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これも有毒

[タマスダレ]

昨日、広島市立植物公園からの花メ-ルが来ていた。地球温暖化と植物の役割についての企画展の案内が記載されていた。出来れば講演会に出向いて話を聞いてみたいもので有る。特別企画展講演会に、講師として、垰田宏氏(植物研究家)を招き10月11日(土)午後1時半~3時半に演題として、地球温暖化と森林と言う内容で、リオサミット以前と以後の環境問題、森林吸収・京都議定書とは何か?IPCCの報告書は何故信頼されるのか?世界と日本の森林に何が起きているのか?私たちは何をすればよいのか?

秋のヒガンバナと共に良く目につく花にタマスダレの白い花が有る。春に咲く花に、アマナと言うものがあるのだが、ちよっと見には良く似ている。お隣の畑に柿木の下に数株が花を付けて居る。花期は比較的長くて、8月頃からポッリポツリと言った感じで咲いていたのだが、最近急に花数も増えて来た。

写真を撮ったのが、9月初めで、その後、撮影させて貰って居ないので、沢山咲いている写真は無いのだが、昨日、歩いていると民家の傍にも沢山の白い花を付けた株が見られた。

タマスダレと言うと、何故か、南京玉簾を思い出してしまう。南京玉簾は最近はあまりお目にかかる事は無いのだが、何かのイベントが有る時に保存会の人だかが会場でやっているのに時々お目にかかる。「アァ、さて、さて、さて,,,,さては南京タマスダレ、ちょいとひねれば、....○○に早変わり」とか言う威勢の良い掛声と共に竹で作った簾を手に持って色々な形を表現し、その簾で釣り竿、柳、国旗等〃と次から次に変化させて行くもので有る。

南京と付いていて、良く演者が中国の服を着ていたりするので、中国から伝わったのかと思っていたら、発祥は日本古来の大道芸と言う事で有る。では何故、南京と言うのが付けられているのかと言えば、古い時代は中国が先進国で有り、そう言った名前を付ける事により芸を強調させると言う意味が有ったのかも知れない。

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全体の姿

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花の拡大

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タマスダレ
ヒガンバナ科ゼフィランサス属
Zephyranthes candida

西インド諸島原産の多年草。花を玉に例えて、葉が沢山集まっている様子を簾として、タマスダレと言う名前が付けられた様で有る。ゼフィランサスやカンジタとも呼ばれる事が有る。花期は8月頃から10月位ヒガンバナ科と言うことで、麟茎にリコリン等のアルカロイドを含む毒草で有るから誤食に注意が必要。

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なかなか思い出せない花名

[トラデスカンティア・パリダ]


昨日は、一昨日の夜から昨日の未明にかけて降った雨を境に急激に気温が下がって昼間でも20℃位で、少し肌寒い一日で有った。本日も雨は現在止んでいるもののやはり肌寒い感じがする。本当に秋分を境として、気温は急激に秋を実感できるものに変化して来ている。

良く目にする花でなかなか名前を思い出せないものが有る。そのなかでツユクサ科の花が自分に取っては思い出せない。自宅に有る花はトキワツユクサで春に白い花を咲かせるし、ムラサキツユクサは梅雨の頃に紫色の花を咲かせる。本日取り上げた花は、流通名がムラサキゴテン(紫御殿)或いはセトクレアセアと呼ばれるトラデスカンティア・パリダと言う花で中々思い出せない花なので有る。

昨日、歩いていると萼、葉、茎が濃紫色をして、中心部分が黄色に見えるピンクの花が目についた、エ~っとと思って花の名前を思い出そうとするのだが、トラディ...何とかかんとかだった様だと喉元まで花名が出ているのだが、結局思い出せずにイライラとして眺めていた。

家に帰り、図鑑を見て直ぐに、この名前だったと、そう言った意味で、花色図鑑と言う本は有りがたいのだが、沢山写真と名前、分類上の属等のみしか記載されて居ないので、次ぎに説明文の載っている植物辞典を引っ張り出して詳細を調べてやっと納得する。

何でもメキシコ原産の常緑??多年草と記載があるのだが、常緑と言う言葉は少し引っかかる。株全体が紫色が強くて、花の盛りは既に過ぎていたのだが、葉はやや緑が有る部分も少し見られるので常緑??多年草と言うのかも知れないのだが、どうも引っかかりの有る書き方で有る。

花はツユクサ科の花姿をしていてピンク色で、花の中心部分のオシベの先端の葯が黄色であるから良く目立つ。

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全体の姿

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花の拡大

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トラデスカンティア・パリダ
ツユクサ科トラディスカンティア(ムラサキツユクサ)属
Tradescantia pallida

別名は、ムラサキゴテン(紫御殿)或いはセトクレアセア等と呼ばれるメキシコ原産の多年草。花期は7月下旬頃から10月位まで、萼、葉や茎はやや紫がかった緑色で葉は厚い。観葉植物や多肉植物に分類される事も有る。花はピンク色でオシベの先端の葯は黄色。

またまた変な分類(人工属?)

[フウラン(交配種)]

昨日は姪の結婚式に参列する為に、広島市内に出向いた。平和記念公園の近くのホテルで挙式されたのだが、挙式迄少し時間が有ったので久しぶりに、原爆資料館を見学する。外国人観光客も結構沢山見学に訪れていて熱心に展示資料を見ていた。彼らはどう感じて資料を見ていたのかは計り知れいのだが、核兵器の使用による悲惨さ等を直接目で訴える展示は、核兵器の廃絶等を考える機会と成り、世界平和に関して、やはり資料展示は必要だと思った。

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原爆ド-ム

平和記念公園から世界遺産となっている原爆ド-ム(旧広島県産業奨励館)へ出向いたが、世界遺産への登録に関してアメリカや中国が登録反対に回ったと言う経緯が有る。アメリカは原子爆弾を投下させた事実を否定すると言う事に、また中国は戦争に反省が足りないとして等の事からでは有るのだが、少しおかしい発想で有る。最近は老朽化も心配され色々と保存に対して施策がなされている。こちらも永久に保存し世界に対して平和或いは核の兵器としての使用の恐ろしさを後世に伝え続けて行くべきで有る。

平和と言う感じの花は思い付かないし、平和記念公園の花を探して見たがあまり無かったので、本日も広島市立植物公園に咲いていた、またまた、花の分類上で良く分からないフウランに付いて書いて見よう。フウランは漢字で風蘭と書く、葉は厚くて、鎌の様な形をしていて、花は一般的には白い。花は萼が三枚花弁が二枚有り長い距が有る。古くから好まれていたランの様で、変異種を特別に富貴蘭(フウキラン)と呼び江戸時代の頃盛んに栽培されていたらしい。

ラン科のフウランは香りが有る着生蘭で、日本では関東以南の本州、四国、九州、沖縄等の南西諸島に分布する常緑性の多年草のランで、花は白いのが普通で有る。私の所有している花の本に中国新聞社から刊行された「花の野歩帳」と言うものがあるのだが、フウラン(広島市安芸区の民家)の事が書いて有り、あまりにも沢山咲いていて仰天したと、そしてこのランが着生している柿木が道路を広げる為に切り倒されるので、末路はどうなるのか哀しいとも書いて有る。刊行されたのが平成13年だから、もう七年近く経っているので無くなっているのだろう。

広島市立植物公園ではラン科の花達が大温室或いはフクシア温室に色々と展示植栽されている。ふと、黄色い花をつけたランが樹木から下がった感じで植栽されていたので、近寄って見てみるとマジックで、フウラン交配種とだけ記載されたプレ-トが下がっていた。ところが、交配種とだけ書いてあるものだから何の交配種だろうか、何故フウランの名前が付いているのに黄色に近い花色なんだろうかと気になり調べ回ったのだが、分からない。またまた納得の行かない花なので有る。

フウランは愛好家が多く、交配種が色々と有る。フウランの欠点の耐寒性等と花色を改良しようと、近縁の熱帯ランとの交配が盛んに行われ、人が作った属として分類されている様で有る。ランの花を栽培して見ようと言うつもりは無いから、これ以上の追及は止める事にしよう。

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全体の姿

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花の拡大

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フウラン(交配種)
ラン科フウラン属
Neofinetia falcata??

普通のフウランは着生植物で、白い花が綺麗で有るのだが、やや成長が遅くて、耐寒性等に欠ける為に、他のフウラン属と交配させて品種改良が盛んに行われている様だ。従って、学名は交配種の場合は、Neofinetia×相手の学名で記載される。交配相手は近縁種のバンダ、アスコケントルム、リンコティリス等の熱帯アジアに自生する花が使われている様で有る。これらは、人工属として、アスコフィネティア属(アスコケントルム×フウラン)、ネオスティリス属(リンコスティリス×フウラン)、バンドフィネティア属(バンダ×フウラン)等に分類されている。(広島市立植物公園のHPを参照した。)

熱帯性の植物は、何かヤヤコシイ

[エクメア]

今朝は、気温が低くて、久しぶりに肌寒くと言うか、少し寒い位の気温で有る。やっと秋本番になった感じがする。秋は結婚式のシ-ズンでも有り、本日は姪の結婚式に参列する。お天気が良さそうなので一安心で有る。

ちよっと、花の写真が無くなったので、暫く、広島市立植物公園の熱帯植物に付いて書いて見よう。この花は温室に咲いていた。名札には、アナナス科のエクメアと記載されていて、学名にAechmea Ruiz et Pav.,nom.cons.と記載して有った。良くわからないのだが、エクメアは非常に多くの種類が有り、単にエクメアと記載される時には、この学名を総称して使う様だ?。

アナナス科と記載されていたが、こちらも普通は、パイナップル科とされる場合が多くて、ブロメリア科に分類される事も有る。熱帯植物は当然と言っても良いのだが、手元に本を持っていないので、大まかな事が記載している植物辞典に頼るが残念ながらこちらにも記載して居ないので、インタ-ネットで検索をかけて見る事になる。しかし単にエクメアと入れて検索してみると、エクメア・ファスシア-タと言う花が良くヒットする。

