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春と言えば

タチツボスミレ?]

バンク-バ-オリンピックも無事終了した。これからテレビは元の状態に戻ってしまうのだろう。今回は残念ながら日本の選手団としては、金メダル無しに終わってしまったが、4年後のロシアのソチ大会に向けて気を新たにした選手、この大会で引退を決意した選手と出て来るであろう。大会に出られた選手はお疲れ様でした。

昨日梅まつりで賑わう冠山梅林の山裾の日当りの良い草地を見たらスミレの花が数輪咲いていた。最初はノジスミレかなと思ったのだが茎に殆ど毛が無い事や、葉が未だ完全に出ていなかっただが、根元付近に有る葉の傍に托葉が有ったのでタチツボスミレだろう。スミレの花が好きなので例年良く見に出向くのだが、今までタチツボスミレで一番早く見たのは、3月14日前後で、2月に見たのは初めてである。

ただ、葉の形態からするとタチツボスミレより少し長い感じでタチツボスミレの仲間のナガバノタチツボスミレかもと思ったのだが、一般的に良く見られるナガバノタチツボスミレは葉の葉脈がやや赤褐色のものが多いので、タチツボスミレだろうとした。ただ写真を改めてみて見ると何かタチツボとは少し違う様な気もして来ているのも事実で、スミレの同定も難しいのを改めて知らされた。

これから、野山に出るとスミレ類を多く目にする事が多くなるが、一番早く見かけるは、低地付近ではノジスミレやコスミレ等で、その後に普通のスミレの花を見る事が多い。また山地に入ると、アオイスミレやコタチツボスミレ等を見て、シハイスミレがその後に見られる。

自宅のスミレは今年は成績が悪くて、何とかラブラドリカ(雅スミレ)が頑張っていて、葉の間から時折小さな花を見せてくれてはいるが未だあまり旺盛には活動していない。他のスミレは未だ葉も枯れた状態で休眠しているのか、株ごと枯れてしまったのか分からない状態で有る。

スミレの咲いているのを見ると、春が来たと言う感じを強く受けるので、少し心うきうきとしてしまい、これから何処でどんなスミレに出会えるのかなと期待もしてしまう。

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全体の姿

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花の拡大

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タチツボスミレ
スミレ科スミレ属
Viola grypoceras

タチツボスミレは北海道から沖縄まで、分布する多年草。海岸線から海抜2,000mの高所まで、ほとんど立地を問わずに生育しており、地域ごとの形態の変異も多様である。花期は3月上旬から5月下旬。早春の林内を散策していて、目に付くスミレの代表だろう。タチツボスミレの変異種として、ナガバタチツボスミレ、コタチツボスミレ等も良く目にする。ナガバタチツボスミレとは三角形状の葉が無いこと、コタチツボスミレとは心形の葉がほとんどであることから区別されるのだが、スミレの仲間は花期と果期では葉の形が全く異なる場合が多く、同定はなかなか難しい。

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ちよっと迷ったスミレ

[ヒゴスミレ]

この前から、育てているスミレが時折返り咲きをしているのを見かける。このスミレはヒゴスミレの鉢に咲いていたスミレなので有るが、ヒゴスミレの特徴があまり見られないので、てっきり別のスミレかと思っていた。写真の手前の葉は、明神スミレのものでいつの間にか、ヒゴスミレの鉢の中を占領している。それで、このスミレの花茎を調べて見ると、ヒゴスミレの根本から出ていたので、間違い無くヒゴスミレの花の返り咲きで有る事が分かった。

日本の山野等に咲くスミレは60種から80種とも言われているのだが、このスミレが咲く自生地は広島県では備北地域、島根県でも中西部位で有り二度程、島根県の山でお目にかかった程度で、あまりお目にかかっていない。

自宅のヒゴスミレは二株あるのだが、どちらの鉢にも何故か、スミレ(マンジュリカ)の変種で有る明神スミレが占領している。多分、今年、鉢を明神スミレとヒゴスミレを隣同志にしたのが悪かったのかも知れない。所が、このヒゴスミレは園芸店で購入したもので、あまり山野に見られる花の特徴が少ない様で、どちらかと言うと、花弁の唇弁の基部に紫色の筋が明瞭では無い。

話はそれるのだが、ヒゴスミレと明神スミレが交配するとスズキスミレなる品種が出来るらしいので、この鉢の明神スミレは抜かないでおくことにして有る。果たしてスズキスミレが家庭の鉢の中で誕生するので有ろうか?

higosumire002.jpg

全体の姿

higosumire001.jpg

花の拡大

手前に写っている葉は明神スミレの葉で、返り咲きするらしくて蕾が付いている。

higosumire003.jpg

今年3月の頃に撮影した花

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ヒゴスミレ
スミレ科スミレ属
Viola chaerophylloides f.sieboldiana

関東地方より西の山野に分布する多年草。複葉を持つスミレで有るが、同じ複葉を有するエイザンスミレと葉を比較すると五分裂しているのが特徴で有るが、更に小葉は細分裂する。花の咲く時期は4~5月頃で、花は白くて唇弁の基部には紫色の筋が入る。また側弁の基部に微毛が認められる。

