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師走に入った

イソギク


本日から12月である。振り返って見ると一年なんてアッという間に過ぎてしまう。Blogも今年はあまり記載しなかったし、今月もどうなるのか分からないのであるが月始めくらいは書いておきたい。

先日からPCの調子が悪くなり、スタ-トアップ出来なくなってしまった。色々と試して見たのだが、改善されず仕方が無いので、システムの入っているCドライブのみ再インスト-ルし直した。backupをCドライブのドキュメントに保存していたものだからメ-ルのアドレス、各種パスワ-ド等が不明となってしまった。これは大変反省させらる所であった。他のメディアと紙に記載して残しておかないと問題が有るので今後はそうする事にした。

以前のものは丁寧に紙に記載して残していたので、プロパイダ接続やメ-ル接続は問題無かったのでは有るが、ウィルスソフト等の接続パスワ-ドが不明となり問い合わせで確認して復旧は出来た。

今週の日曜日に広島市植物公園へ行ったのだがその折に撮影した花の画像も全て無くなった。紅葉を見に最初は宮島に出向こうと思っていたが、宮島口付近が混雑しているとの事だったので急遽、植物公園へ出向く事とした。

植物公園の樹木の植えてあるゾ-ンも紅葉がとても綺麗であったのだが、今年はモミジバフウの紅葉があまり綺麗では無かった。11月の暖かさが響いていると思われる。そう言えば自宅の皇帝ダリアもまだ沢山の花を付けているから、今年は少し晩秋の気温が高かったと言う事になる。

この時期は本来は花が既に少なくなっているのだが、今年はそういった影響からか、ノギクと言われる花も沢山植物公園には残っていた。アシズリノギク、ナカガワギク、ダルマギク等は沢山花を付けていた。その中で中国地方では野生種の無いイソギクも多く見られたので本日はイソギクについて記載しておこう。

この菊は、東日本の限られた地域(東日本の千葉県の犬房埼から静岡県の御前崎、伊豆諸島の海岸線の崖にしか自生しているものは無い)でしか自生していないのだが、古くから栽培されているので、色々な場所で見る事が出来る。

花が小さくて筒状花のみで構成されているので、菊人形の着物等に使われる事が多く、古くから栽培されているらしくて、意外と身近で見ていたかも知れない。野菊は元々、交配しやすく、植栽されている家菊との交配種が出来て、舌状花を持つハナイソギクと言う種類の菊も有る。

イソギクは磯に咲く菊と言う事で、名前が付けられた様で有るが、四国の徳島県から高知県にかけて、同じ様な筒状花からなるシオギク、紀伊半島に分布するキイシオギクと言う良く似た花が有るが、こちらは塩菊(潮菊)或いは潮風菊と呼ばれている。イソギクの場合は太平洋側に咲いている事を意味する学名pacificumが使われているが、シオギクの場合は和名がそのまま学名、shiwogikuとして使われているのも面白い。両者は一つ一つの花の直径が違い、イソギクが5mm程度で有るのに対して、シオギクは10mm程度と大きいらしい。キイシオギクはイソギクとシオギクの中間型との事だ。

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全体の姿

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花の拡大


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イソギク
キク科キク属
Chrysanthemum pacificum

千葉県の犬房埼から静岡県の御前崎、伊豆諸島等の太平洋岸の崖等に分布する多年草。栽培している場合も多い、筒状花からのみなり花径5mm程度のものが密集して、茎先に付く。葉は厚くて、表面には腺点が有り、緑色だが、縁が白くなっている。葉の裏は微毛が密集しているので銀色に見える。

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11月に入った

ツワブキ

本日から11月、もう今年も残すところ、ふた月となってしまった。これからこの地方は紅葉が話題となり秋が過ぎて行く感じで、冬の到来も近い。

先週の土曜日と今週の日曜日にかけて、地区の神社の秋の例大祭が有った。地域の氏神様で結構古くから住んでいる方には子供の頃に神社の境内で遊んだ思い出が多い様で有る。その前の週に神社の草刈をしたのだが、少し小高い所に建てられているので、斜面の草を鎌や剪定ハサミで取り除いて一応綺麗にした。その折に結構色々な秋の草花が咲いているのに気が付いた。コウヤボウキの白いリボン状の花やツワブキの黄色い花が目立った。

良く見て見るとツワブキは昨年も咲いていたのだが、少し数が増えた感じがする。自宅のツワブキも数株有るのだが今年は花を咲かせてくれた。多分昨年は貰った株が小さかった為か花が付かなかったが今年は咲いてくれたという程度。シュウメイギクとタイワンホトトギスの間に数株を移植したので、今年はそれらの花色(ピンク、濃ピンク)を背景として黄色の花色が映えている。

最初の株は桜(シナ実桜)木の下に植えたのだが、そちらはヒンデス(ウィンタ-コスモス)の花色と同色であまり目立たないので少し移植したのが正解だったかとも思っている。

ツワブキと言えば、島根県の津和野町がこの付近では有名で有るが、萩市から下関方面へ向かう海岸線のツワブキの群生も綺麗だ。この時期、その海岸線の島の角島はダルマギク、ホソバワダンそしてツワブキが群生しているのを思い出した。先日、NHKのBSで火野正平が出ている番組「にほん縦断 こころ旅」で角島の事が紹介されていたが、ダルマギク等の花の映像は無かった。55日目の絶対、"角島"と言う内容で、投稿者が「沖縄!?」と思う位キレイだった。秘密だけれど彼氏が代わるたびに行きます...なんて.....