しょうが無いので、記載された学名のAechmea Ruiz et Pav.で検索して見ると、観葉植物デ-タベ-スに総称として、この学名が記載されていて、一般的に見られる種が分類されているのだが、花の写真が殆ど無いので、他に無いかと探していると、着生植物の森と言うサイトに出会う。この中に、Bromeliadsと言うコ-ナ-が有りAechmeaの事が写真入りで分類されている。タイトルはAechmea Ruiz et Pav.で有る。この、Bromeliadsとはパイナップル科の植物或いはブロメリア科の植物の事で有る。

前置きが長々しくなってしまったのだが、これで個人的にはスッキリとした感じで、これからが短い本文と成る。先ほどのペ-ジを参照して、この花はエクメア・ファスシアタと良く似ているので、先ずは間違いないだろう。ファスシア-タ(ファスキア-タ)は一株に付く花は次の年には花を付けなくて子株を育てると花が付く様だと、今度は観葉植物の育て方と言うペ-ジを探し出して見ると書いて有った。へぇ~そうなのか、と、

花に付いては多くのペ-ジが出てくるのだが、一様に、インパクトの有る珊瑚の様な色で、色合いも鮮やかだと記載されている。別名はシマ珊瑚アナナスとも言う様だが、パイナップルの仲間だからパイナップルの花とそっくりで有る。花は苞が変化したもので、少しトゲトゲして居る。

しかしながら、何ともややこしい花で有ると言うのが印象で有る。

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花全体の姿

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花の拡大

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エクメア
アナナス(パイナップル)科エクメア属
Aechmea Ruiz et Pav.

おそらく、ファスシア-タと言われる花で有ろう。エクメア属に分類される花は大体が南アメリカに有る様で、園芸的には観葉植物に分類されている様だ。熱帯植物は日本では植物園の温室等で良く栽培されているが、エクメア属に関しては、ファスシア-タの他に、チランジオイデス、チャンテニ-、フルゲンス等〃多くの種類が有る。

紅紫色の花が可愛い

[シュウメイギク]

秋の庭は、未だ寂しいのだが、シュウメイギクがやっと咲き始めた。元々中国に分布していたものが、何時の時代なのかはっきりしないのだが、日本へ渡来し、帰化植物となった様だ。その為に山野でも見られる事が有り、数年前に岡山県の渓谷沿いで野生種を見た。大型になり背丈は50~100cm程度となるのだが、自宅のものは矮性種なのか、草丈は40cm程度で有る。9~10月頃に花を沢山咲かせるのだが、葉は菊に似ている等から菊の名前が付いたものと思われ、京都市北部の貴船付近に多く見られたので、貴船菊(キセンギク或いはキブネギク)とも呼ばれる事が有る。

花弁は無くて萼から成っており、普通は萼片が五枚の物が多いのだが、八重咲きのものも良く見かける。ひょつとしたら、自宅の花は、シュウメイギクとアネモネ・ビィティフォリアとの交配種の矮性の園芸改良されたシュウメイギクかも知れない。

ハッキリと記憶して居ないのだが、山中に有るお寺さんの境内に沢山植えられていたのを思いだそうとするのだが、なかなか場所が思い出せない。咲いていた感じが良かったので、訪れて見たいと思うのだが、場所を思い出せなければそれもかなわない。

自宅のものは、花色がやや紅紫色で、中心に無数の黄色いオシベの様なものが円状に有りアクセントを添えていて、非常に可愛い花で有る。白花品種は今年枯らしてしまったので、自宅にはないのだが、今月初め出向いた広島市立植物公園に咲いていたので掲載した。

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全体の姿

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花の拡大

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白花(広島市立植物公園)

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シュウメイギク
キンポウゲ科イチリンソウ属
Anemone hupehensis var.japonica

中国から古い時代に帰化した植物で、キクと名前が付いているが、アネモネ等の仲間で有る。漢字で秋明菊と書かれるが、他にも貴船菊とか、秋牡丹とか呼ばれる事も有る多年草。花弁は無くて萼が大体五弁のものが多いのだが、八重咲きの品種も有る。

希少植物

[トウテイラン]

以前から気になっていた花に中国地方に咲くトウテイランが有る。伊吹山で見たルリトラノオに良く似た花なのであるが、一体、中国地方の何処に自生しているのかと思っていた。今年3月に鳥取方面へ出向いた折に、鳥取県の湯梨浜町付近を通ったが、以前、羽合町(日本のハワイと観光宣伝していたが)の羽合温泉付近とか東郷湖を挟んで反対側に有る中国庭園の有る燕趙園に沢山植えられて保護されているらしい。自生地も海岸近くに有る様で、湯梨浜町の町花になっている。そんな情報をその時得たのだが、花期は全くズレていたので自生地等にも訪れては居ないし、未だ3月と言う事でどこにも花は咲いていなかった。

広島市の植物園の植物公園で、やっとその花に今月初めにお目にかかったが、未だ十分開ききって居なかったので、おそらく今頃が見頃ではないのかと思う。写真の花は今月初め頃に植物公園へ出向いた時のもので少し花が咲いているのだが、名前の由来となった青い水をたたえた中国の洞庭湖の水を連想させる瑠璃色と言うには程遠い。

ランと名前が付いているものの、ラン科では無くて漢字で洞庭藍と書かれ、ゴマノハグサ科に属する花で有り、自生地が確認されているのは、島根県隠岐島、鳥取県湯梨浜町、京都府京丹後市の三県のみで環境省の絶滅危惧種にも指定されている日本固有種の希少植物で有る。

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全体の姿

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花の拡大

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トウテイラン
ゴマノハグサ科クワガタソウ(ルリトラノオ)属
Pseudolysimachion oranatum(Veronica ornata)

中国地方、近畿地方の日本海側に分布する多年草。しかし、園芸品種としての乱獲、土地開発等により絶滅が危惧されている山野草。植物全体が白い綿毛で覆われているので全体的に白っぽく見える。花色は更に青みが強くなり瑠璃色になる事から、中国に有る洞庭湖の水の色をしたと言う意味で付けられた名前。

菊とは無関係

[ダンギク]

庭の片隅に、四五本の段菊が、名前の様に段々になって咲き始めた。昨年春に、種蒔きして、昨年の秋に咲いた花の零れ種から生育したものだと思う。昨年はプランタ-で育てたので地植えにしていなかったので間違い無いだろう。そして、一株のみやや木質化した様なものを別の場所に残したものも花を付けている。一年草と言われていたので、咲くとは思って居なかった花で有る。

ダンギクは、クマツヅラ科に分類されていると言うのがほとんどだが、近年シソ科に分類されたとも?、また一年草だと言われているのだが、元来は、日本、中国、朝鮮半島等に分布していた野草で多年草で、園芸種として今は出回っている。おそらく、耐寒性が低い所から一年草扱いとされたので有ろう。

ダンギクの名前は円錐花序で花が無数に集まって、その集合体が茎に段々になって付くこと及び葉が菊の葉に似ていることから付けられた名前で、園芸的には学名のカリオプテリスとも呼ばれる事が有る様だ。この仲間には、ハナシキブ(花式部)が有るのだが、ダンギクの種間交配種らしくて良く似た花を付ける。また、9月10日に紹介したカリガネソウと同属の花とされている。

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全体の姿

葉脇から円錐花序が出て沢山の花を付ける。花名に段菊と言う名前が付いているが、キクとは無関係のクマツヅラ科(最近ではシソ科)に分類されている。花は五裂して、オシベの4本が飛びだしているのが特徴で有る。

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花の拡大

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ダンギク
シソ(クマツヅラ)科カリガネソウ属
Caryopteris incana

夏の終わりころから秋にかけて、紫色の花の集合体が段々状に茎に付く。一年草と言う事で種を購入して昨年花を付けたのだが、やや低木気味になったものを残していたら越年して花を付け始めた。また、こぼれ種で一昨年植えた場所と少し位置がづれて、成長して花をつけている。葉は柄が有り、やや鋸歯で先が尖っている。萼は五つに分かれて、その先にやはり五裂した薄紫色の花を付けている。中国では漢方薬として山荊芥(さんけいがい)と言う名前で、風邪、リウマチ痛等の緩和に用いられているとか?

白い絨毯

[ソバ]

一昨日、ヒガンバナの群生地を訪れた後に、備北の高原をドライブしていると畑が真っ白に雪が降った感じの所が多く見られた。蕎麦の花が沢山咲いている。蕎麦は昔から寒冷地で育てられている食材で有る。もう直ぐ、蕎麦の実がなり収穫が始まり、山陰の出雲地方等の蕎麦の味処では一番蕎麦が味わえる。

私はあまり蕎麦は好きな食べ物では無いのだが、日本人は結構蕎麦が好きな様だ。好きでは無いと書いたのだが、たまには食する事も有り、出雲地方に出向いたら一応名物の出雲蕎麦は食べる事にはしている。出雲蕎麦の特徴は一本挽きと言う技法で蕎麦粉を得るために色が黒いのが特徴で香りも高くてソバの腰も有る様だ。

余り食べないので、出雲そばの味処は多くは、知らないのだが、斐川町の「鶴華波積屋」は江戸時代の豪農を移築復元した建物が良かったし、宍道湖畔の「かくれ庵」、出雲大社の傍に有る「八雲本店」、出雲市内の「そば縁」、須佐神社近くの「すさのお」、松江市内の「八雲庵」、松江駅前の「一色庵」等が、それぞれ特徴が有り良かったと思っている。

元々、ソバは信州ソバが有名で有るが、松江藩の松平氏が信州の松本から移封された頃は、殿様の様な高貴な人はソバは食べなかったらしいのだが、茶人として有名な松平治郷(不昧)が無類のソバ好きで有った事、或いは不昧公の発案で茶懐石に蕎麦を取り入れた等が有り、かなり出雲地方に広まって行ったのではないだろうか?。この様な大名の国替に伴って食文化も地方から地方へと拡散して行ったものと考えられる。他の例として、兵庫県の出石の皿そばと言うのも有り、こちらは上田から移封した仙石氏と共に広まった。こちらは皿にもられたソバにだし汁を掛けて食べる。

