促した輝かしい業績として評価される。

しかし、この植物を主成分とするものを用いて、通仙散を開発する過程で、彼の妻は失明に至った様で、花岡青洲の妻と言う題名で有吉佐和子の小説が有り、NHKのドラマや大昔、大映で映画化されたりもした。昔は人体実験で薬の薬効を調べていたらしいが、彼の母、彼の妻を使っていた様だった。花岡青洲については、青洲の里に詳しい。

チョウセンアサガオは種類が色々と有り、木立朝鮮朝顔、アメリカ朝鮮朝顔、八重朝鮮朝顔等が有る。木立朝鮮朝顔と書いたのだが、実はエンゼルトランペットと言う名前の方が通りが良い。

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全体の姿

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花の拡大

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種子の拡大

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チョウセンアサガオ
ナス科チョウセンアサガオ属
Datura cv.Purpul queen

別名をマンダラゲ(曼荼羅華)或いはキチガイナスビと言われる一年草。原産地はインドから東南アジアで江戸時代の頃に日本に渡来した。アサガオと名前が付いているがアザガオが属するヒルガオ科では無く花が漏斗状に咲き似ているので呼ばれた名前。毒性が有り、ヒヨスチアミン、アストロピン等のアルカロイドが含まれているので、誤食すると、嘔吐、呼吸困難等の症状が出る。江戸時代にこの植物を花岡青洲が日本で初めて外科手術をした時に全身麻酔に使用した事で有名な植物で有る。

今年も植え無かった

[フレンチマリゴ-ルド]


昨年今頃は一体何をしていたのだろうかと、思い返して見ても良く分からない。一年過ぎてしまうと、前の年の事をすっかり忘れてしまっている。そう言えば昨年の今頃は娘の結婚式の準備に大わらわだった様な気がする。

昨日、娘夫婦が連休を利用しての里帰り...と言っても同じ県内に住んでいるので、東京、大阪等に住んでいるのでは無いからちょくちょく一人で帰って来る。最近、少し登山をし始めたらしくて、中国地方の最高峰の大山に土曜日登ったと言っていた。

紅葉が見ごろで綺麗だったと言っていた。そう言えば、この数年、大山に出向いて居ない。数年前は日帰りで車を運転して、登っていたものだったが流石に最近はちよっと敬遠気味となってしまった。年は取りたくないものだ。

マリ-ゴ-ルドが好きな訳では無いのだが、花期も長くて良く見かける花なので本日はマリ-ゴ-ルドについて書いて見よう。園芸種としてのマリ-ゴ-ルドは元々メキシコ等に原産していたものを、ヨ-ロッパ(パリ)に持ち込まれて品種改良された系統(フレンチ系)と、北アフリカに持ち込まれて帰化植物となったものを品種改良した系統(アフリカン)に大別される。

フレンチ系はやや小さくて花色も比較的豊富なので有るが、アフリカン系は大輪の花を咲かせるものの花色がフレンチと比べると少ない様だ。しかし、最近は両者間で交配された新しい品種等もつくられていてフレンチとアフリカンの区別はつき難くなっている。

マリ-ゴ-ルドは土中の線虫(ネマト-ダ)を殺す作用が有るので、野菜と一緒に植えたり、被害に会いやすい他の植物と一緒に植えると良いと言われるのだが、今年は種が入手出来なかったので植えて居ない。この写真の花は山口フラワ-ランドに咲いていたもので有る。

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サファリ・レッド

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デュランゴ・イエロ-

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フレンチマリゴ-ルド
キク科タゲテス(コウオウソウ)属
Tagetes patula

メキシコ原産のものをヨ-ロッパで改良された園芸品種。花期は長くて春から秋の終わりまで咲いている。耐寒性が低いので、日本等では一年草扱い(多年草)。葉は波状に深く切れ込む。アフリカン(tagetes erecta)、メキシカン(tagetes tenuifolia)とフレンチ(tagetes patula)が有る。線虫の防除効果が有るので作物の間に植えると良い。

文化の日

[ツワブキ]