今年の夏、さんざんな目に会ったスミレ

[ツタスミレ]

今自宅のスミレが返り咲きしているものが三種程有る。コタチツボスミレとスミレの変種で有る明神スミレ、それと、このツタスミレ(ツルスミレ)で有る。元々ツタスミレは周年性を有しているので、返り咲きと言うのは変かも知れない。

ツタスミレはツルスミレや流通的にはパンダスミレと呼ばれているスミレで有る。園芸上はビオラの仲間として扱っている場合もあるのだが、ビオラは元々スミレを園芸品種として改良されたものなので、園芸品種をビオラとし、原種のスミレはスミレとして取り扱った方が混同しなくて良いと思う。

学名はスミレもビオラも日本語でスミレ科で、スミレの場合は、学名はViola ○○と言う風に付けられ、ビオラやパンジ-の様な園芸種の場合はViola×wittrockianaとしている。

このツタスミレは最初に見たのがスミレ展に出向いたおりに、面白い花だと思っていたのだが、直ぐに家内が小さな株を知人から貰って来た。そしてプランタ-に植えたら見る間に蔓を伸ばして、現在は小さなプランタ-一杯に繁って居る。しかし、今年の夏は、毛虫に一晩で葉が食いつくされてしまった。その毛虫はどうもツマグロヒョウモンの幼虫で有った。小さな蝶からは想像出来にくいグロテスクな幼虫で有る。

ツマグロヒョウモンはスミレを食草にしているから酷い事になってしまったのだが、最近は葉も復活して、この様な花を付けている。

いつもこの時期、返り咲きのスミレを見ると気が早いのだが、春に野に咲くスミレを追っかけするのが待ち遠しくなって来る。

tutasumire001.jpg

全体の姿

tutasumire002.jpg

花の拡大

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ツタスミレ
スミレ科スミレ属
Viola hederacea

別名がアシナシスミレ、ツルスミレと呼ばれるのだが、パンダスミレと流通名の方が有名。オ-スチラリアからマレ-半島付近まで分布する多年草。本来の花期間は4~6月頃であるのだが、結構一年中咲いている気がする。花弁は白であるのだが、中央付近が紫色となっていてパンダを連想させるのでパンダスミレとして流通している。本来は蔓状に根や茎を伸ばして広がって行くので、グランドカバ-等として利用されて来た。

今年は吾妻山で

[ダイセンキスミレ]


GW後半の初日、広島県と島根県の境をなす吾妻山に行って見た。行きの高速道路は普通の休みに比較するとやや車が多かったとの印象でさほど混雑はしていなかった。通勤割引の時間帯を利用すると、100Km以下の走行ならば通行料金が半額になるからこれを使わない手はないので利用する。
連休初日で吾妻山国民休暇村の駐車場も混み合うのかと思っていたけれど、着いて見るとさほど混んでおらず、白線を引いてある部分に楽々駐車する事が出来た。今回は連れて行った人が三年程山に登って居ないと言う事で吾妻山のみ登り大膳原分伎から南の原、そして大池、ひょうたん池等を巡る楽々ハイキングとした。

daisen01.jpg

吾妻山は中国地方では花の名山として知られている。国民休暇村の建物の裏の池にはミズバショウとミツガシワが植えて有るのだが、ミズバショウは既に終わりに近く、ミツガシワの花が数輪咲いていた。また周辺にはスミレが群生しているのだが、ほとんどがオオタチツボスミレの群落で有った。ゆっくりと草原を山頂に向かって進むと、少し大きな池(原池)が有るが、この周辺は初夏から秋にかけて色々な花が彩をそえるのだが今回は未だ何も咲いて居なかった。

少し登ると最初にフモトスミレが群生していた。そして草原から登山道の境付近から黄色い花を付けたスミレが見られる様になった。ダイセンキスミレで有る。ダイセンキスミレはオオバキスミレの変種で中国地方の限られた場所にしか咲かないスミレで有る。

名前から当然、大山山系や大山に近い蒜山山系等と少し離れた道後山付近、比婆山山系付近に咲く。昨年は道後山に登り、岩樋山付近で沢山見させて貰ったので有るが今年はここ吾妻山で鑑賞する。登山道をゆっくりと登ると、群生はないものの山頂まで、ずっとこの花が咲いていて黄色だから良く目につく。山頂(1238m)付近にも沢山見られた。

花を良く見ると、当然黄色い花弁で花弁の裏側はやや紅紫色を帯びていて、側弁基部に微毛が生え、唇弁には紫色の筋が入り、葉は光沢が有り葉脈に沿って凹んだ形で、茎はやや赤褐色で有る。