東北(山形県)では「わんこそば」が有名だが、椀に一口の蕎麦を入れて、次から次へと椀に盛られた蕎麦を食べると言う方法であるのだが、島根県等の出雲蕎麦の割子蕎麦は、江戸時代の頃、三段の弁当箱の様な丸みの有る箱に入れたものに、薬味とだし汁を入れた別の容器からかけて食べる。

話は、少しそれてしまったのだが、ソバ畑に咲く白い花は、寒冷地では、初秋の名物の一つとなっており、遠くからみると畑に一面の雪が積もった様或いは白い絨毯をかけた様に見え中々綺麗なもので有る。ソバの花が咲き始めると次にはコスモスが咲き、各所でコスモス祭りと言った催しが開催される様になると秋たけなわと言った感じとなって来る。

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ソバ畑(庄原市内)

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花全体の姿

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花の拡大

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ソバ
タデ科ソバ属
Fagopyrum esculentum

ソバの原産地は中国南部と言う説が有るのだが定説では無い様だ。元々、中国北部からシベリアと言う説も有るからである。実際、ソバが植えられているのは、日本ではどちらかと言うと寒冷地等に多いし北海道は生産量が多いし、世界でも中国、アメリカ、ロシア、ウクライナ等で、どちらかと言うと温帯からやや亜寒帯で生産されている。ソバは、草丈が50~120cm程度で、葉は三角形に近くて、茎の先に総状に、5~7mm程度の花を付ける。花色は白が多いが、やや紅色のものや赤ソバと呼ばれる赤い茎と花をつけるものも有る。

群生地へ出向いて見た

[ヒガンバナ]

9月は二回祝日があるのだが、明日は秋分の日で有る。丁度、昼の長さと夜の長さが同じ日と言う事であるのだが、昼の長さと言うのは、太陽が地平線を出て、地平線に沈むまでの時間で有り、実際は昼と夜の長さは同じでは無く、昼の時間が少し長い様だ。大体と言う意味で使われる。この様な日は一年に二回有り、3月頃には春分が有る。秋分の日から、秋から冬へと季節は移行して行く訳で有る。

秋分、春分を中心に前後3日、即ち、一週間を彼岸と言う、そして、この期間に大体において仏事が行われる事が多く、秋分の日或いは春分の日をお彼岸の中日として、一般的には墓参り等が実施されている。面白い事に、秋分頃になると、ヒガンバナが咲く、緑の雑草の中に、花茎がすくっと伸びて赤い花を付けて色合いが対照的で有るので良く目立つ。

自宅のヒガンバナが今年は綺麗に咲いている。本数は20本程度で写真を昨日雨の降りそうな中で撮影し、本日のblogに掲載しようと思ったのだが、そう言えばヒガンバナの群生地として有名な場所が三次市吉舎町に有るので、前々から出向いて見たいと思っていたのだが、雨の中を出向いて見る事にした。

場所は、三次市吉舎町辻と言う所に有り、江の川の支流の馬荒川に沿った県道28号の傍に有る。地元の方が大切に保護されており、数万本のヒガンバナが咲いている。未だ敷地内は満開と言う状態では無くて、今月下旬頃が一番の見頃だろうと思う。

まるで赤い絨毯を敷いた感じで、見事で有った。私の住む近くのダム湖の湖畔にも沢山咲いているのが、これほど一か所に集まって咲いている分けではない。中国地方のヒガンバナの名所と言えば、岡山市足守地区が有り一度出向いて見たが数的には少ない。

ヒガンバナは別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言われるが、これは天上に有る花と言う意味で、仏教の経典に書かれているそうで有る。おめでたい事が起こると言う花で有る。曼珠沙華を歌った歌に阿木耀子作詞、宇崎竜童作曲の曼珠沙華(マンジュ-シャカ)が有り、山口百恵が歌った。また、古い歌で「赤い花なら曼珠沙華、オランダ屋敷に雨が降る....」と言う長崎物語と言う昭和13年に発表された歌が有る。憩いの歌集と言う中で歌入りで紹介されている。

ヒガンバナは、通常はアカバナで有る事が多いのだが、園芸的にはシロバナ品種も有る。しかし、山野に咲いていると、緑色の補色が赤で有り、人間の目には色合いの対比が鮮やかにうつり、ヒガンバナに関しては色々と話題も多くなると思う。

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群生地の状態

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川辺に咲く

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全体の姿

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花の拡大

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ヒガンバナ
ヒガンバナ科ヒガンバナ属
Lycoris radiata

お彼岸の頃に、一般的には真っ赤な花を咲かせる多年草。元々中国原産の花だったので有るが、かなり古い時代に日本に渡来した史前帰化植物と言われるものの一つで有ろうと考えられている。葉は春先から出るが葉が枯れた後に花茎を伸ばして秋分の日前後の頃赤い花を付ける。鱗茎にはリコリンと言う有毒成分を含んでいるが、水に晒すと抜けて行く事が知られていて、飢饉に対する非常食として植えられたのか、田畑の畦、墓地等にも良く見る事が出来る。

エ-デルワイスの代用??

[ホソバヤマハハコ]

最近あまり遠くに有る山へ出向く事も無くなった。この時期に中国山地の道後山或いは吾妻山、大山付近に出向くと見られる花にホソバヤマハハコが有る。今年5月30日にblogで取り上げたウスユキソウと同じ様に白い産毛に覆われていて雪が被った様な感じがする花で有る。

名前が似ている植物にハハコグサが有る。春に黄色い花を付ける雑草なのだが、この花も茎等が白い産毛で覆われていて白っぽく見える。何となくこのヤマハハコに似ているのだが、分類上では親戚の関係のハハコグサ属で有る。また雑草にチチコグサと言うハハコグサと良く似た花が有り庭にも雑草として生えている。やはり茎や葉に白い産毛が生えていて白っぽく見えるのだが、花はやや茶色で、ハハコグサよりも汚れた感じがする。これらは庭に蔓延っていると除草される運命に有る。

所が、親戚の関係で有るヤマハハコや今回取り上げているホソバヤマハハコは希少種と言うか花も特定の山に登らなければ見られないので大切にされている所が有る。花も白い頭状花の様に見える苞が変化した総苞片と中心に黄色い花が付くのでハハコグサよりも綺麗な感じで有る等から大切にされるのだろう。

この花は広島市立植物公園に植えて有ったもので、実際山野に咲く花とは暫く出有って居ない。ここ数年、大山の方にも出向いて居ないのだが、お花畑の有るユ-トピアに上がる宝珠尾根のガレ場、道後山、吾妻山等に咲いていたのを思い出す。冒頭に記載したのだが、ウスユキソウが中国地方では見られないので、この花が中国地方のエ-デルワイスの代用となるとも思っている。

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全体の姿

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花の拡大

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ホソバヤマハハコ
キク科ヤマハハコ属
Anaphalis margaritacea

福井県や愛知県以西の比較的高い山に分布する多年草。草丈は15~30cm位で群生している事が多い。全体的に白い産毛が有り白っぽく見える。花期は9~10月頃。東日本は少し葉が広いヤマハハコが分布する。

山道で良く見かける花

[キンミズヒキ]

台風13号は、鹿児島県から四国沖に進み、現在は恐らく千葉県の房総半島沖に進んでいると思う。風による被害はあまり無かったものの前線や台風本体の雨雲により雨による被害は多少は有った様だったが、大きな被害はそれほど無かった様で有る。昨日の朝、7時半頃に、瀬戸内海の伊予灘付近で地震が発生したのだが、体に感じたが、こちらもそれほど大きなものでは無かったし、台風による雨のもそれほど降らずにダブルパンチの影響も無かったのは幸いで有った。

自宅に、タデ科のミズヒキの花が咲き始めた。そう言えば、同じ名前の付いたキンミズヒキの花が有り、山道や城跡付近で見かけていたのだが、そろそろ終わりに近い花で有るので、本日はキンミズヒキの花に付いて書いて見よう。

ミズヒキ(タデ科)の花に比べると花は大きいのだが、長い花茎の先に黄色い五弁花を沢山付けて咲くので、風が吹いていると写真には撮り難い花で有る。キンミズヒキは山を歩くと必ずと言ってよいほど、この時期に目立つ花で有り、少し時期が遅いと果実がズボンや衣服にくっつく。キンミズヒキは全体に毛が有り、実になった時に、その毛が衣服等にくっつき、種を他の場所に散布して子孫を残すと言う手段を取っているので有ろう。

また、キンコズヒキは生薬としても使われるとの事で、龍牙草(リュウゲソウ)或いは仙鶴草(センカクソウ)と言い、主成分として、タンニン等を含む事から、止血作用、抗菌作用、鎮痛作用等が有り、草を乾燥させたものを煎じて、民間薬としても下痢止め或いは、止血、皮膚炎等に使われた様で有る。

キンミズヒキの名前は、贈答品や祝儀袋等に付けられる水引に、細長い茎が似ている事で、黄色い花を付ける事から付けられた様だが、実際の水引とはそれほど似てはいない。水引の場合はあまり単色では用いられなくて、赤と白、金と銀、黒と白、金と白の組み合わせが見られ、慶弔に使われている。また単色では銀一色か白一色が弔時に用いられる様だ。

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全体の姿

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花穂の姿

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花の拡大

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キンミズヒキ
バラ科キンミズヒキ属
Agrimonia pilosa var.japonica

北海道から九州の林縁、野原、山道等に分布する多年草。草丈は大きいものでは1m位となり、花は黄色の五弁のものが長くのびた茎の上部に穂状に付く。小さいものはヒメキンミズヒキとも呼ばれる。花名はミズヒキの花に似ているが花が黄色で有る事から。またミズヒキ(タデ科)と言う花は水引きに似た感じがするから付けられた名前。キンミズヒキは全体に毛が生えていて、学名のアグリモニアは棘の多いと言うギリシャ語由来で有る。