本日は文化の日の祝日で有った。文化と言う言葉の定義は英語で言えばcultureで有るが、人間が生活において風習、習慣などを長年にわたり培って来たので有るが、そのことを支えて派生した道徳、宗教、美術、音楽、芸能等の広い範囲を指しているものと思われるのだが、近年では、それらも多様化して、なかなか定義すると言うのも難しくなって来ている。例えば、現在の生活様式から若者文化と言う言葉が有るのだが、従来からの伝統有る範囲から逸脱した新しい価値観を持っている様な場合も、歳月が過ぎて行くと一種の文化として新しいジャンルが形成される。

文化の日に皇居で文化勲章の親授式等が行れたのだが、今年はノ-ベル物理学賞や化学賞に選定された先生方と小説家の田辺聖子、小沢征爾、古橋広之進氏等が選ばれていた様で有った。異存の無い妥当な選任のされ方で有ったのであろう。また明日には文化功労章の顕彰式がホテルオ-クラにて行われるとの事で有る。こちらも俳人の金子兜太氏、作曲家の一柳慧氏、船村徹氏、人形作家の奥田小由女氏、米国籍を有する文化勲章にも選定された下村氏等〃が選定された様で有る。長い間、芸術、文学、音楽或いは研究活動を続けられて来た方達で日本を代表する文化人とも言えるので有ろう。

さて、文化の日と言っても文化の一旦に触れ合ったわけではないのだが、少し文化とは無関係の庭仕事をして、近くを散策して見ると、近くの神社や民家にツワブキの黄色い花が目立つ様になって来た。ツワブキと言うと島根県津和野町が町の花として選定している。もともと津和野と言う知名はツワブキがおおい茂る野と言う意味であったとか、ツワブキを土地の人が眺めてツワブキ野と呼んでいたものが津和野に転化したと言う事だ。

昨年、ツワブキを一株植えたのだが、何故か枯れてしまい自宅には無いが、近所には沢山ツワブキを植えてられる方が居る。ツワブキは葉を火であぶり柔らかくして細く刻んで、打撲、腫れ物、切り傷等の外用薬としたり、葉から出る汁を直接そう言った箇所に塗布すると効果が有るとか?

またツワブキの若い葉や葉柄を茹でたり、佃煮にして食べると言う事を聞いた事があるのだが、詳細は不明。

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全体の姿

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花の拡大

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ツワブキ
キク科ツワブキ属
Farfugium japonicum

福島県より以西の本州から琉球諸島にまで分布する多年草。葉がつやつやとしておりフキの葉に似ているところから艶の有る葉の蕗から転化したものと思われる。花は茎の頂部に4~5cm程度の散房花序で数輪黄色い花を付ける。

11月と言えば菊の季節?

[コギク]

11月の最初の三連休の中日?で有るが、庭の木を少し風通しが良くなる様にした。ハナミズキの小さな木がモッコウバラに押されてあわやと言う感じになって居た。街路樹に植えてあるハナミズキは既に紅葉が終わりかけているのだが、自宅のものは紅葉が少しだけで、おそらくモウコウバラの為に温室効果の様な状態となっていたのだろう?

今自宅の庭はメランポジウム、矮性ダリア、ペチュニア等が終焉を迎えつつ有り、スイセンが芽を出し、ムスカリが葉をひょろ長く伸ばしている状態で、パンダスミレ(ツルスミレ)の返り咲きの花、アゲラタム、ガザニア、マ-ガレット等がちらほら咲いている程度であまり見るべきものが無い。更に、自宅のウィンタ-コスモスは沢山蕾を付けているのだが、まだ今朝みた時には、未だ一輪しか咲いていない。

元気なのは、キク科の花で、ヨメナとノコンギクは未だ元気良く咲いているが、ノコンギクに似た花がやっと沢山咲いているのだが、こちらは最初コンギクかなと思っていたのだが、どうも様子が違う、今花の図鑑と照らし合わせて何の花なのか検討中で有る。

自宅の菊は、放ったらかしにしていたので、そろそろ茎の下側に枯れた様な葉が目立つ様になって来た。来年は挿し木をして更新?してやらないと行けないだろう。その菊は多分、小菊と言われる種類のもので有ろう。スプレ-菊と言われる洋菊ではないと思っているので、今日は小菊の名前で記載する。

