多くの別名が有る花
[ヤブラン]
今年の夏は暑かった為か、自宅のヤブランの花付きが悪い。咲いてはいるものの数が少ない。この花の写真は山口フラワ−ランドに咲いていたものを使っている。斑入りで園芸種で有る。
ヤブランは山道を歩いていると林縁等に見かけるユリ科の花で、穂状に付い沢山付くのだが、蕾の状態の時が春に咲くムスカリに似ているので、サマ−ムスカリとも呼ばれたりする。また、良く似た花にジャノヒゲ属のノシランと言う植物が有りノシメランと呼ばれたり、更に、山菅とも呼ばれたりする。一説では山菅はヤブランでは無くてジャノヒゲではないかとも?山菅は万葉集に出てくる花で有る。ジャノヒゲの花もヤブランと良く似ていて、自宅のジャノヒゲにもやや淡い紫色の花が付いているから、区別はつき難いかも知れない。
ヤブランはリリオペとも呼ばれているのだが、リリオペとは、泉に住んでいたニンフ(妖精)の名前で、ナルシストの語源となったナルシスの母親の名前で有る。またリリオペが小惑星の名前に付いている事を知っていればかなりの天文通であろう。
ヤブランは蕾の時の方が良く目につくが花は紫色で六弁に分かれて中心部は黄色で小さくて可愛いのだがあまり開いた花を鑑賞される事は少ない様で有る。
全体の姿
拡大(一部開花が見られる)
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ヤブラン
ユリ科ヤブラン属
Liriope muscari
日本では関東以西に分布する常緑多年草。写真のヤブランはフイリヤブラン(斑入り藪蘭)であり園芸種。園芸種の場合は斑入りが好まれ園芸店、ホ−ムセンタ−等で出回っている。ラン科の植物では無いが、春のシュンラン(ラン科)に葉が似ていて、良く藪といった感じの所に生えているから付けられた名前。別名は学名のリリオペ或いはノシメラン等とも呼ばれる様だ。花期は8〜10月頃までで、紫色の花を付ける。