元気な花

[サルビア・コクネシア]

サルビア・コクネシアの花がやっと咲き始めた。こぼれ種で毎年あちらこちらに勝手に芽を出すのだが今年は、発芽したものを一か所に集めて見た。従って、普通に言われている花期よりも随分遅く咲く。

サンゴの事を英語でCoralと言うのだが、このサルビアは花色が淡いピンク色で、淡い桃色珊瑚の色に似ている事から、コ-ラルニンフと呼ばれて居る様で有る。珊瑚は水族館でしか見た事はないのだが、近年の地球環境の変化により全体としては減少傾向で有る様だが、人間が宝石として使われたりするのも一つの要因ともなっている。

サンゴに限らず、自然界に生息している動植物の数の減少は、人間が関与している事が多く、地球環境の変化(温暖化、水質汚染、森林面積縮小etc.)も全てが人のなせるもので有る。こうした環境の変化は異常気象の発現を招いたり、動植物の生息環境の変化を招き、絶滅の危機がやがて訪れる。人間が地球上に67億人も生活しているのだから、単純に考えると、一人が一個の動物或いは植物等を殺すとすれば、67億の動物が地球上から消えてしまう事となる。地球温暖化防止の為に色々な施策が取られようとしている。決して悪い事では無いのだが、排出ガス規制についても世界の足並みが揃わない。多分分かっていると思うが、国益等も絡みなかなか難しい問題で有る。

サルビアは地方自治体の市の花とされている所が多い、例えば近い所で、山口県の下松市、周南市、柳井市が有り、元気な花姿から活力を象徴すると言った観点から選定されている様だ。一般的には赤いサルビア(サルビア・スプレンデンス)の事では有るのだが、サルビア類は、ともかく元気が良い花と言う事は間違いなさそうだ。

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全体の姿

背景の黄色はメランポジウムの花でこちらは株も大株となり黄色の花が沢山付いていて存在感を示している。

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サルビア・コクネシア
シソ科サルビア(アキギリ)属
Salvia coccinea

熱帯アメリカ(ブラジル辺りか)原産の非耐寒性の一年草。こぼれ種から毎年勝手に発芽して花を付ける。この品種はおそらく、コ-ラルニンフと言うらしいのだが、筒状の萼から長い花筒を付け、先端の上唇が白で下側がサンゴ色から、そんな品種となった様だ。品種名は他にもチェリ-ブロッサムと言う名前で販売されているかも知れない?花期は長く6~11月位まで

詳細不明な花

[アスタ-・デュモサス]

台風13号が九州南部へ接近中、広島県は前線の影響で昨日は強い雨が降ったのだが、現在は小康状態で有る。今夕辺りから影響が出るので有ろう。

自宅に前々から不明なコンギクの様な、ヨメナの様な紫色のキク科の花が咲き始めた。秋になると毎年咲く花で近くの知り合いの人が所有する山林から昔持ち帰ったとの事で有るが結構土地が似ているのか元気に花を付けてくれる。

何時も名前が分からないので気になっているのだが、先日と言っても9月初め頃に出向いた広島市立植物公園に出向いた時に、山野草を植えて有るロックガ-デンに良く似た花が咲いていた。名札にアスタ-・デュモススと書いて有った。自宅のものに似てはいるのだが、紫色の舌状花は良く似ているのだが、黄色い筒状花に有る冠毛が長いのが特徴で有った。

アスタ-は日本で一年草のエゾギク或いはサツマギクと呼ばれるものが有り、現在では園芸品種として品種改良されて数百種の品種が作られていて、花も小さいものから大きいものや、花色も赤、ピンク、青、紫、黄色と多い。しかしながら、このアスタ-は宿根性のもので園芸的には宿根アスタ-に分類されるものだと思う。

ヨ-ロッパ原産或いは北アメリカ原産のものをヨ-ロッパで品種改良したものがユウゼンギク(友禅菊)として市場に出回っている。こちらも品種は多い様だ。ヨ-ロッパでは、これらのアスタ-をミカエルマス・デ-ジ-(ミケルマスデ-ジ)と呼んでいる様で有る。

このアスタ-・デュモサス(デュモスス)は、日本に咲くヨメナやカントウヨメナにも似ている気がする。いわゆる野菊と呼ばれるもので、他にもノコンギク、ユウガギク等、秋に咲くこの種の花は良く分からない事が多い。

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全体の姿

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アスタ-・デュモサス
キク科ヨメナ属
Aster dumosus

広島市立植物公園のロックガ-デンに植栽されていて、名札にアスタ-・デュモススと記載されて、ヨ-ロッパ原産と記されていた。手持ちの図鑑には一年草のエゾギクと呼ばれるアスタ-(China aster;学名;Calystephus chinensis)の情報しか無い。そこで、インタ-ネット検索して見たが、この種の名前のアスタ-は検索出来なかった。良く似た品種にアスタ-・アルピヌムと言うヨ-ロッパの山岳地帯に咲くアスタ-あるいはイタリア原産でアメリカ東部等で植栽されているアスタ-・アルメスが有るとのことで、アスタ-・アルメスは日本でもかなり普及している様で有る。

始末に負えない??雑草

[ヘクソカズラ]

この雑草は、自宅のフェンスや樹木等に絡みついて成長している。悪臭があるので放置しているのだが、花は小さくて可愛い。そう言えば、この花はいたる所に蔓延っていて、高速道路の境界の金網のフェンスや鉄道の境界の金網フェンスにびっしりと花を付けている。

古くから咲いて人目に付いていた花で万葉の時代の頃にも一首詠まれた歌が有り、その頃も臭い匂いを放つと言う事で、『クソカズラ』と名前が見られる。その後、強烈な臭いと言う事で、更に「屁」と言うものを付けられた様で有る。

一時期、名前があまりにも下品で有ると言うことから、別名のサオトメバナ等を使おうと言う話が有った様なのであるが残念ながらあまり普及はしていない模様で有る。臭気の成分は、メチルメルカプタン(メタンチオ-ル)で有り、この仲間のチオ-ルは、例えば天然ガスの主成分のメタンガスを使う家庭用ガスのニオイ付けにわざわざ少量混ぜられている。メタンガスは匂いが無いからで有る。だから大体あんな臭いだと思っても良い。

ヘクソカズラの葉や茎等に存在するのは糖成分と結合して糖配糖体と言う形で通常は有るので、臭いはしないのだが、茎や葉が切断されると植物内の酵素が働き結合を切る為に、チオ-ルが発生する揮発性なので強烈な臭いを感じると言う訳で有る。所が、これはこの植物が自己防衛の為で有ろうと考えられている。即ち食害を無くするためなので有る。

この花は横から見ると、先端が尖った編み笠の様に見えない事も無くて、下品な本来の名前から、綺麗な上品な名前として早乙女花(サオトメバナ)にしようと言う話も有ったのだが、やはり強烈な臭いから、下品な名前のままで有る。花は可愛いので有るが、過剰な自己防衛の為に嫌われる植物で、始末に負えないものの一つで有り、そのまま放置されている。葉や茎が枯れて来るとそれほどは匂わなくなり、その内に始末すれば等と思っているものだから毎年蔓延るのかも知れない。

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全体の姿

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ヘクソカズラ
アカネ科ヘクソカズラ属
Paederia scandens

葉や茎に悪臭が有り日本全土に分布する蔓性の多年草。別名はヤイトバナやサオトメバナ等が有る。花期間は7~9月頃で、白い小さなものを沢山付ける。花の中心は濃紅紫色で有る。名前の割には可愛い小さな花だと思う。別名のヤイトバナは、花の中心の赤い部分が灸を据えた跡の様な色合いだから或いはお灸の形にも似ているから付けられた。またサオトメバナは花の姿が田植えをする早乙女の笠に見立てて付けられたとか

交配種

[アベリア]

自宅のアベリア・コンフィディ(斑入り品種)が今年はブットレア、カシワバアジサイの勢いに押されて根回りも小さくなった様だ。そして、花も当然ながらポッリ々と言った感じで付いている程度。本来はアベリアは壮健な樹木で有り樹勢が衰える事は考えにくいのだが、植えた位置の問題が有ったので有ろう。ところが、今朝見て見ると、この所の雨ですっかり元気になって来て葉も繁って来た。やはり植えた場所が悪かったのだろう。ゴチャゴチャと一つの場所に植えすぎの様だ。

アベリアの花はどこでも咲いている感の強い花で、近くを歩くと、民家の塀、高速道路の敷地内、城跡、神社等〃に沢山有る。別名は花園衝羽根空木とか花衝羽根空木と漢字で書かれるのだが、花が落下した後の萼が羽根突きの羽根の様で、木が空木に似た感じで、花が沢山付くところから、こんな名前が付いた様で有る。元々は中国や台湾に有った同種(アベリアとアベリア・ユニフロ-ラ)の樹木同士の交配によって作られた園芸樹木で有る。

かなり強健で有り、車の排気ガス等にも強いので、道路、公園等で植栽されていても枯れないので有ろう、花は筒状で、非常に長く咲き、6月頃から11月頃まで咲いているのでいつでも咲いていると言った感もする。

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全体の姿

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花のズ-ム

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アベリア
スイカズラ科ツクバネウツギ属
Abelia×grndiflora

中国或いは台湾原産の落葉低木で、園芸種で、アベリアとアベリア・ユニフロ-ラから作られたもの、別名は花園衝羽根空木(ハナゾノツクバネウツギ)と呼ばれる。開花期間は長くて6月頃から11月位までで有る。非常に壮健で有り、生垣等に使われるのだが、高速道路等の敷地内にも沢山植栽されている。樹高はそれほど高く無くて、1~2m程度。

毒に対する注意が必要かも?