ひとそれぞれ心象は異なるからなんとも言えないけれど、さて自分だったら何と書くのかなと思った番組内容だった。

01no1.jpg

全体の姿

01no2.jpg

花の拡大

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ツワブキ
キク科ツワブキ属
Farfugium japonicum

福島県より以西の本州から琉球諸島にまで分布する多年草。葉がつやつやとしておりフキの葉に似ているところから艶の有る葉の蕗から転化したものと思われる。花は茎の頂部に4~5cm程度の散房花序で数輪黄色い花を付ける。

ご丁寧に

サルビア・レウカンタ

先日このBlogに記載した萩市吉部上に有る雲林寺から、一枚のハガキが来た。多分、住職の奥様からだとは思うのだが?少々びっくりしている。
そう言えば、福招きの招福堂は、猫ちゃんを愛する全ての人の為に2月22日の猫の日に開眼したそうで、そのお堂の前や、お寺さんの本堂に、猫神籤が有り引いてみると大吉で「こころ素直にもっていければ運はさらに良くなり、よく人につくすとさらに良い運に恵まれる」と言う文が書いて有りました。葉書の内容は下の写真の通りだけれど、ご丁寧すぎてこちらが恐縮している。

hagaki.jpg

葉書


最近大分涼しくなって来てすっかり秋の気配に包まれてしまっている。成長が遅いと心配していた皇帝ダリアも開花に向けて背丈が随分と伸びて来た。2mの添え木を継ぎ足して4mにしたが、その中ごろまでの背丈になって来ているから3m近くの草丈となっている。広島市立植物公園の大きな株は7m近いものがあるからそれには当然かなわないのだが大きくなるものだ。

今は自宅の花はダリアがそろそろ終わりに近づき、キンモクセイの香りと、今冬の初旬に向けた草花のスイセンの芽やサザンカ、椿の蕾が膨らみ始めて季節の移ろいを感じさせてもらっている。その中にあって今一際目をひくのがサルビア・レウカンタの花で有る。サルビア・レウカンタはサルビア・レウカンサ或いはメキシカン・ブッシュ・セ-ジ或いはアメジスト・セ-ジとも呼ばれる花で有る。セ-ジと流通名についてはいるが、ハ-ブとして和名の薬用サルビアでは無い。
セ-ジは消化、殺菌等の効果が有りハ-ブ茶等や肉料理の匂い消し等にも良い。またセ-ジの花は白みの強い空色で6~7月頃にサルビア属特有の唇弁状の花を付けるが、このサルビア・レウカンタはかなり大型でビロ-ド状の濃い紫色の萼に白い花を沢山付ける。

今年は二本植えていた株の一つが大株に育ち昨年に比較すると沢山の花を付けたが、何故か大体同じ位置に植えていたサルビア・ガラニチカは無くなってしまった。サルビア・ガラニチカもメド-・セ-ジと言う別名が有るのだが、やはり日差しの強い庭には向かなかったのかも知れない。

medsage28.jpg

全体の姿

medsage29.jpg

花の拡大

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サルビア・レウカンタ
シソ科サルビア属
Salvia leucantha

アメジスト・セ-ジ或いはメキシカン・ブッシュセ-ジの流通名が有る。常緑の多年草。セ-ジと流通名で呼ばれているのは普通のサルビアと区別する為らしいが、セ-ジは消化、殺菌等の薬効果が有るが、この花は効果は低い。花は白く、それを取り巻く萼片が濃青紫色から淡青紫色のビロ-ド状で美しい。

元気が何より

シュウメイギク

昨日は体育の日の祝日で有ったが色々な用事と重なり積極的に運動をする様な事は無かった。元の会社の人から登山した帰りにシュウメイギクの群生が見られたと写真を添付したメ-ルを貰った。確かに凄い群生で有りうまく環境が合うと凄い群落となるのだなと思った。最近は、その方とも会う事も無いのだがお元気に過ごしていらっしゃる様で、元気がなによりと言ったところ。

自宅のシュウメイギクは植えている位置の問題もあるが、矮性の方は今年植えかえてやったら濃いピンクの花が少しづつでは有るが咲き始めている。この写真のものはキンモクセイの木の下に植えて有りやや背丈が高いのだが淡いピンク色の花を毎年付けてくれるのだが増殖させていないので一株から分岐して特に今年は沢山花を咲かせそうな感じがする。