ここでゆっくりと、眼下の大膳原を挟んで出雲烏帽子山、比婆山、池の段、立烏帽子山等の比婆山山系と少し離れた福田頭の山並みをみながら弁当を食べる。下りは大膳原方向へ降りて、ミヤマカタバミ、ユキザサ、山陰型のスミレサイシン、エンレイソウ、ヤマネコノメ、ボタンネコノメ、タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、オオカメノキの花等を見ながら南の原方面へ進み後は大池、ひょうたん池付近を散策した後、休暇村の本館でコ-ヒ-を飲んだ後に帰路につく。

daisen02.jpg

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ダイセンキスミレ
スミレ科スミレ属
Viola brevistipulata var.minor

中国地方の大山、蒜山系と広島県と鳥取県県境付近の道後山、広島県と島根県県境の吾妻山、福田頭、比婆山系等に分布するオオバキスミレの変種と言われるキスミレ。オオバキスミレに比較すると高さが低く、地下茎が太い等で異なっている。オオバキスミレの仲間は日本海側に分布している事が知られている。普通のキスミレは花に比較して葉が小さくて静岡県より西の太平洋側に分布し、花期が少しオオバキスミレの仲間に比較すると早い様で有る。

三瓶山に咲いていたスミレ

[三瓶山のスミレ]


最近はお天気が安定している。絶好の登山日和が続くので、予定では寂地山から右谷山或いは冠山に出向いてカタクリ及びスミレ類の鑑賞をと思っていたので有るが、三瓶山にオキナグサが咲き始めているとの情報から三瓶山まで出向く事にした。三瓶山は中国地方で活火山として、萩市の阿武火山群と同じ様に認定されている山で有る。ただ、最近の火山分類では昔の休火山と言う分類の山も大体が活火山として分類されている。

オキナグサとスミレ類を北の原の草原一体で先ず鑑賞して見た。サヒメルと言う三瓶自然館と言う施設が、この草原の一角に有り三瓶山の自然或いは成り立ち等を紹介している。以前二度程入館して見たが、動物、植物、火山そして、天体に付いて一般の人に分かりやすく展示がされていた。

オキナグサは、草原のあちらこちらに分布していて、沢山の人が歩いているから踏まれないかと心配。昔は三瓶山を取り巻く草原に沢山分布していた様で有るのだが、近年数が減少して来たとの事で、その復活作業も進められてかなり増えて来ている様で有る。オキナグサの観賞の後、今度はスミレを探して見る。

ニョイスミレが姫逃池の周辺の湿地に分布し、コナラ等の有る林床付近はタチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレが群生していた。ニオイタチツボスミレはバイオレットの匂いが微かにする。そして普通のタチツボスミレより花も綺麗で有る。

nioi.jpg

ニオイタチツボスミレ(Viola obtusa)

ニオイタチツボスミレは地味なタチツボスミレ類の中では華やかで、香りも有る事からタチツボスミレ類の中では最も好まれる?種類の一つで有る。

やや明るい土手にスミレ(マンジュリカ)の群落が見られ、伸び始めた周りの草と競争していた。更にスミレの咲いている付近を見ていると葉柄に翼の無くて、葉も三角形で大きいスミレが咲いていた、花弁も一か所だけだが、桜の花の花弁の様に凹んだ部分が有り恐らくサクラスミレだと思われる。

あまり高原のスミレの観賞ばかりしていると山地に咲くスミレを見る事が出来なくなるので、切り上げて男三瓶山に登りながら別のスミレを探す事とし、登山支度をして姫逃池コ-スから登山を始める。標高600mから750mの低い部分の林床下を注意しながら見て見るとアケボノスミレが散見される。このスミレも大きくて華やかな感じのするスミレで有る。花色がワインレッドで葉は展開して居ないものが多くて丸まっていた。

akebono.jpg

アケボノスミレ(Viola rossi)

このスミレの後、やや標高の高くなった所にはスミレサイシンの花が多くなる。スミレサイシンは根がワサビの様に太く、ある地方では、このスミレの根を摩り下ろしてトロロ芋の様にして食べていたらしくて別名、トロロスミレとも言われる様で有る。花はやや薄い紫のものと、やや白味が強いものが混在していた。このスミレサイシンが続く様になると、標高が900mを越えて花も少なくなり山頂も近くなって来る。

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スミレサイシン(Viola vaginata)

スミレサイシンは日本海側に多く分布し、太平洋側はナガバノスミレサイシンが分布する。またスミレサイシンも葉が細長いものが山陰側に見つかる事が多いのだが、これを山陰スミレサイシンとして別分類する場合も有る。ただここで紹介したスミレがスミレサイシンなのかサンインスミレサイシンなのかは葉も展開して太くて広い事から考えてスミレサイシンとした。

山頂に立つとやや春霞で遠くの景色がはっきりしなくて、近くの大江高山や神話の世界に登場する稲佐浜の海岸線或いは大山の姿ははっきりと見れなかった。ただ新緑の室の内(旧火口跡)を取り巻く女三瓶山、大平山、日影山、孫三瓶山が目に鮮やかに飛び込んで来た。帰りも単調な往復下山とした。

プロフィール

Author:KAN
KANの花日記へようこそ、毎日一つの花に限定して日記風に花の事、日常のちよっとした事等を書いています。

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