[オシロイバナ]

不祥事が連続した大相撲が昨日から始まった。新理事長の武蔵川理事長が、度重なる不祥事に対する謝罪等を恒例の挨拶で述べた。しかしながら、再建への道のりは厳しいものが有りそうで、力士、部屋の親方、相撲協会執行部全ての大相撲に関係する人達がどうしたら再発を防止出来るのか、将来の大相撲のビジョン等を若い人達の意見を取り入れ考えていって欲しいもので有る。

オシロイバナはやや紅紫色をした赤い色の花を良く見かける。ウォ-キングする道筋のの草地でかなり他の草を圧倒する感じで咲いている。良く見ると白花のオシロイバナが赤いピンク色の花の隣に群生していたので、白花のオシロイバナを本日は取り上げた。

オシロイバナ(白粉花)は、黒い種を潰すと白い粉が出てくる所から付けられた名前の様だ。名前を付けた人は、養生訓で有名な江戸時代の博物学者(儒学、植物学、etc.)の貝原益軒(『花譜』と言う書物に記載)と言う事で有る。オシロイバナは夕方頃から花を開かせるので、別名、夕化粧(ユウゲショウ)とも言われているのだが、ユウゲショウと言う花はアカバナ科に有る。花が夜開くと言うのは、夜に活動する昆虫達に受粉を担ってもらう事を意味している。

花は紅紫色を良く見かけるが、白花と隣り合せに咲いていたので、花の半分が白、半分が紅紫色となったものや、白花の中に紅紫が斑の様に散らばった様なものが有るかも知れないと思ったのだが、生憎と見つける事は出来なかった。以前ゲンノショウコでも半分が白、半分が紅色の花を見付けたのだがそれ以来探すもあまりお目にかかっていない。

私は男性なので、この花の黒い実を潰して、お化粧遊びをした記憶はないのだが、女性の方は子供の頃に遊んだ人が居るのではと?思ったりしている。しかしながら、この花も毒成分が含まれている。トリゴネンと言う物質で、誤飲すると、下痢、嘔吐等の症状が出る。気が付かないのだが、有毒成分を持つ身近な植物には、アサガオ等の種、スズラン、ヒガンバナ、シクラメン、フクジュソウ、チュ-リップ、スイセン、ヒヤシンスと挙げれば切りが無い。

とも角、植物を手などで触れたら必ず手洗いの励行をする事が必要だと肝に命じておきたい。日本では有毒植物についてあまり強く言われていないのが現状で、ホ-ムセンタ-や園芸店等で売られている花の種、苗等に注意書きがあまりされていないものが多い。

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全体の姿

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ズ-ム

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オシロイバナ
オシロイバナ科オシロイバナ属
Mirabilis jalapa

南アメリカ原産で、江戸時代の頃、園芸鑑賞用として渡来した。現在ではかなり野生化しており、道端や草地に良く見る事が出来る。夕方頃から開花して昼間は閉じている。花弁は無くて萼から構成されている花で有る。花色は赤(やや紅紫色)、白、黄色等が有る。

飢饉の食べ物として?

[ツルボ]

ウォ-キングで時々城跡に登るのだが、城の城石の下に数本のツルボが咲いているのを見付けた。そして、城跡から下っていると、城跡近くに有る墓地にも沢山咲いていた。ヒガンバナと同じく麟茎には有毒成分?が有るらしいが、水等で晒すと有毒成分が溶け出し、煮て食べる事が出来る様で有る。ヒガンバナと同じく日本には古い時代に帰化した植物の様で有るが、万葉集等には登場しなくて、古い時代に食べられていたかは不明。

しかしながら、墓地や城跡等に生えていたと言う事は、昔、飢饉の時の非常食となる為に植えられていたのだろうか?詳細は分からないので調べて見ると、ツルボは豊臣秀吉の行った文禄の役の頃、朝鮮から加藤清正が「救荒本草」と言う中国の本を持ち帰ったことから食べられると言う事が分かった様で有る。なお、救荒本草には、飢饉等の時にどの様な草等が食べられるかを記した本との事で有る。この事から考えると、豊臣政権以降に飢饉の非常食とされたかも知れないと推測される。

ツルボは花が蕾の時には、土筆やヤブラン或いはムスカリに似た感じで有るが、花が咲いてしまうと、全く違った花だと気が付く。ツルボは漢字で書くと蔓穂となるのだが、では一体この名前はどこから来たのだろうか?愛用の『野草の名前(夏)』で調べて見るとハッキリしないと言う事が書いてあったのだが、著者は、麟茎の皮が剥けると、ツルっとした坊主になるからツルボウズがツルボになったのかも知れないとしている。しかしながら、蔓穂とは結びつかないので、インタ-ネットで検索して見ると「別府街角ウオッチング」と言うwebに草木名のはなしと言うコ-ナ-が有りツルボについて面白い記述が有った。蔓穂は蔓飯粒穂(ツルイイボ)と植物の名前が詰まった結果、蔓飯穂(ツルイボ)から転化したものでは無いかと述べられている。

ツルボの花は薄紫色かと思っていたのだが、広島市立植物公園には、真っ白な花が咲いていたので、ちよっと珍しかったので写真も掲載して置く。

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全体の姿

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白花(広島市立植物公園)

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ツルボ
ユリ科シラ-属
Scilla scilloides

日本全土の山野の日当たりの良い場所に生える多年草。細長い葉の間から茎を伸ばして総状花序を付ける。花は六弁、オシベも六本有る。花が完全に咲いていないとツクシの様に見えるが、土筆よりもかなり草丈は高くて20cm前後で有る。別名はスルボ或いはサンダイガサ等とも呼ばれている。

雑草は逞しい

[マルバルコウソウ]

朝、大体1時間、距離にして5~6km位ウォ-キングをしているのだが、高速道路の境界の金網のフェンスに蔓性の赤い花が咲いているのを8月下旬位から見かけられる様になった。最初はあまり花が付いていなかったのだが、現在は、非常に蔓延っていて、隣の荒地の中まで侵入していて、一大群落を形成している。花は赤くて直径が2cm以下と小さい。朝だからかも知れないが花は閉じた物が多い。

咲いている花はヒルガオ科に分類されているだけあって、アサガオやヒルガオの花を小さくした感じで有る。この一大群落では花は全て赤橙色で有るが、別の場所では全く橙色で、両者が混ざっては咲いていない様に見受けられる。

園芸品種にハゴロモルコウソウだとかルコウソウ等が有るのだが、花の形は全く似ているのだが、葉が糸の様に切葉になって居る所が異なる。ハゴロモルコウソウ(モミジバルコウソウ)やルコウソウは園芸品種としての位置づけが有るのに対して、マルバルコウソウは雑草として見られている。マルバルコウソウにして見れば、全く不本意かも知れないが、そこは雑草、やたらとツルを伸ばして蔓延っていて逞しい。

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全体の姿

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マルバルコウソウ
ヒルガオ科ルコウソウ属
Quamoclit coccinea

熱帯アメリカ原産のツル性の植物。江戸時代の頃日本に鑑賞用として渡来したが、現在は野生化して道路脇の他の植物や高速道路の境界の金網等に巻きついて繁殖している。丸葉縷紅草と漢字で書くが、仲間にルコウソウ(縷紅草)と言う葉が糸の様に細いものが有り、マルバルコウソウは葉が朝顔を小さくした様な形で丸いから付けられた名前。花期は長くて、8月下旬位から10月末位まで小さな朝顔や昼顔に似た花を付ける。花色は赤橙と橙色が有る様だ。

毒蛇の毒に有効?

[オオケタデ]

タデ食う虫も好き々と言う言葉が有るが、タデ科に属するヤナギタデの事で、葉に辛味が有って普通の虫は食べないのだが、このヤナギタデのみ食草にする虫がいるそうで、この虫をタデハムシと言うらしい。この様に普通の虫が寄りつかなくても特別にこれを好む虫も居るところから、人も色々と好みが異なると言う諺になっている。

ヤナギタデは刺身のツマ等に使われているのだが、タデ科の花も結構この時期に咲いているものが多くて、イブキトラノオ、ソバ、イヌタデ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ママコノシリヌグイ等々が有る。その中で、イヌタデに似ているけれど草丈が大きいオオケタデの花が有る。オオケタデは元々は薬草として日本に持ち込まれたのだが、現在は野草の様な感じで帰化した植物で有る。

別名はオオベニタデ(大紅蓼)で、長さ5~10cmの花序に小さな紅色の花が付く。草丈も大きく、1mを越え、大きいものは2m以上に育つ。薬草として、日本に鎌倉後期から室町時代の頃に持ち込まれた様だが、毒蛇の毒に効果があるとして、ハブとコブラの名前を合成した様な別名のハデコブラと言うものも有る。しかし、毒蛇の毒に有効かは疑問で、実際は蜂、毒虫の毒消しには効果が有る様で、葉を揉んで幹部に貼ったりした様だ。更に腫れもの(おでき)等にも有効と言う事だ。

花はイヌタデの花に良く似ているが、花色は紅色でイヌタデよりも鮮やかで有る。また、花序に付いている粒状のものは蕾で、花は五弁花でオシベも五本の様で有る。

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全体の姿

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花の全体の姿

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オオケタデ
タデ科イヌタデ属
polygonum orientale

別名オオベニタデとも言われ、毒蛇の解毒に使えるとして渡来したのだが、実際は腫れもの、毒虫等に効果が有るとされている。従って、日本の毒蛇のマムシ或いはハブに効果が有ったとか無かったとかで、最初はハデコブラとも呼ばれていた様だ。原産地はインドから東南アジア、中国南部で有り、一年草で有るが大きく育つ。

インパチェンスと鳳仙花は同じ仲間

[ホウセンカ]

自民党の総裁選挙が告示され、麻生氏、与謝野氏、小池氏、石波氏、石原氏の5人が立候補を届け出た。論点が経済再生の様だが、報道番組を見ていても今一、各候補の主たる論点があいまいな気がする。麻生氏が優位とされているのだが、野党が言っている様に誰がなっても同じと言う意見も有り、もし麻生氏がなったとしても解散総選挙を実施して、国民の信を問うのだろうか?そうなると、総裁選自体も福田総裁の辞任を受けた単なるお祭り騒ぎでしかあり得ない気もするのだが?