京都市北部の貴船付近に多く見られたので、貴船菊(キセンギク或いはキブネギク)とも呼ばれる事が有る。元来中国の植物なのだが、日本へ渡来して帰化したものと考えられている。おそらく京都に都が有った時代に貴船付近に植えたので有ろう。葉が菊の葉に似ている等から貴船菊の名前が付いたものと思われる。またシュウメイギクは秋明菊と漢字で書かれるのだが秋にキク(菊)に似た花を咲かせるところからシュウメイギク(秋明菊)と名付けられたが、少し意味不明かなと思っている。

花は、花弁は無くて萼から成っており、普通は萼片が五枚の物が多い。なかには八重咲きのものも時々みかけるのだが、一般的なものは萼片が5枚。白花品種は草丈が高いものが多い様な気がするが、自宅に植えたらいつの間にか絶えてしまった。

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全体の姿

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白花品種(広島市立植物公園にて撮影)


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シュウメイギク
キンポウゲ科イチリンソウ属
Anemone hupehensis var.japonica

中国から古い時代に帰化した植物で、キクと名前が付いているが、アネモネ等の仲間で有る。漢字で秋明菊と書かれるが、他にも貴船菊とか、秋牡丹とか呼ばれる事も有る多年草。花弁は無くて萼が大体五弁のものが多いが、八重咲きの品種も有る。

お寺の庭に

キツリフネ

山口県萩市に吉部と言う場所があるのだが、そこにちよっと変わった山寺が有る。雲林(禅)寺と言う臨済宗南禅寺派のお寺さんなのだが、角田さんと言う住職さんが地域振興にも一役買われていたり、法話と読経の会を開かれたり、また自身が広島県三原市に有る紅葉の名刹の佛通寺で修行をされていた折に猫と出会い猫と人間の不思議なえにしを感じ、この雲林寺に住職として赴任したおりに萩市の天樹院(今は無い)の末寺で有ったことから、天樹院の事を調べて見ると毛利輝元の家臣の長井元房と言う人と愛猫の伝説が有るのを知り、猫の魂と陰徳を積む人々に福を招かんと発願して招福観音菩薩を勧進供養していると言った少し面白い方で有る。

この愛猫の伝説は、毛利輝元候が死去した折に、長井元房と言う侍が殉死したのだが彼の飼っていた猫も主人の元房に殉じて元房の49日の後、自ら舌を噛み亡くなったとされ、天樹院の住職が輝元候、長井元房そしてこの猫を同じ墓所の敷地内に供養したと言う伝説が有るらしい。

津和野へドライブへ行った折に、このお寺さんの事を思い出しついでに寄って見ようと出かけて見た。津和野から萩市へ抜ける道の途中に元、むつみ村の吉部上と言う場所が有りメイン道路から一本山側に有る旧道の傍にお寺は立っていた。ツワブキが咲く山門を潜ると、仁王様ならぬ猫ちゃんの大きな木造が本堂前の縁先に二体と、招福堂と言うお堂の前にもやや小さな石作りの猫ちゃんが立っていた。

住職さんやご家族の方が出てこられて、お寺さんに飾って有る色々な猫の置物や園山俊二さんの猫の絵等を説明して下さり。本堂の前の縁先でお茶とお菓子の接待までして下さった。大変申しわけなく思いながら本堂前の庭先を見ると、キツリフネ、ツワブキ、フジバカマ等が植えられていた。キツリフネは山の湿地の有る所に見られるのでちよっと不思議な感じもしたのだが久しぶりにこの花を見させてもらったと言う感じで猫ちゃんのご利益が有ったのかなと思った。

本堂外の駐車場へ続く道にはヒガンバナやハギの花も咲き山里の美しい風景を印象付けてくれた。お寺に有る仁王様の代わりの招き猫の像はチェンソ-ア-ティストとして活躍している林さんと言う方が作られたとか、この方の事は少し前にNHKのクイズ番組で紹介されていたのであの方だったのだなと思いだした。

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本堂前の招き猫像

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一体の拡大

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招福堂

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キツリフネの全体の姿

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花の拡大

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キツリフネ
ツリフネソウ科ツリフネ属
Impatiens noli-tangere

北半球に広く分布し、日本では北海道から九州にみられる1年生草本。低地から山地の谷あいの林内や林縁など、湿った半日陰地に生育する。花は7月下旬頃から9月下洵頃に咲き、わずかに紅色を帯びた薄い橙色から黄色で、紅色の点が全体にあり、この色は薄いものから目立つものまである。萼片は3枚で、花柄が付いている所に左右に2枚ある小さなものと、後方に長く嚢状になり、末端部が距になっているものが萼である。花弁は上側に反り返っているものが1枚、下側に2枚づつが合着したものが2枚、本質的には5枚
である。

プロフィール

Author:KAN
KANの花日記へようこそ、毎日一つの花に限定して日記風に花の事、日常のちよっとした事等を書いています。

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