小菊とスプレ-菊の違いはスプレ-菊は枝別れして沢山枝先に花を付けるが花の状態はさほど変わらないので私には良く分からない。一般的に仏様等に御供花として飾られるのはスプレ-菊が多く、菊生産農家は沢山栽培している様だ。小菊は良く菊人形展に用いられている花で、一重から八重と咲き方も多様で花色も白、赤、黄、橙等と豊富で有る。

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八重咲き

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八重の拡大


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変わった花色

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一重咲きぽい八重(筒状花が黄色)

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コギク
キク科キク属
Chrysanthemum×morifolium

別名はイエギク(家菊)と言われる耐寒性多年草。中国原産の菊を品種改良して園芸用にしたもので香りが有り日本の風土にも適している。菊人形等に沢山使われる事が多い。花も一重から八重等も有りまた花色も豊富。日本からヨ-ロッパに伝わった菊等はヨ-ロッパで品種改良されて、スプレ-菊等の名前で再渡来して、所謂和菊よりも華やかな感じがする。花を見ても和菊とスプレ-菊の区別が難しい?

十一月になった。

[ダルマギク]

今日から11月で有る。数日前にも書いたのだが、一年はあっと言う間に過ぎて後2ケ月になってしまった。そろそろ冬が近いと言うことなのか山口県周南市熊毛町の八代盆地にツルのカップルが越冬に飛来して来たらしい。昨年は7羽の越冬ツルしか飛来して来なくて、飛来数を多くしようと、地元では色々な対策をこうじているのだが、残念ながら成功はしていない。

この時期になると、山口県の角島のダルマギク群生地にむしょうに行ってみたくなる。角島は本土と離れているのだが、2000年11月に、1780mの長さを有する角島大橋が完成して気軽に島へ渡る事が出来る様になった。最近では東映が「四日間の奇蹟」のロケ地として一躍有名になり訪れる人も多い。

ここは、花の島としても有名で、冬のスイセン、夏のハマオモト(ハマユウ)、秋から初冬のホソバワダン、ダルマギク、ツワブキ等が咲き誇る。

ダルマギクは角島の牧崎風の公園内に多く自生しているのだが、元々、牧畜が行われていた場所で奈良時代の頃から牛を放牧していたと言う記録が有る。現在も一部は放牧されているが海岸一帯は遊歩道も付けられ、散策出来る様になっている。

この時期、沢山のダルマギクとややヤクシソウに似た感じの黄色い花をつけるホソバワダンの花が目立つ。日本海から吹きつける風は天気が悪いと岩場に波を打ちつけるのだけれど、天気が良かったので平穏な海で有った。

ダルマギクは一応はノギクの分類に入るのだけれど、草丈は15~30cm位で、どちらかと言うと横に広がって自生している様に見える。葉がビロ-ドの様に微毛が沢山生えていてやや厚い感じがする。そして、茎の先にノギクの仲間としては比較的大きな(3~4cm位)淡青から淡紫色の花を付け少し園芸種の様にも見える。

ダルマキクは漢字で達磨菊と書くのだが、ヘラ状の丸い葉が達磨さんに見えるからだとか、花が岩場にどっしりとした感じで咲く様子を達磨さんが岩場の上に座って修行している姿に見たてたとか説があるのだけれど、日本海から吹き寄せる強い風もなんのそのと言った強健な姿からそんな感じを受けたのだろう。

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全体の姿

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やや近寄って撮影

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花の拡大

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ダルマギク
キク科アスタ-(シオン)属
Aster spathulifolius

日本では本州の西日本から九州の日本海側の崖の様な所に自生する多年草。葉はヘラに似た形で白い微毛に覆われていて少し淡緑色に見える。花色は淡青色、淡紫色から少し白いものまで有り、筒状花は黄色で有る。中国地方では、山口県下関市や萩市等の海岸の岩場で見られる。

プロフィール

KAN

Author:KAN
KANの花日記へようこそ、毎日一つの花に限定して日記風に花の事、日常のちよっとした事等を書いています。

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