夏から秋にかけて、花壇に植えられている花にインパチェンスやホウセンカ(鳳仙花)が有る。どちらも同じ仲間で有り、インドネシア辺りの東南アジアに分布していたものを園芸改良したものがホウセンカで、インパチェンスはニュ-ギニア或いはアフリカに分布していたものを園芸改良し、ニュ-ギニア・インパチェンス或いはアフリカ・インパチェンスとして栽培されている。アフリカインパチェンスやニュ-ギニアインパチェンスはそれぞれアフリカ・ホウセンカ或いはニュ-ギニア・ホウセンカとも呼ばれる事が有る。また日本の山野草に分布する特異な形態をしている花にツリフネソウが有るのだがそれとも同じ仲間でも有り、和名分類ではツリフネソウ科とされている。

鳳仙花とは、室町時代の頃、中国から日本に渡来した時に、中国名をそのまま音読みしたもので、中国では、この花を鳳凰の様に見たて、花姿或いは実のはじけ飛ぶ様子等から仙人の様だと見て?の合成語で鳳仙花と付けたのかも知れない。実は熟れて来るとインパチェンス等と同じでハジキ飛びこの事からImpatiensと言う我慢出来ないと言う学名が使われている。英名はtouch me notと呼ばれる場合もあるそうな?

ホウセンカは別名も色々と有り爪紅(ツマクレナイ或いはツマベニ)とか骨抜草と言う変わったものが有る。爪紅は、この花の汁で爪を染めたとか、骨抜草は魚の骨を抜くのに使ったから付けられた名前なのか詳細は不明。

ちよっと古くなるのだが、この花の名前を聞くと、島倉千代子の歌った「鳳仙花」を思い出してしまうので古い人間なんだろうね??

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全体の姿(赤花)


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ホウセンカ
ツリフネソウ科ツリフネソウ属
Impatiens balsamina

インドからインドネシア等の熱帯性アジア原産の一年草。山野に咲くツリフネソウの仲間で萼の後に距が有る。しかし、園芸種のものは距の無いもの或いは八重咲き等の品種も出ている。茎が直立して葉が互生して、花は葉脇に2~3個付く。また、インパチェンスと同じ仲間で有り、アフリカ原産のインパチェンスはアフリカホウセンカ、ニュ-ギニア原産のものはニュ-ギニアホウセンカ(ニュ-ギニア・インパチェンス)と呼ばれる事も有る。

雁金紋様と関係あるのか?

[カリガネソウ]

秋に咲く、山野草のうち、特異な形状をしているカリガネソウが先月植物公園へ出向いた折に咲いていたのを思い出した。私の所有している「野草の名前」と言う山と渓谷社刊の本では秋・冬に分類されている。実際は夏から秋にかけて山野で咲いている。

名前が面白いが、漢字で『雁金草』と書くが分かった様な分からない様な名前で有る。所が、先に記した「野草の名前」の中に、家紋に「結び雁金」と言うものが有り、これに似ているからだと書いている。多くのカリガネソウを紹介している書物には、雁の飛ぶ姿に、花弁から飛び出したオシベを頭や首として花弁を羽や胴体に似ているからだとしているのだが、そうなるとカリガネのカネの説明が付かない。従って私も、雁金紋様から来たと言う説を取りたい。また別名に帆掛草とも言う様だが、こちらもオシベの曲がり具合が帆掛船を連想するからだろうか?

この雁金を家紋とした有名な武将は、真田幸村に代表される真田氏である。戦国時代から徳川時代にかけて活躍した真田氏の平穏時に使用した家紋だと言われている。勿論、戦国時代に活躍する真田氏の家紋は有名な六文銭で有り、幟、旗指物にはこれが書いて有り戦時の家紋と言う事になるだろう。徳川時代になると真田氏の家紋は、六文銭の家紋に統一されて言ったと言う事で有る。

昔、真田十勇士の活躍を書いた本を読んだが、霧隠才蔵、猿飛佐助、三次清海入道等の活躍が懐かしいので、再度探して読んで見ようかとも。

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全体の姿

紫色の玉の様に見えるのが、蕾で有り、花は言われてみれば、雁が飛んでいる姿に見えなくも無い。花が咲いている頃はやや臭いが有る。

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カリガネソウ
クマツヅラ科カリガネソウ属
Caryopteris divaricata

日本全土の山地のやや湿った場所に自生する多年草。晩夏から秋にかけて、青紫色の球形の蕾をつけて、花は上に二枚、左右に一枚づつ、下の花弁が一枚舌状になり、やや濃紫の紋様が入った様なものを咲かせる。そして、大きな特徴は、それら5枚の花弁から大きく突き出したオシベと花柱(メシベが有る)で有り、先端が曲線を描いた形で下側へ曲がっている。この特徴的な形態が紋様の『結び雁金』に似ているから付けられた名前。

カタカナ表記だと

[メドハギ]

大相撲の大麻騒動で、北の海理事長が引責辞任をしたとの報道がされた。彼の任期中で、暴力事件や横綱資質、弟子の教育問題と一連の騒動が有り、進退が問われていた所で有ったのだが、大麻事件は、結局は辞任しなくてはならない大きな問題となった。

外国人力士が増え、特に、従来は国技と言われて来た大相撲界を穢したのが、その外国人で有ったと言うのも皮肉な話で有る。少子化と言う日本の社会が生んだ問題もここに有るのかも知れない。
大相撲のファンとしては、早く体制を立て直してしっかりとした運営を今後して行って欲しいものだと思う。

9月4日のBlogにメドゥセ-ジの事を記載したサルビア・ガラニティカとサルビア・プラテンシスの事で有り、ガラニティカが間違えられてメドゥセ-ジと呼ばれていると紹介した。そして、プラテンシスが本来のメドゥセ-ジで有り、メドゥとかメドとか言われている接頭語が草原に咲くと言う意味で有ると書いた。

ハギの仲間にメドハギと言う雑草とでも言いたい草が荒地の様な所や道路脇で良く見られる。この時期に歩いていると低木の様な草の脇に白い小さな花を沢山付けているのを目にする。この場合のメドは日本古来のメトギと言う言葉から来ている。片仮名表記だと、外来種かと思うけれどそうでは無い名前なので有る。

占いに筮竹(ぜいちく)と言う器具?が有り、良くテレビ等で出て来る辻占い師のテ-ブルの上に竹籤が筒に入れられて立てかけてあるのを見る。あまり、一般的には馴染みが薄いので、どの様にこれを使って占いをするのかは知らないのだが、テレビの劇中で、これを両手で揉んで、二つに分けたり色々して居るのを見ると、何か霊験あらたかなる感じがしないでも無い。

古来から、この方法が有り、竹でないものを筮(メドギ)と言ったと言う事で有る。従って、この植物の茎を代用した事からメドギハギとなったと言う説が有る。しかし筮に使ったのは、キク科のノコギリソウだと言う説も有りはっきりしない。

冒頭で記載したメド-セ-ジ(メドゥセ-ジ或いはメドセ-ジ)のメドとは本質的に違い和名による語で有り、花名の片仮名表記で記載すると外来種なのか和名等かが不明確となる例であろう?。

花は萩の仲間だから、萩の花に良く似ている。またハギと同じ仲間で有るからマメ科に分類されているから蝶々の様な形をしている。花は白くて葉脇から出ているのがあまり目立たなく地味な感じがする。草全体は大きくなると存在感はあるのだが....

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全体の姿

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花の拡大

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メドハギ
マメ科ハギ属
Lespedeza juncea

日本全土の道路脇、荒地等に生育する多年草。雑草の部類に入るかも知れない。やや木の様になり葉は小さい三枚の葉が付き、その脇に白いマメ科特有の花を付けるが中心部分は濃紫色の模様が入っている。メドハギは占いで使う、筮竹(ぜいちく)の事をメドギと古い時代には言っていたそうで、このメドハギを代用していたのでメドギハギからメドハギになったとの事。

臭いは強いが夏バテの解消に

[ニラ]

隣の畑との境界に設置して有るブロック塀の下に以前から有るニラの花が咲き始めた。放置していると、増えすぎるので、今年の春にかなり掘り返して抜いたので有るが、それでも沢山細い葉が伸びてきて、最近沢山の白い花を咲かせている。

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全体の姿

ニラは臭いが独特なのであるが、花は小さくて可愛い。花茎の上に半球状に集合した六弁の様な小さな花を付ける感じだが、実は三弁花で有り、苞と呼ばれる部分が三枚有る為に六弁花の様に見える。

傍によって良く見てみると、オシベは六本有り、先端にやや黄色から黄褐色の葯が付いている。ニラはビタミン類や鉄分等が豊富に含まれているのだが、独特の臭い成分の硫化アリルと言う成分が含まれていて、食するのを嫌う人もいる様だが、消化促進、食欲増進、解熱、殺菌、疲労回復等〃健康に良いとされている。

丁度、夏から秋の季節の変わり目に、花を咲かせて存在感をアピ-ルしているのは、暑い夏に疲れた体に対して、ここに健康回復する私達が居ますよと、人間に示して居る様な気もする。

ニラは万葉集にも詠まれている花で、古くから日本にも有り食用とされていた様で有る。但し、その頃は久久美良(くくみら)と呼んでいた様で有る。

ニラは料理に使われる事も多いのだが、私はチヂミに入れた場合が一番好きで有る。他にもニラの卵焼、餃子、お粥、味噌汁、春巻き、炒め物(レバ-ニラ炒め)まだまだ有るが、ともかく臭いを気にしなければ美味しいと思う。

所が、この植物は強壮効果等も有り、禅寺等では禁止植物となっていた様で有る。ニラの種は、漢方では韮子、韮菜子と呼び、肝機能回復或いは強壮薬等として用いている。禅寺では「不許葷酒入山門」と言う言葉が刻まれた石塔を良く見かけるのだが、酒類や臭いの強い野菜類を帯びて入ってはいけないと言う注意書きで有り、これらは禅の修行の妨げとなると言った言葉で有る。

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花の姿


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マクロ撮影

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ニラ
ユリ科ニラ属
Allium tuberosum

ニラは中国原産と言われているが、日本でも古くから自生?している。古事記或いは万葉集等に記述がみられる。一応、現在は緑黄野菜としての位置づけがあるのだが草全体に独特な匂いが有るが、硫化アリルと言う物質が含まれているからで有る。古名は加美良(かみら)或いは久久美良(くくみら)、弥良(みら)等と呼ばれていたのがニラに変化したと言う説が一般的。花は白くて多数付け、花弁は三枚で有るが苞も白くて三枚有るので六弁花の様に見える。

区別し難い

[サイヨウシャジン]

中国地方の秋の草原に咲く花にサイヨウシャジンが有る。細腰沙参と漢字で書かれるが、中国ではツリガネニンジン属に属するツリガネニンジンやトウシャジンの根を乾燥したものを生薬「漢方薬」として用いる。細腰とは、ウエストの細い美しい女性の事だろうと思う。

四字熟語に「花顔柳腰」と言う言葉が有るのだか、非常に均整の取れた美しい女性の事を意味するのだが、そんな感じなのだろうか?

薄紫の釣鐘状の花を沢山付けて草原に咲いているが、風が吹くとゆらゆらと揺れる様が、何とも可愛いから、こんな名前が付いたのだろう。先に出向いた深入山や大野自然観察の森で沢山見られた。所が、この花はツリガネニンジンと良く似ていて区別するのが私は良く分からない。

釣鐘状の花の姿がサイヨウシャジンはやや先が狭ばまった感じで、オシベが花の先端から明瞭に飛び出すとか山野草の本に書いて有る。しかし、実際はそれほど花冠の先が狭まった感じを受けないと思う。

一説に細葉沙参と言う感じ表記も有るが、葉は茎の下側にあるのだが、それほど細い感じも受けないので何でこんな名前が付いたのか、やはり冒頭に書いた様に、花の姿が風に吹かれてなよなよとした感じから細腰の美人を連想したのだろう?。

この花の仲間の沙参(ツリガネニンジン属)は山野草の愛好家の間では、沙参に始まり、沙参に終わると言う位に人気が高いと言うし、本当か否かは聞いた事が無いのだが、女性が好む花と言われるのだが果たして如何だろうか??。

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全体の姿

風が吹くとゆらゆらと揺れて写真が撮り難い。

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少しズ-ム

花は風鈴の様に見えるかな?。


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花の拡大

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サイヨウシャジン
キキョウ科ツリガネニンジン属
Adenophora triphylla var. triphylla

本州の中国地方以西、九州に分布する多年草で有る。しかしながら、この花はツリガネニンジンと良く似ていて分布域も重なるので区別が難しい花だと思う。区別のポイントは、ツリガネニンジンと比較すると、花冠の先端がすぼまることと、雌しべが花冠の長さに近いほど明瞭に突出することなどと言われて居るのだが、花も変異が大きくて単純には区分出来ない。花冠が私はツリガネニンジンが幅広くて、サイヨウシャジンの方が細長い様な気がすると思っていたがこちらも区別のポイントにはならないのかも知れない。この属には沢山の種類が有り、ソバナ等を含めると日本には20種以上が有る。

今年は早い気もする

[コウヤボウキ]

久しぶりに、近くに有る自然観察の森に出向いた。折角出向いたので、序でに山登りでもしてみようと思い低山では有るのだが大野権現山(699.5m)とおむすび岩(667m?)を歩いて見る事にした。

自然観察の森は広島県廿日市市大野町に有り、ベニマンサクの木が有り秋になると葉が赤く色づき美しいので多くの人が訪れる所で有るのだが、初夏から夏にはハッチョウトンボや秋から冬にかけては鳥達の渡りの飛来或いは休憩地として多くの野鳥がやって来る所としても知られている。

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管理センタ-

この観察の森には小さな人工湖が有り、ベニマンサク湖と名づけられていて、遊歩道が整備されていて所々に野鳥観察小屋が建てられていて湖で羽を休ませている鳥達を観察出来る。しかしあまり鳥は私自身興味が無いので、ここへ来た時には遊歩道の周りに咲いている季節の野草を見て歩いている。

この湖の一番奥に、権現山への登山口が有り、そこから権現山とおむすび岩への稜線に登る登山道が付けられている。平日なので誰も歩いては居なかった、最初は低木の下を少しづつ傾斜を増しながら登って行くと、そのうちに檜林の下になり段々と傾斜がきつくなって来る。ゆっくり登っていると、稜線に有る分岐の少し手前で危うくマムシの子供?を踏みつけるところで有った。登山道に枯葉が落ちていて丁度、マムシの模様と同じ感じで有ったので気が付くのが遅れたのだが、やはりこんな道を歩く時には注意が必要で有る。
分岐で休憩の後に権現山へ登り始めるのだが、最初は水平道で楽だったが最後の方は急登となり岩の間に付けられた階段状の道を登るとヒヨッコリとした感じで山頂へ出る。

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山頂

ここで弁当と思っていたのだが、時間が早かったので、おむすび岩まで行って弁当を食べる事とし、山頂から周辺の山々を眺めて暫く過ごす。大峰山(1040m)が目の前に特異な形で目に入る。そして、瀬戸内海まで続く山並と、西方向に目をやると、安芸冠山(1340m)等も見えるがやや木が邪魔をしている。山頂の大岩の上へ登ってみたりしたものの瀬戸内海方面等も木々が邪魔で宮島等の山々は見えるのだがあまり良い写真は撮れなかった。

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北方向の展望(正面の山が大峰山)

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おむすび岩

本当に「おむすび」が乗っかっている感じ、これが安定に存在しているのも不思議?。瀬戸内海に浮かぶ島々、一番手前の島は宮島の西端


ここから往道を引き返して、分岐まで下り、分岐から小ピ-クを数回登り下りして、約1.6Km離れたおむすび岩の有る岩にたどり付く。おむすび岩とは良く名前が付けられたもので、本当におむすびが岩の上に乗っかっている感じ。ここは全面には木々が無いので瀬戸内海方面の島々と山口県方面の展望に優れている。ここで丁度、12時だったので、コンビニ弁当を食べて岩の上に汗で濡れた上着等を乾かして小一時間過ごす。

と話が花とは別になりそうだが、そろそろ、花の話題に戻す。この近くの秋の山野に見られる花のコウヤボウキとミヤマママコナ(ミヤジマママコナと呼ぶ人も居るが)が少し早いのだが、咲き始めていた。特に、コウヤボウキはベニマンサク湖の遊歩道に少し咲いていて、登山道は大野権現山の辺りで少し見かけた程度で有った。それにしてもこの花を見かけるのは少し早い気もした。昨年は10月の初めの頃で有った様な....とは言え以前、京都から宮津に有る天橋立に行った折、橋立を自転車でサイクリングして対岸の笠松公園の展望台の近くで見たのが8月下旬であったから、今回見たのがそれほど早いとも言えないのかも知れない。

コウヤボウキは高野箒と漢字で書くのだが、高野山と言えば、弘法大師の開いた霊場で有り掃除をするのに使われる箒の材料となる竹等が無かった。これは高野山が商売となる竹或いは果物の栽培を禁じていた為で、寺の僧侶達は、この木を使って箒の代用としていたからだと言われる為で有る。

また、古くは玉箒(たまばはき)と言われていた様で、この木を束にして箒の様にし玉飾りを付けて正月の飾りものにした様で有る。従って万葉集にもこの花は出てくる。「初春の初子の今日の玉箒、手に取るからに揺らぐ玉の緒」と大友家持が歌を詠んでいる。

コウヤボウキの花は一つ〃の花弁がリボン状に見えて先端がクルっとカ-ルした様な感じで、良く贈物のラッピングでリボンで作られたちよっと不思議な感じがする。

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全体の姿 (ややボケているかも)

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花の拡大

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コウヤボウキ
キク科コウヤボウキ属
Pertya scandens

日本では関東地方以西に分布する落葉低木。高野山でこの木を束ねて箒として使ったからこの名前が付いたとか或いは小さな箒として正月の飾り物として使われたとか言われている。葉が幅広い卵形であるが、やや葉が長いものは、ナガバノコウヤボウキと呼ばれる。花は筒状花でややピンクがかった白でリボン状で有る。

存在感の有る花

[パンパスグラス]

昨日、朝のNHKテレビで報道されていた?が茨城県の公園でパンパスグラスが大きな花?を咲かせているとの事だった。そう言えばと思い出して、柳井フラワ-ランドにも咲いていたなと、先月末頃に出向いた写真を見て見たらちゃんと撮って有った。

バンバスと言う言葉は、昔、地理で習った草原の種類で熱帯性草原がサバンナで温帯性草原にパンパス(南米)、プレイリ-(北アメリカ)、ステップ(アジア、ヨ-ロッパ)が有ったと記憶している。紛らわしい名前に紙おむつのパンパ-スが有るので間違わない様にしたい。こういった草原にはイネ科の植物が分布しやすく、この植物は、パンパスの草と言う意味合いを持っイネ科の植物の名前なので有る。

ともかく大型の植物で、こんなものを庭にでも植えたら大変な事になりそうで、公園とかで植えられるしかないだろう。葉は細くて日本のススキと同じ様に不用意に触ると手を切る事が有る。このことから学名或いは花名に使われているコルタデリアの意味は切断と言う言葉から来ているらしい。

花穂は日の光を受けてやや銀色にキラキラと光っているが、日本のススキも小さいのだが、これから秋の草原に咲きその群落を見かけると同じ様にキラキラと輝いて見える。この様にキラキラとする理由は花の付き方等が起因しているのか今度ススキをじっくり眺めて起因を知りたいもので有る。

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全体の姿(Ⅰ)

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全体の姿(Ⅱ)

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パンパスグラス
イネ科コルタデリア属
Cortaderia argentea

名前の示す様にアルゼンチン、チリ-、ブラジルの草原(パンパス)に生育している多年草。日本のススキ等に似ているが大型で数mにもなる。8~10月頃に長さ50~80cm位の長い毛羽の様な花穂を付ける。花色はややピンクっぽい白銀色。

混乱している????

[サルビア・ガラニティカ]

大相撲界の大麻疑惑がまた問題になって来ている。簡易検査で陽性反応が出たらしくて精密検査を実施中との事。本当であれば部屋に所属するその力士の監督責任として北乃海理事長は責任を取る必要が迫られ、当然理事長等の職務を辞任しなくてはならないだろう。
間垣部屋の若の鵬の麻薬発覚で彼を解雇し、親方も理事を辞任した、大相撲界は大変な混乱をしている状況で有ろう。混乱していると言えば、サルビアの名前も混乱しているものが有る。

サルビア・ファリナセアの事を昨日書いたのだが、本日は山口フラワ-ランドに咲いていたガラニティカに付いて取り上げて見る。名札にメドゥセ-ジと書いて有った。ところが、サルビアには流通名として、メド-セイジ或いはメドゥセイジと呼ばれる花が二種有るので有る。

非常にこんがらがる名前を付けたものだ、この花は多分、メド-セ-ジのサルビア・ガラニティカだと思う、もう一方のメド-セ-ジはプラテンシスと言う。

メドゥ或いはメド-と言う言葉はMeadowと記載され、本来の意味は草原に咲くと言うような意味らしい。プラテンシスが元々はメドウセ-ジと呼ばれていたので有り、ヨ-ロッパから北アフリカ等に分布し、日本のサルビアの仲間のアキノタムラソウに少し似ている花を咲かせる。

何で、ガラニティカがメド-セイジと付けられてしまったのかと言うと、日本へ園芸種として輸入された時に、業者がプラテンシスの名前と間違えた事に起因するとの事で、こちらの方が国内では先に流通してしまった為らしい。

サルビアの事に詳しいサイト(YOJI's salvia garden)に色々な事が書いてあるのでサルビアに付いて知りたければ、こちらを参照されると良いだろう。

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全体の姿

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花の拡大

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サルビア・ガラニティカ
シソ科サルビア(アキギリ)属
Salvia guaranitica

南アメリカのパラグアィ等の南部に原産する多年草(宿根草)。草丈は通常1mを越えて、6月ころから花を付け始め晩秋の11月位まで花を咲き続ける。耐寒性も高くて地上部が枯れても翌年は新芽を出して成長する。別名はメド-セイジあるいはアニスセンテッドセ-ジと呼ばれる。

今年の夏は??

[サルビア・ファリナセア]

気象庁がこの夏(6月から8月)の天候のまとめを発表したが、猛暑日の日数が結構多かった様で有る。また局地的に降雨が有りその量も多い(短時間降雨量)と言う変な夏で有ったとまとめている。中国地方では、梅雨に入っても降雨は少なくて気温が高めに推移したので私的には、何か、この三か月は非常に暑い印象であったのだが、昨年と比べて見ると、昨年の、6月から8月は、8月に入って気温が高く、更に残暑が10月初旬頃まで続き昨年は初秋が暑いと言う印象であったので、少しズレが有ったと考えるべきなのかも知れなくて、ことさら今年が異常と言うわけでもなさそうな気もする。

自宅にはサルビアはコクシネア(サルビアピンク)しか植えていない。8月中旬頃から咲き始めているのだが、未だ花数は少ないので、本日はブル-サルビアと言われるサルビア・ファルナセアについて記載しよう。サルビアは外来種の園芸植物で有り品種も多くて、真赤なスプレンデス、花の大きなガラニチカ、花が大きくて沢山付くレウカンサ、背丈の高いアズレア等〃が有る。日本にも山野草としてアキノタムラソウ、キバナアキギリ、アキギリ、ミゾコウジュ等のアキギリ属の謂わば和製のサルビアが有るが、園芸品種とはなって居ない。

サルビア・ファリナセアは読み方によっては、ファリナケアとも呼ばれ、品種もブル-のビクトリアとかエボリュ-ションと呼ばれるものや、白花のシラスあるいはシ-ラスと呼ばれる品種が有る。また萼のみ白で花が青いストラ-タと言う品種も有り、一般的なブル-サルビアと言うには不都合な場合も有り、読みにくいのだが、ファリナセアとした方が良いだろう。

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青花(エボリュ-ション)の全体像

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青花(エボリュ-ション)の拡大

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白花(シ-ラス)

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サルビア・ファリナセア
シソ科サルビア(アキギリ)属
Salvia farinacea

アメリカ南部からメキシコ原産の多年草(非耐寒性)。しかしながら日本では一年草扱い。ブル-サルビア或いは宿根サルビアとして流通している。従って、上手く越冬させれば毎年花を開かせる。

南蛮とは古い

[ナンバンギセル]

秋のススキの下に良く見られる花にナンバンギセルの花が有る。確かに煙管に花の形が似ているのだが、この名前を付けた人は、ポルトガルやスペイン人等の外国人がパイプを使っていたのをそう呼んだのだろう。南蛮と言う言葉は中国古代の都市圏に住んでいた人達が中国の南側の異文化の人を呼んでいた様で、その内に少し侮蔑語となってしまった様で、文化の遅れたと言う様な意味合いで使われた。

日本にこの言葉が中国から渡来した当時は、東南アジアの諸国の人を呼んでいた様で有るが、枠が広がり特に西欧のポルトガル、スペイン(イスパニア)等の事をこの様に呼ぶ様になり、その内、そこから入って来た渡来品にも南蛮○○と名前が付けられて呼ばれる事も多々有る。主な所では南蛮漬、鴨南蛮、カレ-南蛮、南蛮煮とかが有る。大体が唐辛子を使っている料理が多く、唐辛子の事を南蛮辛子とも呼ぶ辺りと関係があるのかも知れない。しかし、南蛮と言う言葉は、やや卑下した響きを持つ事から、今や死語に近く、あまり使われない。

日本の古来の呼び方は『思い草』と言うらしくて、万葉集にもこの花の名前が見られる。従って、恋の歌に登場する草で有り、この花のイメ-ジやナンバンギセルの名からは到底考えもつかない。因みに、万葉集での歌は「道の辺の尾花が下の思草、今更になぞ物か念はむ」(私流の解釈;道の傍のススキの花の根本に咲いているオモイグサと同じ様に、今更、何で思い悩む事があるでしょうか、私は貴方を信じていますもの⇒ちよっと意訳しすぎてるかな?)

しかし、オモイグサは別の花、キキョウ等では無いかと言う解釈も有る。ちよっと、ナンバンキセルの花は、恋と言うにはイメ-ジが離れすぎていると思う。ハマウツボ科の植物は、私の知る限りシオガマギクと言う花を除くと、ヤマウツボ、キョスミウツボと言った怪奇な姿をしている花が多い。いずれも寄生植物で有る。

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横から撮影

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正面から撮影

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ナンバンギセル
ハマウツボ科ナンバンギセル属
Aeginetia indica

ススキ等の根本等に寄生する一年草。葉緑体が無くて、長い花柄を伸ばして、先端にピンク色からやや濃いピンクの花を付ける。パイプ(煙管)に似ているので、昔の人が外国人(ポルトガル人、スペイン人)の事を南蛮人と言っていたので彼らが持っていたパイプに似ていたので付けられた名前。別名はオモイグサとも言う?

継子菜?

[ママコナ]

今日から9月で有る。この言葉を聞くと秋が来たと言う感じがするのだが、まだまだ残暑が続く。先日、中国山地の花の山として名高い深入山(1153m)に登って見たのだが、登山口付近にママコナの花が沢山咲いていた。

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深入山

この地方では、ママコナは開いた唇弁の中心付近に見られる隆起した米粒の様な状態の部分が黄色いものと、白いものが見られる。白いものは、単にママコナと言うのだが、黄色いものはミヤマママコナやミヤマママコナの変種関係に有るシコクママコナと呼ばれている様だ。また、宮島で発見されたママコナは一時期ミヤジマママコナとして分類されていた変種も有る。

ミヤマママコナはママコナと似て隆起部分が白いが、白い部分に黄色が有り、ママコナとシコクママコナとの中間状態の様で、ママコナを白飯とするとミヤマママコナはふりかけをかけたご飯の様で、更にシコクママコナあるいはミヤジマママコナと言われるものはカレ-ライス?のご飯かも知れないなと思う。また、ママコナの苞葉は鋭い鋸歯が有るのに対して、ミヤマママコナやシコクママコナはそれらがハッキリしないか無い。

ママコナは漢字では、飯事菜或いは継子菜と書かれるのだが、飯事(ママゴト)遊びのご飯から来ているのか、継子に食べさせたご飯と言う意味から来ているのかははっきりとはして居ない。野草の名前の著者は、継子に食べさせたご飯とした方が良いのではないかと述べているのだが?

ママコナも花期は夏頃からと言われているが、私はこの花やシコクママコナを見始めると秋が来たなと言う感じの花で有る。

mama01.jpg

全体の姿

mama02.jpg

花の拡大

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ママコナ
ゴマノハグサ科ママコナ属
Melampyrum roseum var. japonicum

北海道から九州に分布する半寄生植物。草丈は30~50cm位になり枝を分けて、茎先端付近には鋸歯の有る苞が有る。花は茎の片面に付く様に見られるが、唇弁で長い筒形、花弁の内がわに小さな米粒を二つ並べた感じの盛り上がりが見られる。この白い部分が米粒を連想させるのでママコナと付いた説と、種子がご飯粒に似ているからだと言う説が有る。花期は7~9月頃。

プロフィール

KAN

Author:KAN
KANの花日記へようこそ、毎日一つの花に限定して日記風に花の事、日常のちよっとした事等を書いています。

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